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ブックマーク / karapaia.com (23)

  • 粒子加速器の中に頭を入れた科学者、アナトーリ・ブゴルスキーの物語(ロシア)

    頭を入れたらまずいものはたくさんあるが、荷電粒子を加速する装置、粒子加速器もその1つだろう。最大で光速近くまで粒子を加速させているのだから。 1978年7月13日は、36歳のロシア人科学者、アナトーリ・ブゴルスキーにとって、最悪の日となってしまった。 粒子加速器に問題が生じたため、装置の中に頭を入れて故障部品の確認をしていたところ、 76電子ボルトの陽子線の進路上に彼の頭が入ってしまったのだ。 粒子加速器の陽子線が頭を貫く ブゴルスキーは、ロシア、セルプホフ市プロトヴィノにある高エネルギー物理研究所で働いていた。粒子加速器に問題が生じたので、強力な陽子線が放たれる装置の中に頭を入れて故障部品を確認しようとした。 そのとき装置は作動していないはずだったが、実はまだ動いていた。危険を知らせるはずのアラームが、前の実験の間、オフにされたまま、もとに戻されていなかったのだ。 たちまち、目に見えない

    粒子加速器の中に頭を入れた科学者、アナトーリ・ブゴルスキーの物語(ロシア)
  • 幼少期に親に嘘をつかれて育った子供は、大人になると社会的適応が困難になる可能性(国際共同研究)

    子供が駄々をこねた時、親は思わず「いい子にしないとお巡りさんにつかまっちゃうよ」、「鬼が出てくるよ」などといった嘘をついて、子供に言うことを聞かせようとする傾向がある。 そうした親の嘘は一時的には効果があるかもしれない。だが、今回の共同研究によると、親に嘘をつかれて育った子供たちは、成長してから親に嘘をつきやすく、社会での行動に有害な影響をもたらす可能性があることが明らかとなった。 379人の若者を対象に調査 シンガポールの南洋理工大学(NTU)は、カナダのトロント大学、アメリカのカリフォルニア大学とサンディエゴ大学および中国の浙江师范大学(Zhejiang Normal University)との共同研究で、親に嘘をつかれて育った子供は、大人になると嘘をつきやすく、矛盾に悩む社会の困難に直面する可能性があることを明らかにした。 この画像を大きなサイズで見るAlexas_Fotos/pix

    幼少期に親に嘘をつかれて育った子供は、大人になると社会的適応が困難になる可能性(国際共同研究)
  • スタンフォード監獄実験は仕組まれていた!?被験者に演技をするよう指導した記録が発見される

    これまでで最も有名かつ影響を与えた心理学の研究の1つが嘘と作為によるものだと暴露された。 1971年に実施されたスタンフォード監獄実験は、人間に権力を乱用する性質が備わっていることを示したものだとされている。 しかし新しい報告によると、その実験は仕組まれたものだったという。 スタンフォード大学の記録庫から、フィリップ・ジンバルドー教授が囚人をひどく扱うよう看守を促していた記録が発見され、さらに囚人の1人であったボランティアが狂気の発作が実は演技だったことを認めたのである。 スタンフォード監獄実験とは? 1971年8月14日から1971年8月20日まで行われたスタンフォード監獄実験はいくつもの心理学の教科書に掲載されてきたほか、数多くのドキュメンタリーや映画の題材にもなった、非常に有名な心理学実験だ。 フィリップ・ジンバルドー教授がスタンフォード大学の学生から参加者を募り、被験者に囚人と看守

    スタンフォード監獄実験は仕組まれていた!?被験者に演技をするよう指導した記録が発見される
  • 最も成功している人は過大評価されがちだが運による要素が大きい。本当に学ぶべき対象は2位や3位(英研究)

    最も成功している人は過大評価されがちだが運による要素が大きい。当に学ぶべき対象は2位や3位(英研究) 記事の文にスキップ 勝者はその実力を過大評価される傾向にあるという。ゆえに彼らを真似するべきではないと専門家は警告している。 数学モデルによると、実力が同程度であれば勝敗を分けるのは運の要素が非常に大きいそうだ。 人生の勝者である世界最高の富裕層は、とかくお手として参考にするべきだと思われがちだ。しかし英ウォーリック・ビジネススクールのチェンウェイ・リュー(Chengwei Lau )氏は、「彼らが優れていることは確かだろうが、最高のスキルを持っているかといえば必ずしもそうとは言えません」と話す。 勝者になるかどうかは運が大きく左右する リュー氏らが2012年に『Proceedings of the National Academy of Sciences』で発表した研究によると、突

    最も成功している人は過大評価されがちだが運による要素が大きい。本当に学ぶべき対象は2位や3位(英研究)
  • さらなる暴挙が娘を襲う。娘のインスタグラムをチェックして同じポーズで自撮りする父親の暴走が止まらない

    以前、カラパイアでは、10代の娘がインスタグラムに投稿した自撮り写真を真似る父親についてお伝えした。娘の姿を真似して比較画像を作り、自らのインスタグラム・アカウントで公開するという暴挙に出たのだ。 父親の愛が暴走してきっと娘も迷惑しているだろうと思いきや以外にもお互いにノリノリで楽しんでいる、というピースフルな結末にほっこりしたわけだが、父親はその後も続々と比較画像をリリース。すっかりインスタグラムの人気者となっているのである。 娘の自撮り写真を真似する父親リターンズ ことの発端はアメリカ・ワシントン州に住むクリス・マーティンさんが、娘のキャシーさんのインスタグラム・アカウントを発見したことだった。娘にセクシーな写真をSNSで公開して欲しくないな・・・そう考えて比較画像シリーズをスタートさせたところ世界中で大うけ。今では、マーティンさんには14万7000人以上ものフォロワーがいる。 ファッ

    さらなる暴挙が娘を襲う。娘のインスタグラムをチェックして同じポーズで自撮りする父親の暴走が止まらない
  • 葉緑素がないのに生きている?自然の法則に逆らう謎の白い植物「アルビノ・レッドウッド」

    ほとんどの植物にとって葉緑素を作れないということは死を意味する。だが米カリフォルニア州ハンボルト・レッドウッズ国立・州立公園のアルビノ・レッドウッドについてはこの法則が当てはまらないようだ。レッドウッドは、セコイア属の常緑針葉樹である。 ほぼ完全に真っ白なものもあれば、半分が緑で半分が白いものもある。共通しているのは、枯れてしまうはずなのに、そうなっていないということだ。 Revisiting Albino Redwoods, Biological Mystery: Science on the SPOT: その存在すら疑われる謎の白い植物「アルビノ・レッドウッド」 100年以上も専門家を困惑させるアルビノ・レッドウッドは存在自体が馬鹿げており、直接見たことがない者の中には、実在を疑う者も大勢いる。 その謎を研究する生物学者ゼーン・ムーアは確かに存在することを保証するが、好奇心旺盛なツーリ

    葉緑素がないのに生きている?自然の法則に逆らう謎の白い植物「アルビノ・レッドウッド」
  • ロシアに落ちた隕石から宇宙由来の激レアな準結晶が発見される(イタリア研究) : カラパイア

    ロシアに落下した隕石の中から激レアな準結晶が発見された。地球上の自然環境でこの奇妙な物質が目撃されたのは、これまでたったの3度しかないそうだ。 宇宙に起源を持つこの結晶は非常に珍しい。だが当に凄いのは、原子配列が実に変わっていることだ。数十年間その存在は”あり得ない”とまで言われ、あまりの風変わりさに最初に発見した科学者のキャリアを台無しにしたほどだ。 この新しく発見された準結晶標は、イタリア、フィレンツェ大学の地質学者ルカ・ビンディのチームによって発見された。

    ロシアに落ちた隕石から宇宙由来の激レアな準結晶が発見される(イタリア研究) : カラパイア
  • 自閉症スペクトラム(ASD)は脳の障害ではなく、知覚神経の異常による可能性が示唆される(米研究) : カラパイア

    これまで自閉症スペクトラム(ASD)は脳の発達障害のせいと思われていた。しかし現在では、脳に知覚情報を送る腕、脚、手、指、皮膚などの神経障害のせいかもしれない可能性も浮上しているという。 接触過敏、非社交性、不安症などの症状は、体じゅうを走る知覚神経のなんらかの欠陥によって引き起こされているのかもしれない。米マサチューセッツ州ハーバード大学の医療専門家によると、アスペルガー症候群など、自閉症スペクトル障害(ASD)の人たちは、こうした知覚神経が遺伝子の突然変異によって不完全な状態になっているという。

    自閉症スペクトラム(ASD)は脳の障害ではなく、知覚神経の異常による可能性が示唆される(米研究) : カラパイア
    vespid
    vespid 2016/08/20
    信じがたい
  • これすごい!ガラス瓶を水と油とカッターを使って綺麗に真っ二つにカットする方法 : カラパイア

    用途があるのかどうかはわからないが、ガラスの瓶をきれいに2つにカットする方法が紹介されていた。使用するのは水と油とカッターだが、カッターで切るわけではない。刃を熱して浸すだけなのだ。

    これすごい!ガラス瓶を水と油とカッターを使って綺麗に真っ二つにカットする方法 : カラパイア
  • 他の人よりすごくやさしい人がいるのはなぜか?利他的な心は生まれつきのものである可能性(米研究) : カラパイア

    私の高校時代のクラスメイトがそうなのだが、とにかくやさしくて、困っている人を見ると誰にでも救いの手を差し伸べていた。 忘れ物常習犯の私はその友人に毎日のようにいろんなものを借りまくっていたわけだが、嫌な顔ひとつせず、あたりまえのように貸してくれた上に、忘れることを想定して2つ用意してくれたりもした。 「自分がされていやなことを人にするな」とか、「自分がされてうれしいことを、人にもしてあげなさい」とは、昔からよく言われる言葉だが、それを日々実践していくのは難しいものだ。 だが中には、それがあたりまえのように実践している人がいる。どうやら科学者はその謎を解き明かしたと考えているようだ。 最新の2つの研究から、親切な人は共感を促す役割がある脳の領域が活発であることが明らかにされた。

    他の人よりすごくやさしい人がいるのはなぜか?利他的な心は生まれつきのものである可能性(米研究) : カラパイア
    vespid
    vespid 2016/03/22
    “他の人よりすごくやさしい人がいるのはなぜか?”という意味不明な日本語も許してしまう僕のやさしさ。
  • サハラ砂漠の洞窟に残された8,000年前の手形は人間のものではなかった。その正体は・・・ : カラパイア

    サハラ砂漠の洞窟には、小さな13個の手形が残されている。最新の研究から、それが人間のものではないことが明らかとなった。 2002年、エジプト南西のリビアとの国境付近に広がる広大な砂漠のど真ん中で、アマチュア冒険家が”獣の洞窟(Cave of Beasts)”を発見した。ワディ・スーラIIとも呼ばれるこの洞窟には、およそ8,000年前のものと思われる5,000点にもおよぶ絵や彫刻が残されていた。

    サハラ砂漠の洞窟に残された8,000年前の手形は人間のものではなかった。その正体は・・・ : カラパイア
  • 自動車工場でのみ採取できる美しい鉱石「フォーダイト(デトロイト瑪瑙)」 : カラパイア

    文明の栄枯盛衰を物語る残滓とも言うべきこの人工鉱石「フォーダイト(デトロイト瑪瑙)」は、アメリカ、ミシガン州デトロイトの廃自動車工場の床や壁から採取されたものだ。 20世紀当初、車の塗装は手作業で行われていた。床や壁に飛び散ったエナメル塗料は、そのままの状態でまた次の塗装作業が行われ、何層にも積み重ねられていった。それが月日を経て固まっていき、それを研磨したものがこの美しいフォーダイトとなっていったのである。

    自動車工場でのみ採取できる美しい鉱石「フォーダイト(デトロイト瑪瑙)」 : カラパイア
  • ねっ、簡単でしょ?ガムの包み紙と乾電池を使って一瞬で火をおこす方法【サバイバル術】

    むしろこんなに簡単に発火してしまうことに驚きなのだが、非常事態とか遭難とかの時に覚えていて損はない、ガムの包み紙と乾電池で一瞬にして火を起こす方法だ。ポイントとしてはガムの包み紙は銀紙である必要がある。 QC#56 – Gum Wrapper Fire Starter 必要なものは電池と この画像を大きなサイズで見る ガムの包み紙 この画像を大きなサイズで見る ガムの包み紙を3等分して中央部分が2ミリくらいになるようにカットする この画像を大きなサイズで見る 包み紙の表側(銀の方)を乾電池の片側(映像ではマイナス)にあたるように持つ。 この画像を大きなサイズで見る そしてもう片側に包み紙を接触させると・・・ この画像を大きなサイズで見る ね、簡単でしょ?驚くほどあっという間に火がついた。 キャンプで火を忘れたとき、無人島に流されたときに有効かもしれない。 でもこれ、うっかり手が燃える危険性

    ねっ、簡単でしょ?ガムの包み紙と乾電池を使って一瞬で火をおこす方法【サバイバル術】
  • ペットの犬と飼い馴らされたオオカミとの違い(ハンガリー研究) : カラパイア

    1990年代以降に急速に発展した分子系統学の知見に基づき、現在の時点では、イヌの祖先はオオカミとする説が一般的である。人間がオオカミを家畜化し、人間の好む性質を持つ個体を人為的選択することで、イヌという動物が成立したと考えられている オオカミを飼い馴らすのとペットの犬と違いはあるのだろうか?ハンガリーの科学者がこの答えを出すべく、飼いならされた狼とともに珍しい実験をしてみた。その結果は、犬とオオカミの主な違いがわかるヒントとなった。

    ペットの犬と飼い馴らされたオオカミとの違い(ハンガリー研究) : カラパイア
  • 人はなぜ蓮の穴を怖がるのか?トライポフォビアの謎が明らかに(英研究)

    ネットでは蓮の穴の画像を加工して、人の顔や体に埋め込む「蓮コラ」と呼ばれるコラ画像が出回っている。ぶつぶつと無数に穴が開いたものに対し、多くの人は不快感を抱き、ゾワゾワする。 そこでとどまらず、吐き気、めまいを引き起こし、パニック症状を起こす人もいる。穴の開いたものに対する恐怖症は「トライポフォビア」と呼ばれ、恐怖症の一種と言われている。 これまでの研究によりトライポフォビアである人は全体の16%にものぼるということがわかっている。なぜ人は蓮の実のような無数の穴の開いた集合体のようなものに恐怖するのだろうか? 英エセックス大学で視覚科学を専攻しているジェフ・コール博士とアーノルド・ウィルキンス教授による新しい研究によると、この恐怖症は、人類が進化の過程で直面したことのある有毒な動物の視覚的特徴に起因しており、自己防衛能でその記憶が呼び覚まされ、時にパニックになるような強い恐怖を感じてしま

    人はなぜ蓮の穴を怖がるのか?トライポフォビアの謎が明らかに(英研究)
    vespid
    vespid 2013/09/06
    これは違う。発疹などに対する恐怖でしょう。
  • 通常比20倍、巨大化した蚊が米フロリダ州を襲う。巨大蚊の大量発生 : カラパイア

    ここ最近、地球上の生物が巨大化したり、逆に縮小化するといった、まるでメルモちゃんの不思議なキャンディーをべたかのような現象が数多く報告されているが、米フロリダ州にて、巨大化した蚊、ジャイアント・モスキートが現れ始めたという。ユスリカとかではなく、普通に蚊なので当然血を吸う。しかも巨大なので、この蚊に血を吸われると激痛が走るという。 米フロリダ大学の昆虫学者たちは、既に巨大蚊の侵略を予測していた。これは、熱帯暴風雨やハリケーンによる洪水の影響で、元来この地域には生息していなかった巨大蚊の幼虫が運ばれてくる可能性を示唆したもので、昨年、巨大蚊は少数ながら発見されていた。そして今年、フロリダ州を襲った豪雨により、この巨大蚊が大量発生してしまったのだ。 巨大蚊の体長はフロリダ州にいる在来種の20倍はあり、その羽音も凄まじく、刺されると激痛が走るという。昆虫学者たちはこの蚊を「ノートリアスリー・ア

    通常比20倍、巨大化した蚊が米フロリダ州を襲う。巨大蚊の大量発生 : カラパイア
  • 水銀の中に手を入れてみた。こうなった。

    銀のような白い光沢を放つことから「水銀」と名付けられた元素記号「Hg」の水銀。水銀40kgをボウルに入れ、手を入れてみるという実験映像が公開されていた。 水銀は、常温、常圧で凝固しない唯一の金属元素。40kgというとちょっとした子どもの体重ほどあるわけだが、体積はこの程度なのでかなり重い元素であるということがわかる。 生物に対して毒性が強いため、使用が控えられている金属であるが、かつては中国では不老不死の薬と信じられており、それが日に伝わって、飛鳥時代の持統天皇も若さと美しさを保つために飲んでいたとされている。 だが、水銀の持つ毒性により、始皇帝を始め多くの権力者が命を落としたそうだ。中世以降、ようやく水銀は毒として認知されるようになったそうだ。 この画像を大きなサイズで見るwritten by parumo ちなみに、体温計に使われている水銀は金属水銀なので比較的安全だと言われている。

    水銀の中に手を入れてみた。こうなった。
  • 一流レーシングドライバーが、カーディーラーのセールスマンに仕掛けたどっきりが凄かった : カラパイア

    NASCARを主戦場とするアメリカの有名なレーシングドライバー、ジェフ・ゴードンが、一般人を装ってカーディーラーに来店。そこでセールスマンと共に、車を試乗するというどっきりを行った。当然のことながら運転技術はかなりのもの。この男性がまさかゴードンであるとは思っていないディーラーは度肝を抜かれまくる。

    一流レーシングドライバーが、カーディーラーのセールスマンに仕掛けたどっきりが凄かった : カラパイア
    vespid
    vespid 2013/03/18
    やりすぎです
  • 水深3300メートルの海底からとんでもない形をした新種の肉食生物が発見される(米カリフォルニア) : カラパイア

    カリフォルニア沖、水深3300メートルの海底から、新種の肉の海綿生物が発見された。その形状は複数にわかれた根のような部分から、放射状にハープの弦のような枝が生えており、この枝を使って罠をしかけ、先端についたフックを使って小さな甲殻類を捕するという。

    水深3300メートルの海底からとんでもない形をした新種の肉食生物が発見される(米カリフォルニア) : カラパイア
  • 「おまえも道連れだ!」危機が迫ると自爆して毒を噴射するシロアリの老兵 : カラパイア

    シロアリはアリと名がついているものの、実際のところ、アリはハチ目の昆虫で、翅を欠く社会性のハチであるのに対し、シロアリは朽木などの植物遺体をべるゴキブリの中から社会性を著しく発達させた系統の昆虫である。女王、王を中心とし社会を形成していき、兵隊アリ、働きアリなどの階級が存在する。 近年の研究によると、フランス領ギアナに土着する”Neocapritermes taracua”と呼ばれるシロアリの種では、巣の防衛に働きアリも加わっており、外敵により巣が危険に瀕した時、「おまえも道連れだ!」とばかりに、背中部分が裂け、内部に蓄積してある毒を噴射し、敵を撃退する「自爆要員」の働きアリが存在することが明らかとなった。

    「おまえも道連れだ!」危機が迫ると自爆して毒を噴射するシロアリの老兵 : カラパイア