日立製作所は2012年11月15日、長距離の拠点間に適したWAN高速化装置「日立WANアクセラレータ」のラインアップを強化し、単一のセッションで大量データをより高速で転送可能にした「リモートバックアップモデル」(写真)を発表した。11月19日に販売を開始し、2013年2月20日から出荷する。 既存モデル「ハイエンドモデル」(搭載できるスロット数の違いによって、2スロット、4スロット、8スロットの3種類)に対して、今回、リモートバックアップモデルを追加した。ハイエンドモデルは、最低1枚のインタフェースモジュール(1000BASE-Tなど)のほかに、WAN高速化モジュール(1枚で1Gビット/秒)を装着して総スループットを拡大するやり方を採用していた。 今回のリモートバックアップモデルでは、スロットによりWAN高速化モジュールを拡張するという従来の方法を変更。WAN高速化モジュールに相当する機能
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