1994年3月16日にNHKが放送したドキュメンタリー「原発導入のシナリオ〜冷戦下の対日原子力戦略〜|現代史スクープドキュメント」の完全に文字に起こした。「原発」が強く政治的に導入されたいきさつを理解する助けになるだろう。過去と私たちの間には、いくつかの断絶があるが、歴史は、現在の政治家や学者の口先以上に雄弁に事実を物語っている。 1時間のドキュメンタリーを10分でお読みください。 第1回目。米ソが水爆開発に躍起になっていた最中の1954年、極秘におこなわれていたビキニ水爆実験で、第五福竜丸が被ばくし、放射能パニックに陥った 日本。そんな中、アイゼンハワー大統領が核の平和利用と唄った「原発」を日本に作るため、「毒は毒をもって毒を制す」という題目を掲げた柴田秀利(TOP 画像右)という男が暗躍し、読売新聞社主、正力松太郎(TOP画像左)とアメリカをつなげた。福島第一原発事故真っ只中の今、当時
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