たまにふと思う。ライターという職業をビジネスとして考えると、執筆する言語で市場が制限されてしまうなあと。「書いて報酬をもらう」ことに限定するなら、日本語で生産したら日本語圏にしかコンテンツは売れない。一方、言語に依存しないコンテンツ、例えば絵画、写真、動画は違う。言語の壁がなくてグローバルに売れていいなあ、と。 キャリアに特化したSNS「LinkedIn」を見ながらそんなことを考えていた。LinkedInは主に海外企業や外資系企業に就職する人なら役に立つと思う。しかし純粋に日本企業に就職を考えている人にはどうか。ましてや筆者のように日本語の執筆のみで生計を立てている人間には有効ではないのではないか。そう思っていた。あまり期待せず「登録したらどうなるかな?(きっと何も起こらないだろう)」くらいの軽い気持ちで登録していた。 ところが、昨年は意外なことが起こった。そこで得た発見をFacebook
この章では、関数型の至宝であるコンビネータライブラリについて説明します。 コンビネータとは何か? この章でいうコンビネータとは、ある型の部品と部品を組み合わせて、同じ型のより大きな部品を作るための関数のことです。たとえば、パーサのコンビネータライブラリは、パーサを組み合わせるための各種コンビネータを提供しており、簡単にパーサを作成できます。コンビネータライブラリは、言語内DSL(Domain Specific Language)と表現してもよいでしょう。 関数型では、パーサに加えて、データを文字列でわかりやすく表示するプリティプリンタ、SQL、XML、ハードウェア記述、そしてデリバティブ(金融商品)記述、楽譜記述など多様なコンビネータライブラリが作られ、実際に使われています。この章では、パーサのコンビネータライブラリを取り上げます。 CSVのパーサ たとえ簡潔でも、実用的でないパーサの例だ
「助けがどうしても必要だ」 「ひっきりなしに悪夢を見るし、怒りが爆発する」 「外に出るたびに、そこにいる全員が何をしているのか気になって仕方がない」 「悪霊のようなものに取りつかれずに帰ってきた者はひとりもいないと思う。その悪霊は動き出すチャンスをねらっているんだ」 イラク戦争からの、アメリカ帰還兵たちが口にした言葉である。戦地のイラクやアフガニスタンに派兵され、帰還した兵士はおよそ200万人。彼らの中には、見た目は健康でも、PTSD(心的外傷後ストレス障害)やTBI(外傷性脳損傷)といった心の傷を抱える者が少なくない。気鬱、不安、記憶障害、人格変化、自殺願望といった症状に悩まされる兵士たちの数は50万人に上り、毎年250人超が自ら命を絶っているという。(2012年8月の「ニューズウィーク」には毎日18人の帰還兵が自殺するという記事も出ている) 本書は、心に傷を負った5人のイラク戦争帰還兵
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く