ソニーは、PC事業を売却し大きな変化からスタートした2014年度の経営方針説明会を行なった。「構造改革をやり切る年。(構造改革を)何年やっているのか、というお叱りの声を真摯に受け止め、先延ばしせずに本年度中にやり切る」という平井一夫CEOの言葉から始まった。 発表のテーマは大きく分けて3つ。まずは、赤字体質が改善できていない“エレクトロニクスの事業構造の改革”だ。7月1日をメドにPC事業を『VAIO株式会社』に移管することは既報通りだが、新たにテレビ事業を『ソニービジュアルプロダクツ株式会社』として分社化し、同じく7月1日をメドに発足する。 こういったエレクトロニクス事業の構造改革の費用として、2013年度と2014年度で3000億円以上の費用を計上してきた。その効果は2015年度以降に1000億以上のコスト削減を見込んでいるとのこと。 次に“2014年度の注力事業における重点施策”だ。平
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