2021年10月21日(木)に開催したNIKKEI LIVE「世界を動かす仮説の立て方」では、客観的なデータと直感力をうまく融合させながら、常識にとらわれない思考によって発想を生み出すにはどうすればいいかについて議論しました。イベント内容の一部をご紹介します。 『ぼくらの仮説が世界をつくる』『観察力の鍛え方』の著者で、クリエイターエージェント会社コルク代表取締役の佐渡島庸平さん、実名登録された有識者の生の声を直接ヒアリングできるナレッジプラットフォームビザスクCEOの端羽英子さんをゲストにお招きしてお話を伺いました。聞き手は、日本経済新聞社DXエディター杜師康佑が務めました。 ◇ ◇ ◇ ー杜師エディター 参加者の方から「仮説を立てるにはいろいろな情報を収集すると思いますが、情報を集める基準となるポイントは何ですか」という質問です。情報収集の際に意識していること