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2014年5月15日のブックマーク (6件)

  • 『悪い奴ほど合理的』 世界を少しずつよくするために。 - HONZ

    時代劇が好きで、よく観るのだが、『神谷玄次郎捕物控』(NHK BS時代劇金曜午後8時)を観ていたら「おっ?」と目を引くシーンがあった。 探索中の定廻り同心・神谷が、事件とは何の関わりもなさそうな某藩上屋敷に入っていくので何かなと思いきや。三宝に載った袱紗が出てきて、開けてみれば黄金色。それを神谷は悪びれもせずしれっと受け取って懐に入れる。江戸詰めの藩士が町人と揉め事でも起こしたときに、内々に事を収めてもらえるように、との趣旨である。 こうした金のやりとりのシーンがあるときは、たいてい「この人物はやさぐれてますよー」という表現だったりするのだが、このドラマでは特に意味を持たせることもなく、というかありふれた日常の一コマとして描くというのが珍しいなと思いながら観ていた。 なにしろこのころは「付け届け」なんぞは当たり前なのである。江戸百万都市の治安を与力50騎同心200人の少人数でなんとかするの

    『悪い奴ほど合理的』 世界を少しずつよくするために。 - HONZ
  • 『暴露 スノーデンが私に託したファイル』世界24カ国同時発売−世界初レビュー - HONZ

    書は世界24カ国同時発売である。日では日朝から書店店頭に並べられている。ということはこのレビューが世界最速になるかもしれない】 このレビューを書くため、「スノーデン」や「NSA」などのキーワードを20回以上Googleで検索し、何件かの事実確認をするためにMicrosoft Office 365を経由してメールを送受した。すでにこれらの通信は北米大陸のどこかに存在するサーバーに蓄積されているかもしれない。 “バウンドレス・インフォーマント”と呼ばれるプログラムが、2013年3月8日から1ヶ月間で世界中から傍受したメールは970億件以上、通話は1240億件以上だ。なかでもイランやパキスタンなどは140億件を超えている。それどころか、傍受が禁止されている米国内や、技術的に難しいはずの中国からですら30億件以上のメールと通信データを収集している。もちろん日も例外ではない。米国企業に勤務

    『暴露 スノーデンが私に託したファイル』世界24カ国同時発売−世界初レビュー - HONZ
  • 中国の横暴に対して一歩も引かないベトナム 自主防衛の気概を日本も見習うべし | JBpress (ジェイビープレス)

    5月5日、横須賀を母港とするアメリカ海軍第7艦隊旗艦「ブルーリッジ」が、中国とフィリピンが領有権紛争中の南シナ海東部スカボロー礁周辺海域を航行していたところ、2隻の中国海軍軍艦(駆逐艦とフリゲート)と遭遇した。 中国は南シナ海で露骨に強硬姿勢を示しているうえ、2013年も南シナ海で中国軍艦がアメリカ海軍巡洋艦「カウペンス」(「米軍巡洋艦に中国揚陸艦が『突撃』、衝突も辞さない中国海軍の攻撃的方針」、JBpress)に体当たりをするがごとく急接近した記憶が新しいため、ブルーリッジ側には緊張が走った。 しかしブルーリッジと中国海軍戦隊の間には何の交信もされず、何ごともなく両者は離れていった。

    中国の横暴に対して一歩も引かないベトナム 自主防衛の気概を日本も見習うべし | JBpress (ジェイビープレス)
  • コンセプトは”エロうま” - 『キレイゴトぬきの農業論』 - HONZ

    農家が農業の話をしているだけなのに、まるでスタートアップ系企業のプレゼンテーションでも聞いているかのよう。書の読書体験を一言で表すと、そんな風になる。 そこにはステレオタイプな農家像に見られるような、寡黙さも清貧なイメージもない。「日一話のうまい農家」を自負する著者が作り出しているのは「安全」なだけの無農薬野菜でも、「環境にやさしい」だけの有機野菜でもなく、新しい争点だ。 の安全をめぐる「有機野菜」というキーワード。この言葉には、多くの人を思考停止にさせる特別なイメージがある。「有機農業だから安全」「有機農業だから環境にいい」。加えて既存の手法へのアンチテーゼ等も手伝い、体に悪い農薬を使ったものか、それともそれを使わない有機野菜か、そこが一つの争点となってきた。同じような光景は、農業に限らず他の分野でも見られるものだろう。 だが著者は、このような議論を二周遅れと切り捨てる。現在の農薬

    コンセプトは”エロうま” - 『キレイゴトぬきの農業論』 - HONZ
  • 選択制確定拠出年金は加入すべき?貯蓄よりオトク、節税、確実に老後資金への備え

    先日、友人から「今度、夫の会社で確定拠出年金が導入されるらしいんだけど、加入してもしなくてもいいみたい。どっちがいいの?」との質問を受けた。 加入してもしなくてもいい確定拠出年金。いささか素人っぽい言い方ではあるが、彼女が言っているのは「選択制確定拠出年金」(以下、選択制)のことだ。 選択制は、企業型確定拠出年金(以下、企業型)と同様、拠出額の範囲内で従業員自身が運用商品と運用割合を決め、運用成績によって資産残高が決まる。ただし掛金を拠出するしくみが企業型とは異なる。 企業型では、掛金を拠出するのは事業主であり、従業員個人が拠出することはできない。そして掛金の上限は他の企業年金の有無で決まる。 ・他の企業年金がある場合…月額掛金上限は2万5500円 ・他の企業年金がない場合…月額掛金上限は5万1000円 これが選択制では、次のようになる。 (1)事業主拠出額+従業員拠出額の月額掛金上限 ・

    選択制確定拠出年金は加入すべき?貯蓄よりオトク、節税、確実に老後資金への備え
    vcc
    vcc 2014/05/15
    額面給与から拠出した掛金は、全額所得控除の対象となる。仮に課税所得が600万円の従業員が毎月2万5500円を拠出すると、所得控除額は年間で30万6000円。所得税率が20%なので、6万1200円の節税となる。
  • グーグルが直面する実務上・倫理上の問題 欧州司法裁判所の判決の波紋、「忘れられる権利」が認められたらどうなる?:JBpress(日本ビジネスプレス)

    これはたまげた、予想外だ、ひょっとしたら革命的な変化が起こるんじゃないか――。欧州のデータプライバシーの新たな基準を打ち立てることになるグーグル側の敗訴に対し、法曹界が最初に示した反応はこのようなものだった。 欧州連合(EU)の最高裁判所に相当する欧州司法裁判所は、EUの法律には「忘れられる権利」が存在しており、グーグルはこの権利を守る義務を負うと事実上結論づけた。 つまり、請求があれば、グーグルは有害な、あるいは望ましくない個人情報を同社のサーバーから削除しなければならない。たとえそれが、他のどこかで合法的に公開されたものであってもだ。 これにより、グーグルの検索事業は個人からの請求にさらされる恐れがある。自分に関する不快なコメント、裁判所から受けた他人に知られたくない命令、見れば赤面してしまう自分の写真などへのリンクを削除せよという請求が舞い込むかもしれない。しかし、話はそこでは終わら

    グーグルが直面する実務上・倫理上の問題 欧州司法裁判所の判決の波紋、「忘れられる権利」が認められたらどうなる?:JBpress(日本ビジネスプレス)
    vcc
    vcc 2014/05/15
    欧州連合(EU)の最高裁判所に相当する欧州司法裁判所は、EUの法律には「忘れられる権利」が存在しており、グーグルはこの権利を守る義務を負うと事実上結論づけた。判決は「大規模な私的検閲に道を開く」