パリオリンピック、レスリング女子53キロ級の決勝で、藤波朱理選手がエクアドルの選手に10対0のテクニカルスペリオリティで勝ち金メダルを獲得しました。 世界ランキング4位でオリンピック初出場の藤波選手は決勝で、世界ランキング1位のエクアドルのルシア ヤミレト・ジェペス グスマン選手と対戦しました。 藤波選手は試合開始40秒すぎに、激しい組み手争いから相手の足をとって2ポイントを先制し、その後も巧みに相手の手や足をとりながら攻め込んで得点を重ね、前半を6対0で折り返しました。 後半に入っても鋭いタックルからポイントを奪うなど積極的に攻め続け、後半37秒に10対0のテクニカルスペリオリティで勝ち金メダルを獲得しました。 藤波選手は中学2年生のころから公式戦では負け知らずで、今回の勝利で連勝記録を「137」に伸ばしました。 この階級での日本選手の金メダルは、前回の東京大会の向田真優選手に続いて2大