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ブックマーク / www.newsweekjapan.jp (12)

  • 松本人志を自分の「家族」と見なす人々への違和感

    <週刊文春が報じた「松人志の性加害疑惑」が世の中を賑わせている。ネット上ではさまざまな誤解や偏見もあるが、最大の問題は多くの人が松人志を自分の「家族」と同列に見なしていることではないか> 松人志の一件にどうしてこれほど注目が集まるかと言うと、令和6年現在の日人の価値観や日社会の目指している方向が、ありありと映し出されるからだろう。 この問題は一人のお笑い芸人の醜聞という範疇をすでに超えており、日社会の未来像にまで関わる話になっている。この件について何かを語る時、その人のお笑いに対する態度や芸能人への意識、性加害に関する見識、男女の性差についての考え方など、内面のさまざまな価値観や人間性が露呈してしまう。つまり、少々危険な話題である。 X(旧ツイッター)上は例によって過激な言葉があふれており、それだけでお腹いっぱいという人も多いだろう。コラムは良くも悪くも、それほど極端なことを

    松本人志を自分の「家族」と見なす人々への違和感
  • トランプが要求したウィスコンシン州の一部再集計、バイデンのリードが拡大に

    米大統領選を巡り、トランプ大統領の選対陣営が求めていた票の再集計がウィスコンシン州ミルウォーキー郡で11月27日終了し、民主党のバイデン前副大統領(写真)のトランプ氏に対するリードが拡大した。25日、デラウェア州で撮影(2020年 ロイター/Joshua Roberts) 米大統領選を巡り、トランプ大統領の選対陣営が求めていた票の再集計がウィスコンシン州ミルウォーキー郡で27日終了し、民主党のバイデン前副大統領のトランプ氏に対するリードが拡大した。 約46万票の再集計後、得票数はバイデン氏が257票、トランプ氏が125票、それぞれ増えた。 トランプ陣営は、ウィスコンシン州でトランプ氏の得票数がバイデン氏を2万票以上下回ったのを受け、人口が多く、民主党寄りのミルウォーキー郡とデーン郡で、再集計を求めていた。 デーン郡の再集計は29日に終了する見通し。 ミルウォーキー郡の当局者は再集計後、「ミ

    トランプが要求したウィスコンシン州の一部再集計、バイデンのリードが拡大に
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    vabo-space 2020/11/30
    アメリカ特集番組で、直後の開票では有効か判別つかないのは無効にするけど再集計では有効票に加算される為、再集計で増える事が多いシステムと言っていた。是非はともかく、偏りもなく双方増えた事は想定通りのはず
  • グローバル化の弊害を見落とし、トランプ台頭を招いた経済学者のいまさらの懺悔

    論敵をコテンパンにこき下ろすことで知られるノーベル賞学者のクルーグマン PHOTO ILLUSTRATION BY FOREIGN POLICY, SOURCE PHOTO BY PANAYIOTIS TZAMAROS-NURPHOTO/GETTY IMAGES <グローバル化の行き過ぎと米製造業の空洞化を見抜けず、結果的にトランプ政権誕生を助けたポール・クルーグマンがついに自己批判した> ノーベル賞の受賞者でコラムニストとしても知られる経済学者のポール・クルーグマンは、論敵をコテンパンにこき下ろす激辛の論調で名をはせてきた。 1990年代初めから精力的に著書や論説を発表。急速に進むグローバル化に疑義を唱える論客には片っ端から「経済音痴」のレッテルを貼ってきた。特に中国との競争を危惧する議論を聞くと、「バカらしい」のひとことで切って捨てる。心配ない、自由貿易が自国経済に及ぼす負の影響など取

    グローバル化の弊害を見落とし、トランプ台頭を招いた経済学者のいまさらの懺悔
  • 安倍政権は要注意、米朝会談で日本はアメリカに裏切られる!?

    <米朝首脳会談で日が「蚊帳の外」に置かれないよう、核・ミサイルや拉致問題などの優先順位を考え、何ができるか国民の間でも議論しよう> 5月末までに予定されている米朝首脳会談をめぐって、日国内では期待と共に不安も高まっている。安倍政権が「対話より圧力!」と強硬路線を取り続けてきた一方で、韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領はピョンチャン(平昌)五輪をきっかけに北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長と急接近し「微笑み合っている」。さらにドナルド・トランプ米大統領は唐突に方向転換し、会談にゴーサインを出した。日にとっては「蚊帳の外」感が拭えない。 6月に統一地方選を控える韓国大統領や、11月に中間選挙をにらんでいる米大統領は焦りを見せているのかもしれない。特にトランプは政権内の混乱、ロシア疑惑、AV女優への口止め料支払いなどの話題から国民の目をそらしたがっている可能性も高い。北朝

    安倍政権は要注意、米朝会談で日本はアメリカに裏切られる!?
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    vabo-space 2018/03/22
    パックンのコラム。現時点で想定される可能性とそれに対するカードも示している、現実的な情勢分析と思う。|安倍政権がもし今後は現状を踏まえてしたたかに交渉するように方針転換出来たら評価するけど、恐らく無理
  • 小池新党の攻勢に、自民反攻の一手はあるか?

    <仮に勢いに乗る「希望の党」が大連立を持ちかけてきた場合、自公が中道にシフトして連立を拒否すれば、国民にはようやくまともな二大政党の選択肢が示される> 発足したばかりの「希望の党」ですが、比例での投票先としては支持率が伸び悩んでいるものの、実際の投票となれば旋風を巻き起こす可能性は十分にありそうです。また、先日このコラムで議論したように、自民党内に「手を突っ込む」だけでなく「大連立」を持ちかけて参院も含めてのみ込むという戦略も当然考えているでしょう。 では、自民党というのは防戦に回る一方なのでしょうか? 仮に「希望の党」の勢いが止まらない場合には、逆転の方策はないのでしょうか? この点に関して言えば、「希望」には一点だけ弱点があるように見えます。 それは、自民党が総選挙で敗北した場合、岸田前外相などを中心に「中道自公路線+軽武装+国際協調主義(特に日韓関係重視)」を掲げて、「中道寄り」から

    小池新党の攻勢に、自民反攻の一手はあるか?
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    vabo-space 2017/10/08
    この一週間の「排除いたします」発言や白紙委任状強制、音喜多都議の反乱などで、希望の党の化けの皮は既に剥がれかけてるよ…|小池氏も安倍氏と同じ日本会議ムラの思想的中枢で方向性は同一でしょ。茶番でしかない
  • 日銀は死んだ

    日銀は死んだ。 自殺である。 個人の自殺は、些細なことで行われてしまうことが多く、なんてもったいない、と第三者は思うし、周囲はやりきれない気持ちが残る。 今日の日銀の自殺もまったく同じだ。 なんのために自殺したのか。 全く理解できない。 もったいない。今日で日銀は終わってしまったのだ。日銀の死がこんな形で来るとは、思わなかった。やりきれない。 日、日銀行は金融緩和の強化を決定し、公表した。 それは、国債買入の増額でもなく、マイナス金利の深掘りでもなく、株を買うことだった。 具体的には、ETFの買入額を6兆円に倍増させるものであり、それ以外の措置は、米ドルの調達の支援という、重要だがテクニカルなものであった。市場は、これに失望し、株価はいったん大きく下落、その後元に戻った。しかし、円高は進み、102円台を付け、その後、103円台に少し戻した。 エコノミストや市場関係者、いわゆる有識者の反

    日銀は死んだ
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    vabo-space 2016/07/30
    この日銀の決定が本当にダメなのは、将来世代のリカバリーが非常に難しいから。購入した後、売却しようとすると今度は逆に莫大な株価下げ圧力になるから将来の金融政策担当も政府も塩漬けせざるを得ない。本当に愚行
  • 共和党エスタブリッシュメントはなぜ見捨てられたのか

    <共和党エスタブリッシュメント(保守流)への公開書簡> 君たちは、アメリカを代表する産業資家であり、ウォール街の大立者であり、億万長者だ。何十年もの間、共和党の屋台骨を支えてきた。 君たちは、自分の莫大な財産をGOP(共和党の愛称。Grand Old Partyの略)に注ぎ込んだ。目的は、節税と補助金。規制緩和と知的所有権の保護。市場シェアを上げて製品を値上げすること。労組を骨抜きにして移民を低賃金で働かせること。住宅購入者や学生債務者には容赦なく自己責任を追及しながらも、自分の会社が破綻したときには公的資金で助けてもらうこと。そして、自分たちのインサイダー取引を見逃してくれる裁判官を任命することだ。 君たちはあらゆる手を尽くして途方もない富を築いた。おめでとう。 だが今日は、君たちに残念な知らせがある。君たちはいま大きな代償を払わされている。今後、その負担はいや増すばかりだろう。 第

    共和党エスタブリッシュメントはなぜ見捨てられたのか
  • 暴走止まらない橋下徹市長、なぜその「正義」が通用してしまうのか

    「こっちが物、あっちは偽物」、「いいやそっちこそ」と言い争った「維新の会」の分裂は、血気盛んなロックバンドが勢い任せにバンドをぶち壊しているようにしか見えなかったし(分裂後、バンド名の使用権を争うこともよくある)、この22日に投開票される大阪府知事・大阪市長のダブル選挙は、任期満了に伴う選挙ではあるものの、「解散します」と宣言していたミュージシャンが早速「再結成します」と意気込んでいるかのように見える。 橋下徹・大阪市長は、今年5月の住民投票で大阪都構想が否決されると、今年いっぱいでの政界引退を表明した。今回の知事選では引き続き、松井一郎・現知事が立候補しているが、彼は住民投票が否決された時から、「政治家として燃えるようなことが出てきたときに、二度とやらないとはいえない」(産経WEST)と含みを持たせてきた。 反対多数で否決されたことを受けた会見で橋下市長は「日の民主主義を相当レベルア

    暴走止まらない橋下徹市長、なぜその「正義」が通用してしまうのか
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    vabo-space 2015/11/19
    「ウソでも違法でも選挙に勝てれば官軍」の世界。普通に考えれば、道徳やマナーにうるさい保守的な人ほど彼を批判しないといけないはずだよね
  • ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト

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    vabo-space 2015/11/17
    うなずける点の多い解説。記事の示唆とは反対に、現実はフランス大統領はじめ「テロとの戦争」という勇ましいタカ派の掛け声だけが響く世界へと向かっているようで、気が重くなる
  • 安保法案については、アメリカ人だから語りません | パックン(パトリック・ハーラン) | ニューズウィーク日本版

    【はじめに】 僕らアメリカ人が日の安全保障問題について、しつこく意見を述べたりすると、日の皆さんはむかつくかもしれない。 「そもそもいまの憲法を押し付けたのはアメリカだろ!」と反発する人もいれば、「集団的自衛権を求めているのはお前たちだろ!」と反発する人もいるでしょう。 どちらも否定しづらいし反論しづらい。 だから、今回は安保法案に関して自分の立場をわきまえた上で、個人的な意見は控えさせていただきます。反対だけどね。でも「反対だ」とは言わない。 「敵国の少ない日が集団的自衛権を実行し、敵国の多いアメリカとつながれば、日がより危険な状態になると思う」という自分の考え方も説明しない。 「武装して勢力の均衡を保とうとする場合、相手が核保有国だったら、こちらも核保有国になる必要さえあるのでは?」という疑問もぶつけない。そんな個人の見解をここでは一切書かないことにしよう(では、題へ)。 先

    安保法案については、アメリカ人だから語りません | パックン(パトリック・ハーラン) | ニューズウィーク日本版
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    vabo-space 2015/08/04
    改めてブクマ。頭いい文章だな、芸人枠でなく社会批評の単独インタビューを聞きたい
  • 安倍政権、「安保法制」局面のサバイバル・シナリオとは?

    それにしても、奇妙な政治状況になってきました。集団的自衛権に関する閣議決定が行われたのが昨年7月で、ほぼ1年を経てその法制化を中心とした「安保法制」が今月16日に衆院会議で可決されました。 今回の安保法制の審議を進めるにあたって、憲法学者の間から「安保法制は違憲だ」という指摘が相次ぎ、さらに時間をかけたとはいえ衆院の委員会でも会議でも与党の「強行採決」となり、内閣支持率は35%前後にまで低下してきています。 一方この1年を振り返ると、昨年12月には総選挙があって安倍内閣は信任を受けた形となっています。政権とすれば、「閣議決定」から1年をかけて論議を進め、その間には総選挙で民意の信任を受けているのだから、という自信があるのかもしれませんが、その正当性は世論調査を見る限り、説得力を持っていないようです。 では一気に倒閣になるのかというと、そう簡単にそこまで政局が動くとは思えません。というの

    安倍政権、「安保法制」局面のサバイバル・シナリオとは?
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    vabo-space 2015/07/25
    難しいと思う。安倍さんは「己の非や過ちを認めることが出来ない人」という印象があるので/日本のリーダーで自衛隊の指揮権も持つ人がそんな度量のなさだとやばいので、私の見る目がないだけならむしろ安心だけど…
  • エジプト:軍とイスラム勢力にまつわる「誤解」

    一週間前、エジプトの反ムバーラク勢力が「怒りの日」に結集したときには、こうも急速に事態が展開するとは予想できなかった。3日ごとに組織される数十万規模のデモ、外出禁止にも従わず終日ムバーラク退陣を叫ぶ若者。米政権も現政権を見限り、30年間のムバーラク大統領の治世は終焉を迎えつつある。 「ムバーラク政権の独裁に反対する民衆に、軍も共感し、反政府勢力のムバーラク下ろしが勢いを増しているが、野党のなかで最も強力なイスラーム主義のムスリム同胞団が新体制下で支配的になり、イランのようになるから危険だ」――。これまでの報道振りをまとめると、こんな感じだろう。だが、このロジックに強い違和感を覚える。 第一は、軍に対する認識である。ムバーラク政権は、52年以来続いてきた紛うことなき軍事政権である。52年の共和制革命を担った主役として、以来軍は支配層の中核にあった。ムバーラク批判が強まるにつれて、軍が真っ先に

    エジプト:軍とイスラム勢力にまつわる「誤解」
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