2014年12月8日のブックマーク (3件)

  • 『21世紀の資本』を読むと分かる日本で後妻業がはやり、格差社会が広がる理由 | ビタミンBIZ

    アベノミクスで経済指標が向上しているのに、一般人の感覚としての実感がない。そんな疑問符も、翻訳前から話題となっていたトマ・ピケティの新刊21世紀の資で理解が進むかもしれません。 文だけで600ページ、文字もビッシリ詰まって内容も難易度高し。 しかしながら、今年中にぜひ読みたい、名著です。 富と所得の歴史的変動に注目し、3世紀にわたる20カ国以上のデータを引っ張り出して分析するという壮大な試みです。 難しい経済書は嫌だ、という人でも、お金持ちになることや所得の格差には興味があると思いますが、書はまさに、そんなど真ん中の欲求に答えてくれる内容です。 単なる心構えや短期的テクニックではなく、何が所得格差を決定づけているのか、どんな人が金持ちになるのか、資収益率はどうやって決まるのか、「見えざる構造」に迫った、じつに興味深い内容です。 ・過剰な資は資収益率を減らす ・労働の格差は常に

    vitaminbiz
    vitaminbiz 2014/12/08
    更新しました
  • ヨーロッパ左翼思想の到達点 - 『21世紀の資本』

    ピケティの訳が、日でも発売された。728ページで5940円で、数式と膨大な統計データが並び、あまり一般向けのとはいえないが、世界各国でベストセラーになり、日でもアマゾンのベストセラー2位で上昇中だ。読む価値のあるだが、批判も多い。 書の中心となる「資主義の根的矛盾」r>gは、理論的にはさほど根的ではない。現代の標準的な成長理論では、資収益率rが一時的には成長率gより高くても、収穫逓減でgに近づき、長期的には動的に効率的な黄金律r=gが成立すると考えられているからだ。 ピケティも理論的には黄金律の可能性を認めているが、その成立する資/所得比率βを10~15と計算している。これだと今の先進国の2倍以上も資が蓄積されることになるが、Acemoglu-Robinsonは、ピケティのいうように極端に資集約的な世界は動的に効率的とはいえないと指摘している。 もっと根的な問題

    ヨーロッパ左翼思想の到達点 - 『21世紀の資本』
    vitaminbiz
    vitaminbiz 2014/12/08
    書評しました『21世紀の資本』を読むと分かる日本で後妻業がはやり、格差社会が広がる理由 http://vitaminbiz.jp/archives/354
  • 私たちがネットで失ったもの/YouTuberが必要とされるわけ - デマこい!

    「2.5%だってさ」 居酒屋で鍋をつついていた。大手メーカーで企画開発をしている彼は、どこか投げやりな口調だった。 「何が?」 「イノベーターと呼ばれる人の割合だよ」 「ああ、『イノベーター理論』の」 マーケティング理論の1つだ。新製品を世に出すと、まずは「新しいもの好き」な消費者が飛びつく。彼らを〈イノベーター〉と呼び、全消費者の2.5%だと言われている。 「だけど、これって多すぎると思わないか」彼はビールジョッキを置いた。「たとえば潜在的に100万人の需要が見込める市場に向けた製品なら、最低でも2万5000人は買うことになるだろ」 「単価4,000円の製品なら、それだけで1億円の売上だよね」 「どう考えても楽観的すぎる。モノを作って、定常的なプロモーションをするだけで、そんなにたくさんの消費者が飛びつくなんて……今の日ではありえないよ」 わずか10年前と比べても、モノを売りづらくなっ

    私たちがネットで失ったもの/YouTuberが必要とされるわけ - デマこい!
    vitaminbiz
    vitaminbiz 2014/12/08
    書評しました『21世紀の資本』を読むと分かる日本で後妻業がはやり、格差社会が広がる理由 http://vitaminbiz.jp/archives/354