モスクワ郊外のコンサート会場で22日夜、武装グループによる襲撃事件が発生した。テロ事件として捜査しているロシア連邦捜査委員会によると、133人が死亡した。ロシアメディアによると、さらに増える可能性も…

銃撃事件の後、燃えあがるコンサートホールの近くに停車するロシアの救急車両=モスクワ近郊で2024年3月22日、ロイター モスクワ近郊のコンサートホールで22日夜(日本時間23日未明)、迷彩服を着て武装した数人のグループが押し入り、音楽公演が始まるのを待っていた観客らに向かって自動小銃を乱射した。タス通信などによると、60人以上が死亡、100人以上が負傷した。ロシア連邦捜査委員会はテロ事件として捜査を始めた。ロシア国内でこれだけ多数が死傷するテロ事件は近年では例がない。 過激派組織「イスラム国」(IS)は22日深夜、犯行声明を出した。通信アプリ「テレグラム」に投稿された声明では「多くのキリスト教徒」が集まっている場所を攻撃し「数百人を殺傷した」と主張。襲撃した戦闘員は「無事に拠点に引き揚げた」としている。
東京都立大教授で社会学者の宮台真司さん(63)は1日、自身が襲撃された事件の容疑者とみられる男が死亡したことを受け、ネット配信の動画を通じてコメントを発表した。 宮台さんは、死亡の一報について、「け…
事件当日は第26回参議院議員通常選挙(2022年6月22日公示[38]・7月10日投開票[39])の選挙期間中で、安倍晋三は連日、自由民主党公認の立候補者の応援演説を行っていた[18]。 安倍は7月8日夕方に長野駅前で、長野県選挙区に立候補した自民党の新人・松山三四六の応援に入る予定であった[40][41]。ところが、6日に松山の女性問題や金銭トラブルを週刊誌2誌が電子版で記事にした[42][43]ことから、7日、応援演説を取り止めることが決まった。安倍の空いた予定を調整するために新たな応援先が検討された結果、中盤の情勢調査で立憲民主党の候補の猪奥美里や日本維新の会の候補の中川崇との接戦が報じられていた奈良県選挙区が選ばれた[44][45][注 2]。7日12時頃、自民党本部は、同選挙区に立候補していた現職・佐藤啓の陣営に「安倍元首相が8日に奈良県に入る」と連絡した[49]。読売新聞の報道
小説「悪魔の詩」を書いたことで論争を巻き起こし、長らく殺害予告の対象になってきた作家、サルマン・ラシュディ氏(75)が12日昼、講演のために訪れていた米ニューヨーク(NY)州ショトーカで男に首や腹部…
日本と世界を震撼させた安倍元首相銃撃事件の深層を、現代史研究の第一人者が昭和のテロリズムとの対照のなかで探る緊急連載。今回は、山上徹也容疑者が残していたツイッターや書簡における文章を「現代的な檄文」と見なし、そこに映し出された底知れない闇を見つめる――。 今回の安倍晋三元首相へのテロ事件を見て、日本社会にどのような傾向が窺(うかが)えるか、そのことを見ておく必要がある。昭和史を長年にわたって検証してきた立場から言えば、この政治テロは昭和のテロと似ているところと似て非なるところが見事に同居している。つまりテロの本質と、テロが時代によって変化する様とが混在しているという言い方ができる。 この同質性と異質性のよりわけがさしあたり必要だということになるであろう。そうすることで私たちは時代によって変化するテロを正確に見抜く目を持たなければならない。歴史から教訓を学ぶとはそういうことだと確認するために
今年3月に刊行された島田雅彦『パンとサーカス』(講談社)が、安倍晋三元首相が銃撃されたあと、再び大きな注目を集めている。フィクションの力によって日本社会の現実を鋭く描き出した本書には、「要人暗殺」という出来事が描かれているからだ。著者の島田氏は、安倍元首相の銃撃、そしてその後の日本社会の反応をどう見るのか。緊急寄稿をお届けする。 国民はもっと怒るべきだ――世の中の全てが愚かな選択の結果だ。 ――世直しにはもっと愚かな選択が必要だ。 (以下太字は『パンとサーカス』からの引用) ――『カタストロフ・マニア』でパンデミックと社会の冬眠状態を予言したかと思ったら、今度は要人暗殺を予言しましたね。 『パンとサーカス』を読んだある人にそういわれたが、全然嬉しくない。別の人には半ば冗談で「共謀罪、テロ教唆罪に問われる恐れがある」といわれた。それだけは勘弁願いたいが、作中では主人公の御影寵児が裁判官に向か
奈良県警奈良西署から送検される山上徹也容疑者=奈良市で2022年7月10日午前8時59分、滝川大貴撮影 安倍晋三元首相(67)が奈良市で街頭演説中に銃撃され死亡した事件で、殺人容疑で送検された山上徹也容疑者(41)が「本当の敵ではなかったが、仕方なく安倍氏を殺害対象に選んだ」という趣旨の供述をしていることが捜査関係者への取材で分かった。奈良県警は宗教団体幹部を狙う計画に頓挫した山上容疑者が、安倍氏ならば団体と接点があり社会の注目も集められると考えて事件に及んだとみて、銃撃までの経緯を詳しく調べている。 山上容疑者は10代の頃、母親が韓国発祥の宗教団体「世界平和統一家庭連合」(旧統一教会)に入信。「母親が団体にのめり込んで破産した。団体が家庭をめちゃくちゃにした」と供述し、団体を強く憎んでいた。2019年10月には愛知県内であった団体の集会で、来日した最高幹部、韓鶴子(ハンハクチャ)総裁を火
安倍晋三元首相(67)が奈良市で街頭演説中に銃撃されて死亡した事件で、無職の山上徹也容疑者(41)=殺人容疑で送検=が事件の前に、安倍氏殺害を示唆する手紙を送っていたとみられることが17日、明らかになった。手紙には「安倍(元首相)の死がもたらす政治的意味、結果、最早(もはや)それを考える余裕は私にはありません」と記されていた。また、3年ほど前からSNS(ネット交流サービス)で母親が信仰する宗教団体を恨む投稿を続けていたとみられることも判明。奈良県警は同日、この手紙を押収しており、SNSの投稿内容と合わせて事件に至った動機の解明を進める模様だ。 手紙を受け取った松江市の男性(71)が17日、取材に明らかにした。男性は母親が信仰する宗教団体「世界平和統一家庭連合(旧統一教会)」を批判する内容のブログを運営している。
安倍晋三元首相(67)が銃で撃たれて殺害された事件で、山上徹也容疑者(41)=殺人容疑で送検=はツイッターで、宗教法人「世界平和統一家庭連合(旧統一教会)」への恨みや、安倍晋三元首相に関連する投稿を…
【読売新聞】 安倍晋三・元首相(67)に対する銃撃事件で、逮捕された山上徹也容疑者(41)が、ツイッターで宗教団体「世界平和統一家庭連合(旧統一教会)」を批判する投稿をしていたことがわかった。初投稿は約3年前で、以前から同連合に恨み
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