結婚や出産など喜ばしいイベントが友人にあった時、メールの文面だけで「おめでとう」と言うのが物足りなくなってきた。忙しい相手にとって僕が物足りないかどうかなんて本当にどうでもいいことなのだけど、祝うサイドとしても悔いの無い「おめでとう」を言いたい。 そんな理由で、最近ビデオレターを送っている。友人個人に宛てた「おめでとう」と言うためだけの純粋なビデオレターである。 みんな優しいので朗らかに喜んでくれるが、やるこちらはと言うとスリリングでとても楽しい。「おめでとう」なんて5文字で済む言葉でも、動画でちょっと挨拶などを交えてしゃべるとすぐ数十MBのデータ容量になる。この膨大な情報を一気に相手に送ってしまう取り返しのつかなさがとてもハラハラして楽しい。結局自分が楽しいからやってるのだ。みんなごめん、という気持ちである。 楽しいので普段の事務的なメールもビデオレターにしてはどうだろうか。
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