「自由にやっていいよ」って言われて、結果を出せる人は本当に仕事ができる人だ。これはガチである。 なぜなら「自由」と言うのは、とても強力だが使いこなすのが難しい、例えればRPGの終盤に出てくる、「うまく使うとすごい強いんだけど、デメリットの大きい上級者向けの武器」だからだ。 実際、この「自由を使いこなすスキル」は、かなり個人差があり、「勉強ができる人」だからといって自由を満喫できるとは限らないし、かといって「オレは縛られるのが嫌だぜ、自由に生きるぜ、ヒャッハー!」って言っている人が必ずしも自由を使いこなせているわけでもない。 そういった人々は「自由」に見えても、実際は誰かの考えた型にとどまっていることも多い。 必然的に、「自由」は2極化を生み出す。 そもそも、「自由」とはなんだろうか。 19世紀の功利主義者、ジョン・スチュワート・ミルは「かつて、自由とは、政治的支配者の専制から身を守る事を意