企業向け研修サービス「サイバックスUniv.」のサーバに保存していた約25万人分の個人情報がGoogleで検索できる状態になっていた件を巡り、提供元のリスクモンスターは7月5日、原因はネットワークの設定ミスだったと発表した。過去にサーバをAWS移行した際、設定変更があったところ、チェック体制に不備がありミスにつながったという。 情報がGoogleで検索可能になっていたサーバは、サイバックスUniv.のサブシステム(システムの一部を構成する小規模なシステム、または予備や代替のシステム)の運用に使っていたもの。リスクモンスターによれば、サブシステムが抱える個人情報の洗い出しが不十分だった他、当時のサーバ移行が同社にとって初めて、独自にシステムをクラウド化する案件で、セキュリティの見直しが徹底できていなかったという。 リスクモンスターは対策として、サーバの設定変更のテスト体制を強化。外部の診断サ
Innovative Tech: このコーナーでは、テクノロジーの最新研究を紹介するWebメディア「Seamless」を主宰する山下裕毅氏が執筆。新規性の高い科学論文を山下氏がピックアップし、解説する。 セキュリティ研究者Avinash Sudhodananさんと米Microsoft Security Response Centerの研究者が発表した「Pre-hijacked accounts: An Empirical Study of Security Failures in User Account Creation on the Web」は、まだ作成していないWebサービスのアカウントを乗っ取る攻撃をテストし脆弱性を示した論文だ。 具体的に5種類の攻撃を提案し75のWebサイトで試したところ、35のサイトで乗っ取りに成功したという。その中には、ZoomやInstagram、Drop
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