ゲームに特化した高性能PCの多くは、基本的に大型のデスクトップ筐体を採用している。最新の3Dゲームを本格的に楽しめるだけの処理性能を求めると、発熱量の大きなCPUやGPUを搭載しやすく、かつ柔軟な排熱設計をとれる大型筐体はいわば必然の選択だ。しかし、そんな“地球人の常識”にとらわれず、あえて冷却性能と実装面積に制限があるノートPCで最高峰のゲーミングPCを追求した製品も存在する。それがAlienwareのブランド名を冠する“宇宙最強のゲーミングマシン”――「Alienware M17x」だ。 欧米のトップゲーマーたちから支持を集めるAlienwareの製品は、2006年に同社がデルに買収された後も、デルの製品ラインアップには組み込まれず、独立した別系統のブランドとしてリリースされてきた。これまで米国を中心とする6カ国で販売されるにとどまっていたのは、競合するゲーミングPCブランドとしてデル
■本城網彦のネットブック生活研究所■ 第13回 デル「Inspiron Mini 10」 ファーストインプレッション ~日本語キーボードの製品版もテスト 発表されたばかりの「Inspiron Mini 10」が届いたので早速いろいろ触ってみたい。ただし、今回手元にあるのは、試作機で英語版キーボード、ベンチマークテスト禁止といった条件があるため、その使用感や8.9型モデル「Inspiron Mini 9」との比較を中心としてレポートする。 ●Inspiron Mini 10の仕様 Inspiron Mini 10は、「10」が意味するように液晶パネルのサイズは10.1型となっている。すでに発売中の「Inspiron Mini 9」、「Inspiron Mini 12」のちょうど中間にあたるモデルだ。解像度は1,024×576ドットで、最近10.1型に多い16:9のアスペクト比。ほかの部分は、
デルの超小型モバイルプリンタ「Wasabi」はどんな味!?:ポケットに入る印刷機(1/2 ページ) デルからユニークな名前の超小型モバイルプリンタが登場した。その名も「DELL Wasabi PZ310モバイルプリンタ」(以下、Wasabi PZ310)。“ワサビ”という製品名は開発コード名に由来するもので、日本専用の愛称というわけではなく、ワールドワイドで使用されている。デルに聞いたところ、製品名に特別な意味はないが、新しいカテゴリーの新モデルを広くアピールするため、あえて開発コードを製品名に残したという。 これまでにもデルは、コストパフォーマンスの高いモノクロ/カラーレーザープリンタ、インクジェットプリンタ/複合機を自社ブランドで展開してきたが、この製品ラインアップに小型軽量のモバイルプリンタが追加されたことになる。 Wasabi PZ310のウリは2つある。1つはバッテリーを内蔵した
3月 発売 米国の通販業者QVCのオンラインストアで、米Dellの新型ネットブックである「Dell Mini Netbook」の受注が開始された。価格は649ドルだが、予約特価で559ドルとなっている。出荷は3月13日。 現時点でこの製品についてDellからの公式の情報はないが、1月に開催されたInternational CES 2009で10型液晶搭載ネットブック「Mini 10」の情報を公開しており、仕様などから判断して、この製品と思われる。 CPUはAtom Nシリーズではなく、Inspiron Mini 12と同じAtom Z530(1.6GHz)を採用。このほか、メモリ1GB、HDD 160GB、1,024×576ドット表示対応10.1型LEDバックライト液晶、Windows XP Home Editionを搭載。プリインストールアプリケーションとしてMicrosoft Work
2月19日 発売 デル株式会社は、携帯電話やデジタルカメラから直接印刷ができるモバイルプリンタ「Wasabi PZ310モバイルプリンタ」を発売した。直販価格は12,800円。 バッテリ駆動し、持ち運んで使えるコンパクトな製品。ポラロイドの「PoGo」やタカラトミーの「シャオ」と同じ、米ZINK Imaging開発の昇華型用紙「ZINKペーパー」を採用。インクなしで印刷ができ、用紙裏面を剥離するとシールになる。 接続インターフェイスはBluetooth 2.0とUSBだが、USBはPictBridgeに対応したデジタルカメラの接続専用となる。BluetoothはPCのほか、2008年秋以降に発売された国内の携帯電話の一部が対応可能。給紙枚数は12枚、印刷解像度は480×640ドット、印刷時間は約55秒。 他社製品にない機能として、同じ画像をもう一度印刷する「再印刷」ボタンがあり、これを使っ
ピアノとレザーと金属で演出する高級感 デルの新型ノートPC「Studio XPS 16」は、従来のXPS M1530を引き継ぐ、1年ぶりのモデルチェンジとなる個人向けハイエンドラインアップだ。シリーズ名称も、“XPS”から“Studio XPS”へ変更された。海外では2008年11月から登場していたが、日本でも数カ月遅れて新しいサブブランドが投入されたことになる。 Studio XPS 16の特徴を最もよく表しているのが液晶ディスプレイだろう。液晶ディスプレイの周辺にあるベゼルまで、光沢のあるパネルで覆われており、ベゼルと液晶ディスプレイの一体感を演出している。デルはこれを“Edge-to-Edge液晶ディスプレイ”という名称で呼んでおり、同社のワークステーションブランドの「Precision」シリーズでも採用している。 液晶ディスプレイ天板の一部にレザー装飾が施されており、これもデザイン
現在、PC用のハイスペックな液晶ディスプレイといえば、フルHDのドットバイドット表示が可能なWUXGA(1920×1200ドット)対応の24型ワイドモデルが人気だが、さらなる大画面・高解像度のニーズも当然存在する。まだまだ製品数が少なく割高ではあるものの、30型クラスのワイド画面で解像度がWQXGA(2560×1600ドット)のモデルに注目しているユーザーは少なくないだろう。ここで取り上げるデルの「3008WFP」も、そんなWQXGA対応の30型ワイド液晶ディスプレイの1つだ。 3008WFPは2007年12月に登場したデルのハイエンド液晶ディスプレイ。下位に位置するWUXGA対応の24型ワイド液晶ディスプレイ「2408WFP」と同じく、高性能かつ高機能な液晶ディスプレイブランド「デジタルハイエンドシリーズ」に属する。以前紹介した2408WFPと共通する部分も多いので、2408WFPのレビ
マイクロソフト、Windows Home Server日本語版を発表 ~8月30日よりDSP版や各社の製品が順次発売 8月30日 発売 マイクロソフト株式会社は、家庭向けサーバーOS「Windows Home Server日本語版」を8月30日より発売する。OS単体でも発売するが、パッケージ版はなく、DSP版のみが用意され、ハードウェアとのセットか、各社から完成品として発売される。 Windows Serverをベースに家庭向けのストレージ用途として、機能を限定するとともに、ユーザーインターフェイスを一般ユーザー向けに変更したもの。英語版は2007年9月に発売され、国内でも搭載機が発売されていたが、Windows Home ServerのService PackにあたるPower Pack 1の提供にあわせて、バグ修正や機能追加がなされるとともに、日本語化された。 なお、Windows O
東芝、炎をまとったGeForce 9800M GTX搭載ノートPC「dynabook Qosmio WXW」:写真で実機をチェック 東芝は6月17日、Web直販限定のノートPC「dynabook Qosmio WXW」シリーズを発表した。同社直販サイトの「東芝ダイレクトPC by Shop1048」にて7月末に発売する予定だ。これまで「Qosmio」はAV機能に注力したノートPCブランドとして展開されてきたが、dynabook Qosmio WXWシリーズはTVチューナーを搭載しない代わりに、独特のボディデザインや、DirectX 10に対応したNVIDIAのノートPC用最新GPU「GeForce 9M」シリーズを採用することで、ゲーム向けノートPCに仕上げている。 ラインアップは、GPUにGeForce 9800M GTXを備えた上位機「WXW/79GW」にSSD+HDDモデルとHDDモ
東芝、GeForce 9800M GTX搭載のハイエンドノートPC ~DDR3メモリを標準搭載、SSDモデルも 株式会社東芝は、NVIDIAのノートPC向けハイエンドGPU「GeForce 9800M GTX」を搭載した17型ワイドノートPC「dynabook Qosmio WXW/79GW」を7月下旬より直販サイトにて発売する。価格は278,000円より。 NVIDIAの未発表GPUであるGeForce 9800M GTX(1,024MB)を搭載したハイエンドノートPC。標準でDDR3-1066 1GB×2や7,200rpm HDD を搭載するなどスペックを高め、ハイエンドデスクトップユーザーでも満足できる機能/性能にしたという。 加えて、「次世代インテルCore 2 Duoプロセッサー」と「次世代インテルチップセット」の搭載を謳い、こちらも未発表製品が搭載されるとみられる。このほか、6
デルの「2408WFP」は、WUXGA(1920×1200ドット)に対応した24インチワイド液晶ディスプレイの最新モデルだ。数ある製品ラインアップの中でも高性能かつ高機能をウリとする「デジタルハイエンドシリーズ」に属しており、多数のPC/AV入力や広色域の液晶パネルを備えている。 2007年6月に登場した「2407WFP-HC」の後継モデルという位置付けで、画面サイズと解像度は同じ24インチワイドのWUXGA(1920×1200ドット)だが、WCCFL(色再現範囲の広い冷陰極管)バックライトの採用によって、2407WFP-HCではNTSC比92%だった色域が2408WFPでは102%(CIE 1931)に向上した。 コントラスト比も2407WFP-HCの1000:1から2408WFPの1300:1へと高まり、ダイナミックコントラスト機能をオンにすることで、動画の再生時などでは約3000:1
台湾Acerは21日(現地時間)、NVIDIA SLIや水冷に対応したハイエンドゲーミングPC「Aspire PREDATOR」を発表した。価格や発売日は明らかにされていない 筐体はオレンジとメタリックカッパーを基調としており、フロントカバーは天板部へとスライドする。塗装も含め、外観のイメージは甲冑を彷彿とさせる。 カバーを開けると、前面下部にあるHDDベイのドアを開けることができ、前面からHDDにアクセスできる。ここには4台までのSATA HDDを内蔵可能で、RAID 0/1/5/10のほか、ホットスワップ(RAID時のみ)にも対応。このほか、前面中央にカードリーダ、前面上部にUSB 2.0×4と音声入出力端子を備える。 CPUの冷却は水冷を採用。CPU水枕はポンプ一体型で、背面に大型ファン付きラジエータを搭載する。チップセットとレギュレータのヒートシンクはヒートパイプで結ばれている。
まずは動画で西友仕様のデルPCをチェック 総合スーパーの西友で手軽にデルのPCが買えるようになった。以下の動画は、西友荻窪店におけるデル製PCの展示の様子をまとめたものだ。デル広報本部の呉允氏と西友「商品本部」住居用品1部・家電製品部の齋藤真氏のコメントも加えたので、まずはご覧いただきたい。「ITmedia TargetTV」画面の左下にあるボタンを押すと再生が開始する。 直販に加えて、店頭販売も重視してきたデル デルと西友は5月9日、デルが製造するPCを西友の主要店舗にて販売することで合意したと発表。5月12日から、東京都杉並区の西友荻窪店で販売を開始したのを皮切りに、順次取り扱い店舗を拡充していき、2008年内には全国約30店舗でデル製PCが購入できるようになる見込みだ。 デルは2007年から直販重視の販売戦略を転換。ビックカメラ、ソフマップ、ベスト電器、コジマといった家電量販店やPC
デルの液晶ディスプレイがカッコよくて何が悪い――「DELL CRYSTAL」:外観も価格もプレミアム(1/3 ページ) 昨今、デルがライバルに負けじと力を入れている分野に「デザイン」がある。一昔前は筆者の周囲でも多くのユーザーの口から「デルの製品は、コストパフォーマンスは抜群だけど、デザインがちょっと……」という声が聞かれたものだが、モデルチェンジを繰り返す中で、外観は着実に洗練されてきている印象だ(もちろん、前からデルのデザインが好きというユーザーもいるだろうが)。 今では、スリムなモバイルノートPCの「XPS M1330」や、日本市場にコミットした液晶一体型デスクトップPCの「XPS One」など、マニアではなく、ライトユーザーがボディを一目見て気に入るような製品が増えつつある。 PC関連製品のプロダクトデザインをリードしている存在としては、アップルが筆頭に挙げられるだろうが、Wind
2006年にPCの出荷台数で1位の座を陥落して以降、デルはアクティブに組織改編を行って体制の立て直しを図っている。2007年1月には創業者であり会長職を勤めていたマイケル・デル氏がCEOに復帰し、「Dell 2.0」という成長戦略のもと、ワールドワイドでブランドや製品の見直しを実施した。ここ日本でも、2008年度の成長戦略である「Dell 2.0 Japan」をスタートさせ、6月にはコンシューマー向けPCブランドをInspiron/XPSシリーズに統合しただけでなく、7月には新ブランドの「Vostro」を立ち上げた。 Vostroの過去・現在・未来を、デル クライアント製品マーケティング本部 本部長 中島耕一郎氏に聞いた。 Vostroブランドの存在価値とは? このVostroシリーズは、同社がSMB(Small Medium Business)と規定する社員規模で1~400名程度の個人事
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