データセンターやサーバルームといえば、がんがんに冷房が効いて、しばらく作業していると手がかじかんでくる……という経験をした方も少なくないはず。 ところがインテルは「Still Cooling Your Data Center?」(まだデータセンターを冷やしてるの?)という、これまでのデータセンターの常識をひっくり返すビデオを公開しました。 Still Cooling Your Data Center? 半裸でオフィスを練り歩く二人、どこへ向かっているのかというと……
グーグルがNoSQL軽量ライブラリ「LevelDB」をオープンソース化。SQLiteとの比較ベンチマークも公開 キーバリュー型データストアは、いわゆるNoSQLデータベースの代表的な種類の1つ。LevelDBは以下のような特徴を備えています。 基本的な操作は、Put(key,value), Get(key), Delete(key) 1つのトランザクションとして複数の変更操作が可能 データは自動的に圧縮し保存される SQLite、Kyoto TreeDBとの比較ベンチマークも LevelDBはC++で書かれたライブラリで、今後のChromeブラウザのIndexedDBはLevelDBで実装されると説明されています。 Upcoming versions of the Chrome browser include an implementation of the IndexedDB HTML5
いま注目されているサーバサイドJavaScriptの火付け役となったNode.js。その開発者であるライアン・ダール(Ryan Dahl)氏自身がNode.jsを紹介した講演「Introduction to Node.js with Ryan Dahl 」のビデオが公開されています。 この講演は、サンフランシスコのPHP開発者の集まりであるThe SF PHP Meetup Groupが2月にダール氏を招待して行われたもの。 そのため、Node.jsを知らないデベロッパーに向けて、Node.jsがどのような特徴を持つプログラミング言語なのか、分かりやすく解説しています。内容を紹介しましょう。 Node.jsとPHPとの本質的な違いとは何か Node.jsを触ってみよう。今日は特にスライドは用意してなくて、タイプしてどんなものかを動かしながら紹介していくつもりだ(注:ダール氏はここで最初に「
グーグルは検索エンジンだけではなく、メールソフトのGmail、オフィス系ソフトのGoogle Apps、WebブラウザのChromeやOSのAndroidなど、さまざまな種類と規模のソフトウェアを開発しています。 それらはどのようにテストされ品質管理されているのでしょうか? グーグルのブログGoogle Testing Blogに、Test Engineering DirectorのJames A Whittaker氏による「How Google Tests Software」がポストされ、その概要を伝えています。 3つのチームからなるEngineering Productivity Whittaker氏はまず、グーグルにはテストの専門部隊はいないのだ、という組織構造の説明から始めます。 There isn't an actual testing organization at Googl
モバゲーで知られるDeNAは、バックエンドデータベースにNoSQLを使っていません。なぜか? それはMySQL/InnoDB 5.1の環境で秒間75万クエリという、多くのNoSQLでも実現できないような高性能を実現しているから。DeNAの松信嘉範(まつのぶよしのり)氏は、自身のブログにこんな内容のエントリ「Using MySQL as a NoSQL - A story for exceeding 750,000 qps on a commodity server」(英語)をボストしています。 Yoshinori Matsunobu's blog: Using MySQL as a NoSQL - A story for exceeding 750,000 qps on a commodity server 松信氏が指摘するように、大規模なネットサービスを提供している企業の多くは分散環境で
日本では9月といえば2学期の始まりですが、米国では9月が新学期のスタート。留学したつもりで海外の大学で行われているコンピュータサイエンスの講座を受講するのはいかがでしょうか? YouTubeは今年の3月から、大学が公開している講義の動画を集めた「YouTube - EDU」コーナーを開始しました。スタンフォード、ハーバード、マサチューセッツ工科大学(MIT)、カリフォルニア大学バークレイ校(UC Berkeley)、そのほか多くの大学の講座が無料で見られます。 内容はコンピュータサイエンスに限らず、政治、経済、著名人のオピニオンなどが幅広くカバーされています。 YouTube Eduには大量の講座が蓄積されているのですが、自分に興味のある講座を探してそれらを見るには、検索を繰り返したり授業ごとに分割された動画を順番に探したりと、少々手間がかかります。 そこで、ITエンジニアの方が見て役に立
セールスフォース・ドットコムが先週金曜日、9月4日に発表した同社のSalesforce CRMアプリケーションの新エディション「Contact Manager Edition」。米国では1人あたり月額9ドルという価格設定でしたが、日本では1人あたり月額1050円(税込み)と発表されました。 同社はすでに提供を開始しており、日本語版も利用可能になっています。 Salesforce.comはこれまでもっとも安価なエディションが一人あたり月額4200円でした。今回の月額1050円は大幅に価格を引き下げたエディションの提供になります。 Google Appsとの統合も 利用できる機能は、顧客や見込み顧客とのコンタクトの履歴管理。顧客情報を入力し、メールや電話、訪問のやりとりの履歴を顧客ごとに記録し、効率的な営業に役立てることができます。CRMのもっとも基本的な機能ですね。 また、Google Ap
米国のIT系出版社Packet Publicshingが主催する「2009 Open Source CMS Award」が開催されており、現在投票受付中です。 2009 Open Source CMS Awardは、その名の通りオープンソースのCMSとしてどれが人気があるのか? 優れているのかを投票によって決めようというアワード。昨年は、Drupal、Joomla!、DotNetNukeが選ばれており、今年も1万を超えるノミネートの中から最終選考に残ったCMSに対して、投票が始まっています(追記、この「ノミネート」とは、ノミネートにあがったCMSに対する推薦が1万以上集まったのではないか、とご指摘をいただきました)。 今年は以下の5部門が設定されています。 Best Overall Open Source CMS Hall of Fame Most Promising Open Sourc
マイクロソフトのHyper-V R2が無償ダウンロード開始。その他のハイパーバイザの無償ダウンロードも併せて紹介 マイクロソフトがWindows Server 2008 R2の目玉機能の1つとして開発していたハイパーバイザのHyper-V Server 2008 R2(以下Hyper-V R2)が、無償でダウンロード可能になりました。いつもマイクロソフトの最新情報を教えてくれるMary Jo Foley氏のブログで真っ先に報じられています。 Hyper-V R2は、それまで機能的にほかのベンダと比べて劣っていたマイクロソフトのハイパーバイザを、競合ベンダの製品と十分に戦えるだけの能力を持った製品に押し上げる役目を担っていました。これまでのメディアの報道をみるかぎり、同社はそれに成功したといえそうです(参考:VMware社は次のNovell社になるかもしれないとするGartner社と、VMW
JavaScriptの開発環境は、テキストエディタを除外すると、主にデバッガやインスペクタとしてWebブラウザに内蔵されているのものと、Webブラウザのアドオンになっているもの。そして単独のアプリケーションとして統合開発環境となっているものの3つに大別できるでしょう。 特にWebブラウザのアドオンは手軽かつ一般のプログラミングには十分な機能を備えたものが登場しており、よく使われているようです。 2008年6月に書かれた以下の記事が、現状でのWebブラウザに関するHTML/CSS/JavaScriptのデバッガの状況を捕らえています。 Webデバッガ最強はFirebugだが、ほかのブラウザでは... | エンタープライズ | マイコミジャーナル In-browser Development Tools: Firebug Still King (英語) では以下から、ツールごとに関連する記事を
セールスフォースが採用しているマルチテナントアーキテクチャでは、すべてのユーザーが同一データベース、同一スキーマを共有しています。 では、個別に入力項目を増やすようなスキーマの変更を伴うアプリケーションのカスタマイズや、新たなテーブルを作成してそこに独自データを保存するようなアプリケーションの新規作成はできないのか? といえば、そんなことはなく、セールスフォースが提供するプラットフォームの上で、自由に項目の追加や新しいテーブルの作成が可能です。 全ユーザーでスキーマを共有しながら、しかし個別のカスタマイズを許容する。この一見矛盾する要件を、セールスフォースはどのように実現しているのでしょうか? (本エントリは「知られざる『マルチテナントアーキテクチャ』(2)~スケーラビリティのカギは組織ID」からの続きです。) 公開されているスキーマを見てみる ユーザーがスキーマを変更したり、新規テーブル
セールスフォースのFree Editionは、あえていえばセールスフォース的Google App Engineだ! セールスフォース・ドットコムは、同社のクラウドであるForce.com上でのアプリケーション開発と運用、公開を無料で行える「Force.com Free Edition」の提供を米国で6月15日から開始。これにより、誰でもセールスフォースのインフラを使って無料でアプリケーションを開発、公開することが可能になりました(米国のみ。日本では未発表です日本では2009年9月に正式発表されました)。 グーグルのGoogle App Engineが一定の条件の下で自由にアプリケーションの開発、運用環境を提供しているように、セールスフォースも同社のクラウド環境を無料で提供しはじめたということです。言ってみれば、セールスフォース版のGoogle App Engineがはじまったと言えます。
グーグルが独自に開発した分散ファイルシステム「Google File System」(GFS)。GFSには、グーグルがクローラが集めてきた大量のコンテンツ、GMailなどの利用者が保存する大量のファイル、 Google Mapsなどが表示する大量の画像など、想像を絶するほど大量のデータが保存されています。 GFSは約10年前に開発され、その後改良を加えられてはきましたが、いくつかの弱点が表面化してきています。それらの弱点を克服するために現在グーグルでは GFSの次のバージョンを開発中で、開発責任者であるSean Quinlan氏へのインタビューが、米国の計算機学会であるACMのWebサイトに掲載されています。 GFS: Evolution on Fast-forward また、そのインタビューの概要がニュースサイトRegisterの記事「Google File System II: Daw
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