「世界を舞台に働くときに必要なのは、まず語学力。でも本当に重視されるべきは、働き手それぞれが、必要とされる生産性を達成できるかということ。そして、そのためには現地の文化を知り、適応するための合理的な感覚が必要です」 これは、とあるヘッドハンターの言葉。国境を問わず活躍できる場が拡がっているいま、ぼくたちに必要なものが何かと問うたときに答えてくれた第一声でした。 日本のウェブメディア編集に日々取り組んでいるぼくが、なぜ"国を越えて働く"を考え始めたのか。きっかけは、IBMが現在展開しているブラウザゲーム「海外戦略ゲーム」でした。 いま「国境を問わず活躍できる」はむしろ、「国境を問わず活動しなければならない」ということなのかも。ゲームの詳細を、ヘッドハンター氏との対話とともに紹介します。 IBMはなぜ、ゲームをつくったのか 「真のグローバル企業を目指せ!」と銘打たれたこのゲームでプレーヤーに与
アプリやWEBサービスのPRをする上で知っておきたい「戦略PR」の7つの考え方と事例。,アプリやWEBサービスのPRを考える上で、参考になる「戦略PR」の事例を紹介しています。アプリやWEBサービスではないですが、どのようなPR事例があるか調べてみました。 戦略PRとは、 ①メディアや消費者の関心を最大化できるテーマを設定し、 ②商品の売上に貢献するシナリオを描き、 ③チャネル設計し、 ④情報の伝播をしかける (新版 戦略PRより) だそうです。 では考え方と実際の事例を紹介していきます。 一番をつくる 世界一、日本一は話題になりやすいです。AKB総選挙、1箱1,000円のタバコなどカテゴリを絞ることで一番を作りやすくなります。 ・世界一素晴らしい仕事 「Best Job in the World」という求人広告がオーストラリアで出ました。仕事内容は、無人島でのちょっとした雑務とグレート・
太平洋戦争の盲点とその戦略的解答 (20040506初出、20130905加筆、20130909再加筆、20130912「勝敗のバロメーターとしての『戦略線の長さの比』」追加) 実のところ今まで私は、太平洋戦争に関するシミュレーションというのは、それほど真剣にやるつもりはなかったんです。ところがどうも、先日アップした知的制海権のための作戦計画案を振り返ってみたところ、どうもパターン面で共通している部分がかなりあって、それが結構馬鹿にならないぐらいのものであるらしいことがわかってきました。そうなると完全に無視しておくというわけにもいきません。 それにまた一般的な問題として見ても、とにかく社会全体で、太平洋戦争というのは何をどうやっても勝つ方法はないというのが完全に常識に化してしまっていて、国家戦略を考える場合にそこで思考停止に陥ってしまうことが多いように思えます。 ところが例の知的制海権のた
マクロ経済という観点から見ると、日本企業が海外で買収を進める環境は、過去のブーム時と比べてもより明白なものとなっている。例えば、縮小する国内市場へ長期的に依存することで企業にマイナス影響が及ぶことはますます明白になりつつある。 また資産価格のピーク時に買収を行った過去のケースと異なり、日本企業は多くの業界で資産価格を押し下げている世界的な景気低迷のメリットを享受することができる。(対ドル為替レートで)過去30年最高、あるいはそれに近いレベルの円高が続いていることも大きな要因だ。 さらに日本企業(金融関係を除く)の現金保有高は、2011年末時点で2.79兆米ドルに達している。これは、同年日本企業が海外企業の買収に費やした695億米ドルをはるかに超える額だ。このことを考えても、今後しばらくの間、アウトバウンドM&Aの波が続く可能性は高い。 日本企業自身も、こういった要因が海外で買収を行うために
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く