ケネディ暗殺を上回る「アメリカ民主主義の汚点」 2021年1月6日、アメリカの民主主義はすんでに破滅するところだった。ケネディ大統領暗殺を上回る汚点として、歴史に刻まれるに違いない。 前日1月5日(火)、ジョージア州の上院補選で、共和党の議席だった2議席を両方とも、民主党が獲得した。まれにみる激戦で、開票98%になっても当確が出なかったほどだ。これで上院は50対50。賛否同数の場合は、上院議長のカマラ・ハリス副大統領が決する。上院は民主党が支配することになった。 明くる1月6日(水)は、議会で、大統領選挙の結果を確定する日だった。1月20日の大統領就任式の前の、最後の手続きだ。各州の選挙人の投票結果を、州ごとに確認していく。 「選挙は不正だ」「当選が盗まれた」「議会は選挙結果をくつがえすべきだ」と主張するトランプ大統領は、上院議長を務めるペンス副大統領が職権で、結果をひっくり返すよう圧力を
![トランプよ、さらば…! 日本人は知らない「米議会占拠の真実」と「トランプの最期」(橋爪 大三郎) @moneygendai](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/c9426ea8c5fcd631c3e630e8abfdbbbdea11ed4c/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fgendai-m.ismcdn.jp%2Fmwimgs%2Fa%2F1%2F1200m%2Fimg_a1949c8e18cca4023eb841b003e154e4654136.jpg)