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歴史に関するvaluefirstのブックマーク (100)

  • 世の中の仕組みと人生のデザイン l 橘 玲 | DPM(ダイヤモンド・プレミアム・メールマガジン)

    経済的独立すなわち自由は、世の中の仕組みを正しく理解し、最適な人生の戦略をデザインすることで、もっとも確実に達成できる。 世の中(世界)はどんな仕組みで動いているのだろう。そのなかで私たちは、どのように自分や家族の人生を設計(デザイン)していけばいいのだろうか。経済、社会から国際問題、自己啓発まで、さまざまな視点から「いまをいかに生きるか」を考えていきます。質問も随時受け付けます。 橘 玲の最新刊『幸福の「資」論 あたなの未来を決める「3つの資」と「8つの人生パターン」』好評発売中! 「幸福な人生」を送るために幸福を定義すると基盤となるのは3つの資。その組み合わせで8つの人生パターンが考えられる。あなたが目指すべきはどの人生パターンか? ダイヤモンド社から発売中!(1,650円 税込) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【DIAMOND PREMIU

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  • 長州の神社?靖国--軍の形を考える : アゴラ - ライブドアブログ

    社会・一般 長州の神社?靖国--軍の形を考える 靖国の成り立ち--「山口県人会の東京の氏神様」? 安倍晋三首相の靖国参拝問題で、なぜこの神社にてこ入れするのか、私は不思議に思った。(「英霊は餓死、自殺攻撃をさせられた」)理由の一つとして、某社の政治記者とのメールのやり取りで、なるほどと思う指摘があった。(写真は靖国神社の大村益次郎像、以下写真はWikipediaより) 「『靖国は長州の色が強い。西郷さんは祭られていない』と二階堂のじっちゃんに教えてもらった。『靖国は山口県人会の東京での氏神様だ。松蔭先生もいる』と山口の政治家が言ってた。そこから説明できるのでは」。 二階堂進(1909-2000)は鹿児島士族出身の政治家だ。田中角栄政権のナンバー2で、官僚嫌い、つまり明治以来の日政府を懐疑的に見る自民党の党人政治家だ。また安倍首相は旧長州の山口県選出の議員で4代の政治家を出した士族の家

  • キリスト教のマーケティング : 池田信夫 blog

    2014年01月01日18:14 カテゴリ キリスト教のマーケティング さっきの続き。金があまって余命が短い高齢化社会では、経済学の考えている「効用」より、人生に「意味」を与えるほうが重要だ。それは狭義の宗教にかぎられるわけではないが、20億人以上の信徒を獲得したキリスト教のマーケティングが成功した要因を考えることは、ビジネスマンにも参考になろう。 まず基的なことだが、キリスト教はイエスその人とはほとんど関係ない。彼の弟子が初期教団をつくったことは事実だが、それだけではユダヤの泡沫宗教として消えてしまっただろう。新約聖書がすべてローマ帝国の公用語であるギリシャ語で書かれたことからもわかるように、それは古代ローマで発展した宗教なのだ。ヘレニズムの伝統をもつローマ帝国で、なぜまったく別のユダヤ教につらなる特異な新興宗教が流行したのか、というのは諸説あって、いまだにはっきりしない。書は第1

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  • 長期停滞時代の生き方 : 池田信夫 blog

    2014年01月01日13:10 カテゴリ科学/文化 長期停滞時代の生き方 ノア・スミスの記事がちょっとおもしろいのでコメント。日では、金のある人には権力がなく、権力のある人には金がないという(與那覇潤氏のいう)地位の非一貫性がある。これは遅くとも江戸時代に始まるもので、その原因を丸山眞男は徳川幕府の意図的な政策だとしている。『「空気」の構造』122~3ページからから引用しておこう。徳川幕府の地位は不安定だったので、幕府は徹底的な相互監視システムをつくり、農民を土地に縛りつけ、貨幣経済を制限して米で徴税し、鎖国によって海外との交流を断ち切ることによって260年以上の長期にわたる平和を実現した。それを支えた江戸時代の「文治主義」が成功した要因を、丸山は次の5つに分類している(『講義録6』148~9ページ)。兵農分離に基づき、支配身分としての武士を他の三民から隔離した 武士を細分化された階層

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  • 統帥権はなぜ独立したのか : 池田信夫 blog

    2013年12月29日00:23 カテゴリ法/政治 統帥権はなぜ独立したのか 靖国参拝に対する反応は、最初から立場が決まっている人が多い。「私はリベラルだから反対だ」という人がいる一方、「私は保守派だから賛成しなければならない」と思い込んでいる人も多い。そういう人は「国の誇り」とやらを振り回す前に、書を読んでほしい。 保守派の論客だった山七平は日軍の狂気を詳細に分析し、その根底に明治憲法の致命的な欠陥があることをきびしく批判した。書の308~10ページから引用しておこう(一部略)。なぜこの民権派・人権派が統帥権の独立──いわば兵権と政権を分離し、政府に兵権をもたせず、これを天皇の直轄とせよ──と主張したのか。言うまでもなくそれを主張した前提は、明治の新政府が、軍事政権とはいえないまでも、軍事力で反対勢力を圧服して全国を統一した新政府、いわば軍事的政権であったという事実に基づく。 こ

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  • 「明治レジーム」の虚妄 : 池田信夫 blog

    2013年12月28日16:41 カテゴリ法/政治 「明治レジーム」の虚妄 アゴラに靖国参拝に対するきつい意見が並んだので、ついでに私もひとこと。今回の事件が日米同盟に亀裂をもたらすことは、安倍首相も覚悟の上だろう。中国韓国の反応も織り込みずみと思われる。わからないのは、なぜそこまで大きなリスクをおかして参拝する必要があったのかということだ。 比較的中立な日経の報道からみても、遺族会の票がほしいとか、自民党内の右派を味方につけるとかいう打算でやったようには見えない。それどころか「参拝できなかった心のわだかまりが再登板のきっかけになった」という関係者の話が当だとすれば、これが政権についた目的だったわけで、日米同盟もアジア外交も眼中にないのは当然だ。 私は安倍首相と同じ世代だが、靖国神社には何の感情もない。安倍氏に特別な感情があるとすれば、それは祖父を戦犯として裁いた「東京裁判史観」への批

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  • 英霊というオブジェクト : 池田信夫 blog

    2013年12月27日23:01 カテゴリ 英霊というオブジェクト 安倍首相の「日のために尊い命を犠牲にされたご英霊に対し、尊崇の念を表し、み霊やすらかなれと手を合わせた」という談話を聞いて、なぜか書を連想したのでメモ。 ここで「英霊」と呼ばれているものが実在するのかと質問するのは野暮だが、それはまったく根拠のないフィクションでもないだろう。少なくとも一部の人には、強い実在性をもつ「対象」だと思われる。書のテーマは、こうしたオブジェクトをオッカムからドゥルーズに至る哲学者がどう考えてきたのかという問題だ。 オッカムは一般に「唯名論」と理解されているが、それは普遍の存在を認めないということではない。普遍は個物に先立つ質ではなく、fictumだというのが彼の議論である。これは「虚偽」ではなく「知性によって構成されたもの」という意味だ。 このように普遍を記号と考え、それを支える絶対者を

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  • 靖国神社に「政教分離」はありえない : 池田信夫 blog

    2013年12月27日12:38 カテゴリ法/政治 靖国神社に「政教分離」はありえない 安倍首相の靖国参拝を批判する人は口をそろえて「憲法の政教分離の原則に反する」というが、靖国神社は来の意味での宗教施設ではない。きのうの記事でも書いたように、国家神道は天皇制を神聖化するために明治政府の偽造した政治的イデオロギーで、およそ宗教といえるようなものではないので、安倍氏は特定の宗教を支持したわけではない。 宗教は国家権力を支える精神的権威だから、ユダヤ教でもイスラム教でも宗教的な律法が国家の法律であり、中国でも儒教が皇帝の正統性を支える国教だった。特に中世ヨーロッパでは、皇帝の権力は精神的権威に依存していたので、教皇との長い叙任権闘争の後、国家が教会を支配下に置くようになった。 しかし近代の市民革命のほとんどは(アメリカ独立革命を除いて)カトリック教会への反逆に始まった。彼らは国家と教会の癒着

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  • 靖国史観 : 池田信夫 blog

    2007年05月08日21:37 カテゴリ 靖国史観 安倍首相が靖国神社に供物を奉納したという話が、また騒ぎを呼んでいる。しかし、そもそも靖国神社とは一般に信じられているように、国家のために戦死した人々をまつる神社ではないのだ、と書はいう。 靖国神社の始まりは、1862年に行なわれた「招魂祭」で、これは安政の大獄などで徳川幕府に殺された勤王の志士を慰霊したものだ。それが明治維新によって、彼らが「官軍」となってから制度化されたのが招魂社であり、西南戦争の後これが靖国神社となった。したがって明治政府と戦った西郷隆盛は、靖国にはまつられていない。 要するに靖国神社は、天皇家のために戦死したテロリストを鎮魂する神社だったのである。それが国家の神社になったのは、たまたま天皇家が徳川家との内戦に勝ったからにすぎない。まさに「勝てば官軍」であり、歴史はつねに勝者によって書かれるものだ。「東京裁判史観

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  • 靖国参拝という非合理主義 : 池田信夫 blog

    2013年12月26日17:00 カテゴリ法/政治 靖国参拝という非合理主義 安倍首相が靖国神社を参拝したことで騒ぎが起きているが、これはもともと招魂社という天皇家の私的な神社であり、国家の戦死者をまつる神社ではなかった。国家神道という国定宗教をでっち上げ、靖国神社をその中心にしたのは明治政府である。 この奇妙なカルトが、天皇制を支えた。それを福田恆存は近代社会の「空虚を埋めるためにもちだされた偶像」だといったが、丸山眞男も同じ指摘をしている。拙著『空気の構造』87~8ページから引用しておこう。 --- 天皇は、幕末にはほとんど実態のない地位になっていたが、尊皇派は幕藩体制の割拠的な性格を克服して「日」という国家的な統合を体現するために、儒教のイデオロギーを利用し、形骸化していた天皇を皇帝の地位に置いた。伊藤博文は帝国憲法制定の際に、天皇を中心にすえる目的を次のように述べている。欧州に於

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  • イエスとその時代 : 池田信夫 blog

    2013年12月22日13:08 カテゴリ イエスとその時代 12月25日がイエスの誕生日だというのは、聖書のどこにも書いてない。これは民俗信仰の冬至の祭である。新約聖書の冒頭にはイエスの父ヨセフがダビデの子孫だという系図が書かれているが、イエスは処女懐胎で生まれたのだから、父親が誰の子孫だろうと意味がない。イエスは自分を「神の子」とも「キリスト」とも呼んだことがない。 ・・・などイエスについての伝説はさまざまで互いに矛盾するものも多く、ほとんど信用できない。書は聖書を教典としてではなく史料として読む「史的イエス」の研究成果を解説したものだ。学生のころ読んで、教会の説教とはまったく違う新鮮なイエス像に感動した経験がある。今は絶版だが、文庫化して多くの人に読んでほしい名著である。 イエスについてわかっている史実は、紀元前4年ごろナザレに生まれ、ガリラヤを拠点として説教を続け、30歳ぐらい

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  • 高市早苗氏の無知蒙昧な夫婦別姓反対論 : 池田信夫 blog

    2013年11月12日01:30 カテゴリ法/政治 高市早苗氏の無知蒙昧な夫婦別姓反対論 夫婦別姓を否定することが「保守」だと思い込んでいる自民党の高市政調会長の戸籍上の名は「山早苗」だが、通称は「高市早苗」である。これは夫婦別姓ではないのか、という疑問に対して彼女はこう答える。戸籍上は夫婦親子が同姓であるという現行法を堅持。家族のファミリーネームは残すべきである。ただし、職場等での通称として旧姓使用を希望する届出をした場合には、各行政機関は通称使用の利便性に配慮する努力義務を負う(現在、既にパスポートでは、戸籍名と通称名を併記できる。同様に、免許証や健康保険証など、個人の同一性を示す書類は併記形式とする。社会保険や税務事務でも同様の配慮をする)。なんでこんなややこしいことをしなければいけないのか、という疑問には「子どもの氏の安定性を損なう」というが、母親の姓が山だったり高市だったり

    高市早苗氏の無知蒙昧な夫婦別姓反対論 : 池田信夫 blog
    valuefirst
    valuefirst 2013/11/12
    日本の保守は国家社会主義的。
  • グローバル資本主義という暴力 : 池田信夫 blog

    2013年09月14日20:09 カテゴリ グローバル資主義という暴力 イギリスは「産業革命」による技術革新と株式会社による資蓄積で産業資主義を生み出し、世界各地に植民地を建設して自由貿易による富で大英帝国を建設した――と教科書では教わるが、書の紹介する最近の歴史学では、これは間違いである。 CraftsやClarkなどの計量経済史的な研究によれば、18世紀後半のイギリスの生産性上昇率は年1%程度であり、産業革命と呼ばれるほど急速な技術革新はみられない。主要な産業は手工業だったので、大規模な機械制工場もなかった。ではイギリスに初めて資主義が生まれた原因は何だったのか。これについてはいまだに論争が絶えないが、書によると奴隷貿易が大きな役割を果たした可能性は否定できない。ポメランツも、資主義を生み出したのは1200万人の奴隷貿易と国営の海賊を使って新大陸やアジアの富を掠奪した「

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  • リベラルが“保守反動”になった理由 週刊プレイボーイ連載(112) – 橘玲 公式BLOG

    社民党の福島瑞穂氏は、反原発の旗を掲げて参議院議員となった元俳優の山太郎氏と会談し、「リベラル勢力結集の要となりたい」と述べました。このとき社民党の所属議員は衆院で2名、参院で3名で、山氏が「結集」してもそれが4名になるだけです。それに対して議員定数は、衆院が480名、参院が242名です。 この会談のあとに福島氏は選挙の責任をとって党首を辞任しましたが、目標と現実のすさまじいギャップを考えれば10年間よく重責に耐えたともいえます。 ところで、リベラル勢力はなぜ日政治からいなくなってしまったのでしょうか。 リベラルはリベラリズム(自由主義)の略で、その根底にあるのは自由や平等、人権などの近代的な価値に基づいてよりよい社会をつくっていこうとする理想主義です。 リベラルが退潮したいちばんの理由は、その思想が陳腐化したからではなく、理想の多くが実現してしまったからです。「いまの日には真の

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  • 戦前の絵本 お子様向日本軍大活躍「過激描写」画像 - 虚構の皇国 blog

    話題の「はだしのゲン」、作中の「過激な描写」に「簡単に子供が閲覧できる状況にしてほしくなかった」という松江市教委福島律子前教育長の言葉をニュースで拝見しました。 著者の故中沢啓治さんが、表現上の工夫や配慮をこらして描こうとした内容にあえて触れずに、とにかく「過激な描写」だからと図書室の閉架に押しこめたわけですね。 「過激な描写」に弱い教育委員会のみなさまも、皇軍が大活躍するこんな絵ならば、史実でなくてもまったくOKだったのではないでしょうか。 『支那事変大手柄絵話』大日雄弁会講談社、1938年 ▼太田特務兵の大手柄 ▼馬詰准尉の三十六人斬り ▼アッパレ徳安上等兵 『漢口攻略 皇軍奮戦画報』大日雄弁会講談社、1939年 ▼柳上等兵の五十二人斬り ▼村上上等兵の一番乗り ▼敵将と一騎打ち ▼トーチカをけむり攻め ▼長島部隊の大奮戦 ……まだまだあるのですが、キリがありません。 つい70年

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    valuefirst
    valuefirst 2013/08/28
    それでいまだに、こういうノリの絵本を子供達にガンガン読ませているのは、カリアゲ首領様のいる北の某国など、一部の特殊な国なんだよね。
  • 権力とたたかう良心 : 池田信夫 blog

    2013年08月22日01:56 カテゴリ 権力とたたかう良心 先日の大塚史学の記事の関連でカルヴァンに興味があったので読んだが、伝記文学の傑作である。今は絶版だが、ツヴァイク全集は電子版で出してもいいかもしれない。 カルヴィニズムが資主義を生んだ、という『プロ倫』の物語はよくできているが、今では文学的価値しかない。しかしファーガソンが「ウェーバーは誤った理由で正しかった」というように、プロテスタントが資主義を生んだというのは、別の意味で正しいことがわかってきた。それを象徴するのが、書のテーマである権力=カルヴァンと良心=カステリオンの対立である。カルヴァンはフランスからカトリック教会の弾圧を逃れてスイスに亡命し、ジュネーブで教会の指導者になる。そして政治の実権も握ると、彼の教義を批判する者を弾圧するようになり、三位一体説を批判したセルヴェートを火刑に処すなどの恐怖政治を行なった。

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  • 北一輝 : 池田信夫 blog

    2007年12月20日16:59 カテゴリ 北一輝 北一輝といえば、一般には二・二六事件を煽動した狂信的なファシストぐらいにしか思われていないだろう。しかし私は、彼は近代日のもっとも重要な思想家の一人であり、現代にも深い影響を与えているという点では、ほとんど福沢諭吉に匹敵すると思う。彼の伝記の決定版は、松健一『評伝北一輝』だが、書もコンパクトな入門書としてよくまとまっている(1985年初版のの文庫による再刊)。 著者も指摘するように、北の基思想は昭和期の右翼のような超国家主義ではなく、むしろマルクスに近い社会主義である。それが国体に反するがゆえに、彼は天皇を前面に出したが、実質的には天皇機関説に近い立場をとっている。彼は明治維新を、天皇という傀儡を立てた「社会主義革命」だと規定し、来るべき革命はそれを完成させる第二の革命だと考えていた。 彼が1920年に書いた革命構想、『日

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  • 左右の社会主義をもう清算しよう : 池田信夫 blog - ライブドアブログ

    2013年07月25日12:20 カテゴリ法/政治 左右の社会主義をもう清算しよう 昨夜の霞ヶ関総研は夏野総研までなだれ込んで、「あなたの知らない戦後の黒歴史」で3時間以上盛り上がった。石川さんも夏野さんも私より10年ぐらい下で、内ゲバは知らなかった。ニコ生のスタッフも「大学の中で殺しがあったなんて知りませんでした」と驚いていた。 学生運動といえば、安田講堂の攻防戦とか連合赤軍とか突出した事件しか人々の記憶に残っていないと思うが、私の時代までは学生の半分ぐらいは何らかの形で左翼にかかわっていた。共産党系の民青もいたが、流行していたのは新左翼で、東大では革マルが多かった。中核と革マルは、もとは革共同という同じ団体の分派だから似たようなものだが、この両派の内ゲバが一番ひどかった。 戦後の左翼の元祖は共産党で、終戦直後には山村工作隊や火炎瓶闘争などの暴力革命路線をとり、セゾングループの堤清二氏な

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  • 「二大政党」の終わり : 池田信夫 blog

    2013年07月21日16:29 カテゴリ法/政治 「二大政党」の終わり 日に二大政党の時代というものがあったとすれば、昨年の総選挙で終わり、そしてきょうで完全に幕を閉じるだろう。あすから始まるのは、55年体制の社会党のような「0.5大政党」もない、大政翼賛会とその他が争う戦前のような状況だ。 書によれば、戦前の一時期、二大政党が存在しえた最大の理由は、伊藤博文のつくった「御用政党」である政友会に対して、大正デモクラシーとともに育った民衆の声を代表する民政党という階級対立が、それなりにあったことだという。反・政友会の諸派を寄せ集めてできた民政党は、今の民主党に近い。もちろん議院内閣制ではないので限界はあるが、1920年代まではそれなりに二大政党が機能した。 それを破壊したのは、30年代の大恐慌と、それにともなう軍部の勢力拡大だ。満州事変に対して民政党内閣はただちに不拡大方針を表明したが

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  • 独裁者は弱者の味方として登場する : 池田信夫 blog

    2013年07月20日22:07 カテゴリ 独裁者は弱者の味方として登場する 日の現状は、1930年代のドイツと似ている。経済が疲弊する中で、無力な与党と分裂する野党が政争を繰り返し、何も決まらない現状に民衆がうんざりしている状況は、ヒトラーが登場する前のワイマール体制と似ている。 もちろん山太郎の知能は、ヒトラーとは比較にならない。書も指摘するように、ヒトラーは学歴はなかったが、その記憶力はすぐれ、政治情勢を把握する能力も高く、何より多くの聴衆を魅了するレトリックにかけては、当時の大政党の指導者をはるかに上回っていた。 しかし書は、ヒトラーの質は彼の個人的な資質にはないという。敗戦で巨額の賠償を課された上に、大恐慌で失業率が40%を超えたドイツでは「大胆な経済政策」を実行する強いリーダーが求められていた。ウェーバーもいうように、カリスマ的支配を生むのは指導者個人の才能ではなく

    独裁者は弱者の味方として登場する : 池田信夫 blog