TPP=環太平洋パートナーシップ協定の18回目の交渉会合が、15日から25日までの日程でマレーシアで開かれます。日本は終盤の23日午後から初めて交渉に参加できる見通しで、関税の撤廃や知的財産のルール作りなどを巡って主張を説明するとともに、交渉全体の把握を急ぐことにしています。 18回目となるTPPの交渉会合は、アメリカやオーストラリア、ニュージーランド、シンガポールなど11か国が参加して、マレーシアのコタキナバルで15日から始まります。 今回の会合は25日まで開かれる予定で、日本は、アメリカの国内手続きが終了する23日午後から初めて交渉に参加できる見通しです。 交渉は21の分野で行われていて、参加国の発表などによりますと、これまでに「電気通信」など一部の協議はおおむね終了し、食品の安全基準などを定める「衛生植物検疫」などの分野も話し合いはすでに大幅に進展しているということです。一方で、「関