初代マクロスのエースパイロット、 マクシミリアン・ジーナス(マックス)というのは 当時(今でも?)異色の ロボットアニメで主人公よりロボットの操縦が上手という 我々小学生にとってはまことに複雑な感情を抱かせられる キャラクターだった。 私は非常に単細胞なので真っ直ぐにアニメの主人公に感情移入するので 主人公よりロボットの操縦が上手というキャラが居ることに、ある種の挫折感を抱いたものだった。 あるいは世の中上には上がいる、という認識は現実世界ではなくてアニメの世界ではじめて感じたことではないだろうか。 それでもTV版のときには主人公のほうが階級が上だったので マックスは下から下から主人公に接していたのでまだ救われたが 劇場版では立場が逆になっていて、一条くんしっかりしてよね、てきなことを主人公言い出したときは屈辱的な気持ちを味わった。 あるいは自分より後輩の人間が上役になるという感覚を味わっ