総務省が3月に発表した「平成17年度情報流通センサス報告書」には、平成7年(1995年)から平成17年(2005年)までの10年間の情報流通量の推移が示されている。 これによると、平成7年を100とすると、平成17年には原発信情報量が2704、発信情報量は2086、選択可能情報量が41030、消費可能情報が1527、消費情報が1312となっている。これを取り上げて、電通の秋山さんが近著「情報大爆発」で、「この10年で情報の流通量は410倍になりました。」と書いている。 実際にはこの調査でいう「情報量」は人が介在しない機械と機械がやりとりするものも含まれているので、410倍とそのままでは解釈できないものの、情報の需給ギャップが爆発的に大きくなっていることは事実である。そして重要なのは(これは私の仮説だが)、こうした現象によって消費者の情報接触態度が大きく変わったということである。 ひとつは情
読売販売店の店主らが「押し紙」排除に成功 本社への内容証明で 2007年11月12日07時30分 / 提供:MyNewsJapan 「押し紙」と折込チラシの水増しは、新聞業界が隠してきた大問題である。新聞特殊指定でも「押し紙」は禁止されているが、公正取引委員会はほとんど取り締まったことがない。ビニール包装された束が「押し紙」。新聞で包装された束の中身は、秘密裏に破棄される折込チラシ。データに基づいた筆者の推定では、読売1000万部のうち、300〜400万部ぐらいが「押し紙」の可能性がある。(写真と本文は関係ありません) 「押し紙撲滅」を掲げる弁護団(江上武幸弁護士ら7名)は11月1日、読売新聞本社に対して「他の販売店の残紙についても、減紙の処理をして」などと記した内容証明文書を送付した。「押し紙」を販売店に搬入しないよう迫ったのだ。それに連動してYC大牟田などは、先月まで仕入れ部数全体の約
女。京大生の私が新しいブログを今日からHatenaに書くことにした。 てなわけで、第一回目の内容はHatenaということで、梅田望夫氏の新刊のレビューでもしてみちゃおうじゃないか。梅田氏は、京大の一般教養の大澤真幸先生の社会学の授業でも取り上げられるお方だ。あの「ウェブ進化論」は社会学の授業のゼミ文献としても用いられていた!私は、ウェブ進化論を大学の2回生の春に読んだ(ちなみに今私は3回生。)たまたま紀伊国屋でいつものように本をいろいろ立ち読みしていた時に梅田さんの本に偶然出会った。ダーウィンの進化論をイメージさせる題名「ウェブ進化論」思わず手に取ってしまったサ、そいでペラペラページを捲りかんなり知的興奮させられる本であることが判明し、その日のうちに購入し、その日の夜に一気に読了した。それ以来私はIT業界に興味を持つようになり、アフィリエイトでお小遣い稼ぎをしたりしてすごく世界の見え方が変
SQLインジェクション対策は非常に簡単です。しかしブラウザに対する「スクリプトインジェクション」はなかなか無くなりません。スクリプトインジェクションが無くならない10の理由をあげてみます。 複雑な攻撃経路と対策 前回紹介したように、ブラウザに対するスクリプトインジェクション攻撃の経路は3種類あります。エスケープ方法も数種類あります。すべての出力を完全にエスケープできればセキュリティ維持も容易になりますが、タグや属性を出力したい場合もあるため、必ずしもすべての出力をエスケープできるわけではありません。さらに攻撃手法にも、サイトをまたがった攻撃、直接攻撃、間接攻撃などパターンがあります。エスケープできないデータへの不正なスクリプトの挿入を防ぐには、データの起源までさかのぼり安全性を確保しなければなりません。ブラウザに対するスクリプトインジェクション対策はデータベースサーバへのSQLインジェクシ
広告業界は激動の時代に突入したようだ。過去50年間の変化を上回る地殻変動が,これからのわずか5年の間に,広告業界に訪れるとIBMが予測している。 “The End of Advertising as We Know It”というタイトルのレポート(Executive SummaryのPDF)を,IBMが公表した。これまでの広告モデルが終焉すると主張している。このレポートの中で,今後5年間に繰り広げられるであろうシナリオを占っている。 明らかに広告の主流は,マス相手の伝統的な広告から,個人相手のターゲッティング広告へと移り始めている。広告枠の透明化と,その売買のオープン化も進みそうだ。企業は,広告料金が“インプレション(impressions)”ベースから“リアルインパクト(real impact)”ベースにシフトすることを要求している。つまり視聴率やページビューではなくて費用対効果を厳しく
日本のIT業界は救いようがない。絶望的としか言いようがない。 IT業界不人気なんて、この業界に重くのしかかる決して晴れることのない暗雲の氷山の一角に過ぎない。はてなの匿名ダイアリーにもどうせ理系出身者なんていらねえんだよ。なんて書かれていたけど、これが現実なのだよ、学生諸君。 ちょっと補足しておくけど、ここでIT業界っていうのは、SIerのことだ。お客さんの要件をヒアリングして、その要求に沿ったシステムを受託開発するっていうビジネスのことを指している。 ぼくもその昔、その世界のループに組み込まれていた。そして華麗なるコミュニケーション能力とやらをいかんなく発揮し、場の空気を読み、生意気なぐらいのチャレンジ精神で、それなりに仕事のできるよい子だったようだ。 いや、正直に言うよ。正直に言うとだね、結構楽しかった。 だって、考えてみてごらん。お客さんのところに出向いて行って、その業界のことをじっ
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