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2022年11月21日のブックマーク (4件)

  • 静電アクチュエーターの出力を1000倍にする有機強誘電材料

    東京工業大学は、静電アクチュエーターの出力を、従来の1000倍にできる「有機強誘電材料」をENEOSと共同で開発した。この材料を用いた静電アクチュエーターは軽量かつ柔軟性に優れており、駆動電圧も数十Vで済むという。 駆動電圧も数十Vに低減、出力は印加電圧にほぼ比例 東京工業大学科学技術創成研究院未来産業技術研究所の西村涼特任教授と市林拓特任准教授らによる研究チームは2022年11月、静電アクチュエーターの出力を、従来の1000倍にできる「有機強誘電材料」をENEOSと共同で開発したと発表した。この材料を用いた静電アクチュエーターは軽量かつ柔軟性に優れており、駆動電圧も数十Vで済む。このため、パワースーツの人工筋肉や電気自動車のアクチュエーターなどへの応用が期待されている。 静電アクチュエーターは、電磁アクチュエーターに比べ「構造が簡単で軽量」といった特長がある。ただ、大きな出力を得るために

    静電アクチュエーターの出力を1000倍にする有機強誘電材料
    vcc
    vcc 2022/11/21
    電極/誘電体間に蓄積される電荷量によって、静電アクチュエーターの発生力が決まることに着目。電荷量を増やすため、強誘電体が有する大きな自発分極を利用することにした。
  • 「あらゆる社会問題は『住宅問題』に起因する」(2021年9月14日)

    欧米諸国における住宅不足は、多くの人が自分の家を持つことを妨げるだけでなく、格差、気候変動、生産性の低下、肥満、さらには出生率の低下さえも引き起こしている。 欧米諸国が現在直面する問題として、コロナ禍だけでなく、低成長、気候変動、健康被害、金融不安、少子化などが挙げられる。これら長期的なトレンドは、我々が社会に対して感じる諦めにも似た倦怠感の一因となっている。これらの問題は一見関連性が薄いように見えるが、全てを悪化させるある一つの大きな要因がある。それは「住宅不足」だ。つまり、人々の住みたい土地に建設される住宅が少なすぎるのだ。そして住宅不足の解消は、我々が直面する一見すると無関係な様々な問題の解決につながる。 住宅の高額化による “目に見える” 影響 職場、休日の過ごし方、友人や隣人、どのタイミングで何人の子供を持てるか、そして病気になるリスクまで、住む場所というのは人生のほぼ全てに影響

    「あらゆる社会問題は『住宅問題』に起因する」(2021年9月14日)
  • なぜ「です・ます」で論文を書いてはいけないのか? 論文を却下されてしまった哲学者が導き出した“答え”とは | 文春オンライン

    『日語からの哲学 なぜ〈です・ます〉で論文を書いてはならないのか?』(平尾昌宏 著)晶文社 副題「なぜ〈です・ます〉で論文を書いてはならないのか?」は、〈です・ます体〉で書いた論文が却下された時に著者がいだいた疑問だ。書では〈です・ます体〉と〈である体〉、さらには〈だ体〉〈である体+だ体〉を視野に入れて話題を展開していく。 しかしタイトルは「日語からの哲学」で、「このは何のですか?」と問われたら「哲学のです」と答えるのがふさわしい。 著者は自身の立てた問いを丁寧に追う。まず自身の考えを整理する第1部「問題編」。次に、これまでどのようなことが主張されているかを、精緻に追いかけていく第2部「国語学・日語学編」。そして、哲学的な考察に入っていく第3部「日語からの哲学編」。さらに、第3部をもとにした第4部「異論と展開編」がある。 著者は「まえがき」で3~8章あたりは「流し読み」して

    なぜ「です・ます」で論文を書いてはいけないのか? 論文を却下されてしまった哲学者が導き出した“答え”とは | 文春オンライン
  • プロジェクト成功のカギは「人」や「時間」ではない

    「イノベーションを起こす上での課題」の1位は「日々の業務に追われて余剰時間がない」こと。 日経済新聞がまとめた2022年の「スマートワーク経営調査」による結果である。上場企業と有力非上場企業の計813社が有効回答を寄せ、うち43.2%が冒頭の選択肢を選んだ(複数回答で3項目を選択)。 2022年11月4日付の日経紙でこの調査結果を読み、少し驚いた。目の前に仕事がたくさんあり、それをこなすことに追われていると、「新たなイノベーションを」と上から命じられてもその言葉は頭の上を通り過ぎてしまう。こういう状態なのだろう。だからといって日々の業務を減らして余剰時間をつくればイノベーションを起こせるのか。そうではないと思う。 事前調査を念入りにすれば成功するのか 7年ほど前、同じように感じた調査結果を紹介する文を自分で書いたことを思い出した。「新事業に取り組む際の課題」を尋ねたところ、回答の1位は

    プロジェクト成功のカギは「人」や「時間」ではない
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    vcc 2022/11/21
    「新商品・新サービス・新技術の創出」に成功した企業が挙げた要因の1位は「構想」。「事業拡大・業態変革」を成し遂げた企業が選んだ要因の1位は「顧客と取引先」であった。