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ブックマーク / science.srad.jp (14)

  • カフェイン中毒者はコーヒーを飲んでも「通常レベル」の覚醒状態しか得られない | スラド サイエンス

    #えーと、まず「カフェイン中毒じゃなくカフェイン依存と呼べ。話はそれからだ」 ここらへん説明がややこしいし、まだ判ってないところも多いんだけどなぁ…でもまぁ、一言で言うと表題に書いた通りです。 正直言うと、ロイターとは言えど「一般報道」のレベルなので、書かれてる内容は、過去にあったいろんな話がごちゃまぜに混同されてて正しくありません。 #ただでさえ最近はカナダやニュージーランドで(主に子供のエナジードリンク使用を問題にした)カフェイン摂取規制の動きが進んでてややこしくなってるところ、これまた面倒というか迷惑と言うか…… まず、カフェインの脳(=中枢神経系)への作用は、大きく「中枢神経興奮作用」とか「覚醒作用」とか呼ばれますが、細かく言うと、(1)眠気の軽減、(2)周囲への注意力の喚起、(3)精神疲労の低減、(4)心理的ストレスの低減、という要素が組み合わさってます。その結果として「(こない

  • ロンドンの大学院生、ドレイク方程式を用いて「彼女が出来る確率」を導き出す | スラド サイエンス

    地球人と出会う可能性がある地球外文明の数を推測するドレイク方程式を使い、自分に彼女ができる確率を導き出したそうだ男性がいるそうだ(家/.、FOX Charlotte)。この確率を導きだしたのは、ロンドン在住の30歳の大学院生。 「Why I don't have a girlfriend: An application of the Drake Equation to love in the UK」(PDF)と題されたこの論文によると、 とのこと。全女性のうちロンドン在住の女性の数や「年齢的に適している(24~34歳)」女性の数、また大卒かどうか、そして身体的魅力などが要因として考慮されたとのこと。その結果、ロンドンで一晩遊びにでたとして、彼の要件に合致する女性で、かつ相手も自分に興味を持ってくれる女性と出会う確率は0.0000034%であるとはじき出されたそうだ。この確率は銀河系で知的

  • 西はりま天文台のドメイン名変更、3/31で旧ドメイン廃止 | スラド サイエンス

    ストーリー by yosuke 2010年01月14日 10時05分 ysc.go.jpはどうするんだろう? 部門より オープン20周年を迎える兵庫県立西はりま天文台公園は、1993年のインターネット接続以来「nhao.go.jp」というドメイン名を使ってきたが、このたび総務省からの要請でgo.jpのドメインを手放すことになったそうだ(お知らせ「アドレスが変更になります」)。 ウェブサイトもメールアドレスもすべて「nhao.jp」に移行(既に使える状態)、旧ドメイン名は今年度いっぱい3月31日で廃止される。各種変更はお早めに。

    voidy21
    voidy21 2010/01/15
  • 円周率計算の記録更新、使われたのはなんとデスクトップPC | スラド サイエンス

    円周率π計算の桁数の記録が更新された。計算機の進歩とともに記録は更新されるものだが、今回の記録更新で使われたのはスーパーコンピュータではなく、なんと1台のデスクトップPCなのだそうだ(家記事:New Pi Computation Record Using a Desktop PC、元ネタ:Pi Computation Record)。 今回の計算で達成した桁数は、約2兆6999億桁。前回の記録は昨年、筑波大・計算科学研究センターで達成された約2兆5769億桁なので、1200億桁ほどの記録更新となる。 元ネタのPress Releaseによると、計算に使われたマシンの主なスペックは以下の通り。 CPU:Core i7(2.93GHz)メモリ:6GBHDD:7.5TB(1.5TB×5)PC自体は2000ユーロ(25~26万円程度)のもので、OSにはLinux、π計算プログラムは独自に作られた

    voidy21
    voidy21 2010/01/11
    すげー
  • 宇宙は考えられていたよりも、ほんの少しだけ「熱的死」に近い? | スラド サイエンス

    観測可能な宇宙のエントロピーは従来考えられてきたより 100 倍高い状態であるという研究が発表されたそうだ (論文要旨、ScienceNews の記事、家 /. 記事より)。 オーストラリアの宇宙学者らの研究によると、エントロピーを増大させているとされる超大質量ブラックホールは従来計算されていたよりエントロピーが 100 倍高いとのこと。超大質量ブラックホールは宇宙のエントロピーを最も増大させている要因であるとされるため、観測可能な宇宙全体のエントロピーも従来考えられていたよりもおよそ 100 倍高いとこの研究は主張している。 この研究が正しいとすれば、宇宙は従来考えられていたよりも「熱的死」状態にほんの少しだけ近づいた状態であり、最大エントロピー 10122 に対し、現在は従来考えられていた 10102 ではなく、10104 であるとのことだ。

  • 脳を活性化させるための「ジャグリング」が流行る? | スラド サイエンス

    ジャグリングで脳の「白質」に変化がみられたという研究結果が英科学誌「ネイチャー・ニューロサイエンス」に掲載されたそうだ (AFPBB News、[doi:10.1038/nn.2412] より) 。 英オックスフォード大の研究チームはジャグリングができない健康な大人 48 人を募集し、まず全員の脳を機能的磁気共鳴画像装置 (fMRI) で撮影。その後半数の 24 人にボールジャグリングの基である「カスケード」の訓練を施し毎日 30 分の練習を 6 週間課したところ、皆が 2 サイクルこなせるようになったという。そして再び 48 人全員の脳を fMRI で撮影したところ、ジャグリングのグループには脳の白質 (中枢神経系の神経組織の中で神経線維ばかりの部位) に重要な変化が見られたという。 これにより「条件を整えれば脳の『配線』を変化させることが可能だということが示された」とは研究チームの見

  • 痛いの痛いの、飛んで行け | スラド サイエンス

    BBC NEWS の記事やその他のソースによりますと、子供は想像力を用いて痛みを和らげる事が出来るとのこと。 慢性的で医学的に説明が難しい腹痛を持つ 34 人の子供たち (6 歳から 15 歳) を対象に痛みを和らげるイメージトレーニングを行った所、薬だけの治療がもたらす効果以上の結果が得られたとの事です。イメージトレーニングの内容は フワフラしている雲の上に乗ってリラックスしている様子を思い浮かべる手にバターの様なキラキラしてて、暖かく溶け始めている物があり、それをお腹に塗ると腹痛が治るというものだったそうです。トレーニングの仕方は DVD を用いたビジュアル的な物や CD を使った音声による説明を被験者に使ってもらったとのこと。8 週間のトレーニングの後、グループの 63 % が腹痛の程度が和らいだそうです。ちなみに薬だけの治療の場合、27 % が改善を見せたそうです。またトレーニング

  • 地上でブラックホール周辺環境再現 | スラド サイエンス

    ストーリー by reo 2009年10月20日 10時30分 激光 XII 号という名前がステキ!抱いて! 部門より 阪大レーザーエネルギー学研究センターの藤岡慎介助教らのチームが、高出力レーザを利用して実験室内でのブラックホール周辺環境の再現に成功したとのこと (産経ニュースの記事、doi:10.1038/nphys1402、藤岡助教によるプレスリリース [PDF]より) ブラックホールに吸い込まれつつある物質が X 線を放出する状態を再現するため、直径約 2 m の真空状態の容器の中に直径 0.5 mm の中空プラスチック球を置き、12 方向から一斉に強力なレーザー光 (0.3 TW) を当てて 1000 万℃を超える高温、1 億気圧で爆発させた。 発生した X 線は、はくちょう座 X-3 や、ほ座 X-1 にある連星で観測される X 線スペクトルと良く似ているとのこと。藤岡助教曰く

  • 大型ハドロン衝突型加速器(LHC)に発生するトラブル、「宇宙の力」が原因? | スラド サイエンス

    ストーリー by hylom 2009年10月16日 11時27分 高度な科学は迷信と区別がつかない……のか? 部門より CERNの大型ハドロン衝突型加速器(LHC)の稼働を妨げている故障や様々な問題は、ヒッグス粒子の発生に対して宇宙の力が働いていることが原因ではないかという説が提唱されているそうだ(NY Timesの記事、家/.記事)。 この説はコペンハーゲンのニールス・ボーア研究所のHolger Bech Nielsen博士と、京都大学基礎物理研究所の二宮正夫博士が唱えているとのこと(arXiv.orgに掲載されている論文要旨)。 この研究によると、LHCで発生させようとしているヒッグス粒子は、その発生が時間を遡って阻止される程に自然界にとって受け入れ難いものであり、LHCでのヒッグス粒子発生は逆向きの因果関係によって未来から阻止されているという仮説を立てているそうだ。 両博士はこの

    voidy21
    voidy21 2009/10/17
    話は聞いた!!人類は滅亡する!!!
  • 光を打ち消すことは出来るのか? | スラド サイエンス

    周囲の雑音を逆相でミックスして打ち消す「ノイズキャンセリングヘッドフォン」なるものがありますが,同じような考え方で,光を打ち消す,なんてことは出来るのでしょうか? もし出来るとしたら,明るければ明るいほど視認性が高い「逆相光プロジェクタ」とか作れそうな気がします. 「理屈の上では出来るが現実的には無理」とか「作れば出来るかも?」とか,あるいは「そんなの出来るわけないじゃん! 物理の勉強やり直せ!」など,識者の方々のご意見を頂きたいです.また「仮に出来るとしたら,こんな製品に応用できるんじゃ?」などのご意見も聞いてみたいです.

  • これまでの「限界」を超えた超新星の発見 | スラド サイエンス

    山陽新聞の記事によると、地球から約3億光年離れた場所で発見された超新星SN 2009dcが、これまで限界と考えられてきた明るさの約2.7倍であることを、広島大や東大などの研究チームが突き止め、13日発表した。(広島大のプレスリリース、東大のプレスリリース、ApJ掲載予定論文、ApJ Letters掲載予定論文) Ia型超新星とは、超新星のうちHのスペクトルが見られず、Siのスペクトルが見られるもののことである。連星系を構成している白色矮星に対して相手の恒星からの恒星風が降着して質量が増大すると、白色矮星内部の電子の縮退圧では重力に抗しきれなくなりさらに圧縮され中心の炭素の核融合が起きることによって、Ia型超新星になるとされている。電子の縮退圧によって支えられる質量には理論的な上限があり、チャンドラセカール限界質量(=太陽質量の約1.4倍)と呼ばれている。このようなメカニズムにより、Ia型超

  • 冥王星よりもさらに外側の軌道を回る準惑星、「ハウメア」と命名される | スラド サイエンス

    国際天文学連合(IAU)が9月17日、2005年に発見された「2003 EL61」という天体を太陽系の「準惑星」として認定し、「Haumea(ハウメア)」という名称を与えたことを発表した(プレスリリース、AstroArtsの記事)。 ハウメアは、ラグビーボールのような球を引き延ばした形状(楕円体)の天体で、長軸方向の長さは2000kmと冥王星の直径並なのに対し、自転軸方向の長さは500kmほどと推定されている。また、4時間で1周という、非常に速い自転をしていることも特徴だ。軌道は楕円状で、太陽からの距離は地球から太陽までの距離の35~50倍ほどだそうだ。 太陽の周りを回っている天体は、その大きさや質量によって「惑星」や「準惑星」などと分類されるが、このHaumeaは太陽系で5個目の準惑星となり、また4個目となる冥王星型天体として分類されることとなった。 なお、Haumeaはハワイ神話に登場

  • 太陽系外の惑星と思われる天体の直接撮影に成功 | スラド サイエンス

    カナダ・トロント大学の研究チームたちが、ハワイ島のジェミニ天文台を使って、太陽系外のものと思われる惑星「1RXS J160929.1-210524」の写真撮影に成功した(ジェミニ天文台の発表、47Newsの記事、論文)。 この惑星は地球から500光年ほど離れた場所にあり、太陽によく似た恒星を回っている可能性がある。大きさは木星と同程度、質量は木星の約8倍。このような天体の存在自体は確認されていたが、直接の観測に成功したのは初めてとなる。ただし、その公転半径は太陽から地球までの距離の約330倍と非常に大きいため、その真偽も含めてさまざまな検証を進めていくそうだ。 なお、いままでも複数の太陽系外にある天体が直接観察されているが、それらは特定の天体を周回せずに宇宙を漂っているものか、もしくは恒星にも惑星にも分類されない褐色矮星のみであった(以前/.で話題にもなった「GQ Lupi b」は質量が大

  • 太陽系第4の準惑星、「Makemake」と命名される | スラド サイエンス

    国際天文学連合は7月19日、2005年5月に発見された太陽系外縁天体「2005 FY9」について、これを「冥王星型天体」として認め、新たに「Makemake(マケマケ)」と命名したと発表した(プレスリリース)。 このマケマケは以前「惑星でない」と定義されて話題になった冥王星と同じ「準惑星」に分類される天体で、直径は同じく準惑星のセレスや冥王星に次ぐ大きさ(冥王星の4分の3〜2分の1程度)と推測されている。 なお、「マケマケ」の由来はモアイで有名なイースター島の神話で人類を想像したとされる神の名前だそうだ(命名者のBrown氏のブログ)。

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