かつて西武百貨店、西友、パルコ、ファミリーマート、西洋フードシステムズ、吉野家、西洋環境開発、西武クレジット(後のクレディセゾン)、西武オールステート生命保険など小売りや外食、そして不動産、金融・保険まで幅広く事業を手掛け、堤清二が率いたセゾングループ。 グループのルーツは、堤清二の父親 康次郎が京浜百貨店系の「菊野デパート」を買収した武蔵野デパート(1949年に西武百貨店に改称)。武蔵野は康次郎が経営していた池袋~秩父間の武蔵野鉄道にちなんでおり、下駄ばきデパート、おんぼろ百貨店と言われていたが、清二が一流百貨店に育て上げた。ちなみに、西武とは西武蔵の意味であり、沿線の地域由来である。 その後、西友ストアーやパルコを立ち上げ、ファミリーレストラン「カーサ」の他、吉野家を傘下に収めて外食事業も拡大し、西武都市開発(後の西洋環境開発)、西武クレジット(旧・緑屋)と多角的事業を展開した。 当時
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