ベガルタはコンサドーレに快勝し、勝ち点30に到達した。あと2勝2分けで勝ち点38。いよいよ、残留確定が現実のものとなってきた。真に喜ばしい。 前半半ば過ぎまでは互角の展開。コンサドーレは大ベテラン岡山と、先日のブリスベンでも活躍したノースのCBコンビが浅いラインを維持、河合、山本真希のドイスボランチが効果的にボールを散らす。さらにベテラン砂川が老獪なプレイを披露。ベガルタにとっては難しい試合となった。特に、朴を狙われてボールを奪われ、砂川のスルーパスから、大島が抜け出したシュートが枠を捉えなかったのは、(林の飛び出しがコースを限定していたとは言え)ベガルタにとっては幸運だった。 前半終盤、ベガルタは猛攻を仕掛ける。梁が巧妙なクロスパスを入れ、右サイド飛び出した菅井がヘッドで折り返すが、太田がゴール前直前で合わせ切れず。林のクリアを柳沢が落とし、後方で受けた梁のダイナミックな縦パスをウィルソ