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毎日新聞大治朋子記者に関するvox_populiのブックマーク (10)

  • 火論:芸能界とメディア=大治朋子 | 毎日新聞

    ジャニー喜多川氏による性加害問題を受け記者会見する(左から)井ノ原快彦さん、東山紀之さん、藤島ジュリー景子社長。会見では事務所とメディアの「持ちつ持たれつ」の関係を問う質問も出た=東京都千代田区で2023年9月7日午後2時23分、渡部直樹撮影 <ka-ron> 週刊誌「サンデー毎日」の記者をしていた2000年、大手芸能プロダクションと「闇社会」の関係を長期連載で報じた。 現在サンデー毎日編集長の城倉由光記者と2人で、人気女性タレントを数多く抱える、ある芸能事務所などを集中的に追いかけた。 そこで見たのは、芸能界とメディアのもたれ合いの構図だった。「脅し」と「自主規制」が生み出す共依存の関係ともいえる。 例えばメディアが芸能人や芸能事務所のスキャンダルにつながりそうな有力情報を得たとする。取材する場合もあるが、取材すらしない場合もあるだろう。報道して失うかもしれない損失を計算して、自主規制し

    火論:芸能界とメディア=大治朋子 | 毎日新聞
    vox_populi
    vox_populi 2023/09/12
    「「サンデー毎日」の記者をしていた2000年、女性タレントを多く抱える芸能事務所を追いかけた」「見たのは芸能界とメディアのもたれ合いの構図」「新聞社は芸能事務所とは別の「権力者」との共依存に陥りやすい」。
  • 火論:「勝者」はいるのか=大治朋子 | 毎日新聞

    <ka-ron> 衆院選は自民党が議席を減らしたものの、野党も伸び悩んだ。投票率も大幅には上がらなかった。 個人的に注目したのは、新型コロナウイルスの影響で苦境に追い込まれた人々の声がどれほど選挙に反映されるか、だった。 前政権による「自粛」頼みのかじ取りで、あおりを受けた飲店の経営者や非正規従業員は少なくない。その「信任」を問う選挙でもあった。だが与党は堅調だった。 なぜか。先週のこのコラムでも書いたが、心理学の「学習性無力感」のような感覚から、もはや投票への気力さえ失ってしまった人が少なくないのか。選挙中、ネット交流サービス(SNS)では一部与党候補者らを「上級国民」などと批判し格差解消を求める声も見られたが、投票率を大幅に押し上げるほどの風は吹かなかった。

    火論:「勝者」はいるのか=大治朋子 | 毎日新聞
    vox_populi
    vox_populi 2021/11/02
    「衆院選は自民党が議席を減らしたものの、野党も伸び悩んだ。投票率も大幅には上がらなかった」「もはや投票への気力さえ失ってしまった人が少なくないのか」。否、むしろ棄権の意味を理解していないのだろう。
  • 火論:ストップとゴーの戦い=大治朋子 | 毎日新聞

    <ka-ron> 中東でまた暗殺事件が起きた。イランの首都テヘラン郊外で11月27日、車を運転中の核科学者が爆弾攻撃を受けたうえ銃撃された。 イランの外相は、敵対するイスラエルの「関与」を指摘。米当局者がイスラエルによるものと認めたとの米紙報道もある。 エルサレム特派員時代、過去の暗殺事件について、イスラエル治安当局の元幹部らにインタビューしたことがある。「暗殺事件がイスラエルの手によるものかどうかを見極める方法はありますか」。私の質問にある元幹部が答えた。「地上作戦で、爆弾や薬物、銃などを使うのが特徴」。ちなみに米国は近年、ドローンを使った空からの暗殺が中心だ。地上での作戦は地元に協力者を作り、ハンドラー(実行犯を動かす人)との間で信頼関係を築くなど時間も労力もかかる。最近の米治安当局者はそんな「手間」を嫌がるのだという。 仮にイスラエルによる事件だとして、利益を得るのは誰か。

    火論:ストップとゴーの戦い=大治朋子 | 毎日新聞
  • <「普通の人」の過激化、暴走止める対処法>歪んだ正義(5) | 虫の目 鳥の目 魚の目 | 毎日新聞「政治プレミア」

    7月に長崎市内で開かれたDV加害者更生プログラムの体験会。新型コロナウイルス感染拡大の影響で外出自粛が長期化し、配偶者などへの暴力に関する相談が増加。臨床心理士らで作る「ながさきDV加害者更生プログラム研究会」は加害者が自らの行動を見つめる心理教育講座を企画した=長崎市馬町で2020年7月3日、今野悠貴撮影 過激化に潜む攻撃グセ 前回のコラムで、人間には心身のバランスを保とうとする無意識の機能があるという考え方を紹介した。世界的に有名なギリシャ・アテネ大学のジョージ・クルーソス名誉教授(小児科)が2009年に提唱した「ホメオスタシス(平衡維持力)」理論だ。 心身のバランスとはシーソーのようなもので、負荷が大きくなりすぎるとマイナス側に傾く。特に社会経済的な資源が乏しい人や新たな資源を獲得しにくい環境にある人は、予想外の大きな負荷がかかるとマイナスに傾いたままなかなか均衡を取り戻せず、そのま

    <「普通の人」の過激化、暴走止める対処法>歪んだ正義(5) | 虫の目 鳥の目 魚の目 | 毎日新聞「政治プレミア」
  • <「自分は絶対に正しい」という思い込みが人間を凶暴にする>歪んだ正義(4) | 虫の目 鳥の目 魚の目 | 毎日新聞「政治プレミア」

    NPO法人が運営するチャットの相談窓口には、ネットで誹謗中傷してしまった人たちの相談が寄せられることもある=横浜市内で、宇多川はるか撮影 不安から「正義」を振りかざす 「なんでこの時期に東京から来るのですか? 知事がテレビで言ってるでしょうが!! 知ってるのかよ!!」「さっさと帰ってください。皆の迷惑になります」 東京都内在住の男性が青森市の実家に帰省するとそんな内容の手書きのビラが玄関先に置かれていたという。男性は帰省までに自主的に新型コロナウイルスへの感染を調べるPCR検査を2度受けいずれも陰性だった。帰省後もできるだけ自宅で過ごしていたという。 大渕憲一・東北大学名誉教授(社会心理学)によると、新型コロナウイルスで顕在化した人間の攻撃性の一つに「制裁・報復」感情や「同一性」(自尊心)を動機とするタイプがある。政府から自宅待機の要請が出ている時に外出している人やマスクをしないで歩いてい

    <「自分は絶対に正しい」という思い込みが人間を凶暴にする>歪んだ正義(4) | 虫の目 鳥の目 魚の目 | 毎日新聞「政治プレミア」
  • <自己過激化の裏にある劇場型主役思考>歪んだ正義(3) | 虫の目 鳥の目 魚の目 | 毎日新聞「政治プレミア」

    自殺した男性が自治会役員らに書かされたと両親が訴えている書面。男性はこれを書き残して自殺した=大阪市内で2020年7月30日、伊藤遥撮影 大阪市内の市営住宅に住んでいた知的・精神障害がある男性が先日、自宅でひっそりと命を絶った。両親によると、男性は自治会の役員選考から外してほしいと頼み、役員から「できること」「できないこと」を紙に書くよう求められたという。 「しょうがいか(が)あります」。「×おかねのけいさんはできません」「×ひとがたくさんいるとこわくてにげたくなります」「〇となりにかいらんをまわすことはできます」 この紙を関係者に回覧すると告げられた翌日、男性は死を選んだ。

    <自己過激化の裏にある劇場型主役思考>歪んだ正義(3) | 虫の目 鳥の目 魚の目 | 毎日新聞「政治プレミア」
  • <日常における過激化に潜む「置き換え」と喪失経験>歪んだ正義(2) | 虫の目 鳥の目 魚の目 | 毎日新聞「政治プレミア」

    父親に虐待され亡くなった女児(当時10歳)が住んでいたアパートの部屋の前には多くの花やお菓子が供えられた。父親は裁判で「しつけが行き過ぎた結果」と証言した=千葉県野田市で2月15日、町野幸撮影 入り口にある「疑問と答え」 イスラエルにあるヘルツェリア学際研究所の大学院を拠点に研究生活に入った私は、大学院で学びながら併設のシンクタンク「国際テロリズム研究所」(ICT)でインターンを始めた。研究者の求めに応じてデータを集めたりリポートを書いたりするのが仕事だ。 研究者の中にインテリジェンス(諜報=ちょうほう=)を担当する専門家がいた。彼は複数の言語を使う環境に生まれ育った経験を生かし、世界中の過激派が集まるインターネット上の会員制フォーラムやダークウェブと呼ばれる「闇サイト」に行き交う情報の収集・分析を担当していた。ICTでは過激派の分析で彼の右に出る者はいなかった。 ある日、彼と大学のカフェ

    <日常における過激化に潜む「置き換え」と喪失経験>歪んだ正義(2) | 虫の目 鳥の目 魚の目 | 毎日新聞「政治プレミア」
  • <「普通の人」がなぜ過激化するのか>歪んだ正義(1) | 虫の目 鳥の目 魚の目 | 毎日新聞「政治プレミア」

    SNS上で受けた誹謗中傷に関する提訴会見で、記者の質問に答える伊藤詩織さん=東京都中央区で2020年6月8日、北山夏帆撮影 「自粛警察」はもともとある敵意や差別感情の現れ マスクをしていない人を激しく叱責する。政府の自粛要請下で地元以外のナンバーの車を傷つけたり時間を短縮して営業する店に嫌がらせをしたりする。中国人が経営する店やその関係者をSNS上で中傷する。 新型コロナウイルス禍に現れたいわゆる「マスク警察」「自粛警察」現象は、人間の攻撃性を顕在化させた。 「人を傷つける心―攻撃性の社会心理学」(サイエンス社)などの著書がある大渕憲一・東北大学名誉教授(社会心理学、現・放送大学宮城学習センター所長)によると、「災害や犯罪などによって社会不安が高まると、それに伴い人々の間で生じる不快感情が攻撃性に転化されやすくなる」という。

    <「普通の人」がなぜ過激化するのか>歪んだ正義(1) | 虫の目 鳥の目 魚の目 | 毎日新聞「政治プレミア」
  • 火論:「イージス騒動」と沖縄=大治朋子 | 毎日新聞

    <ka-ron> 「サンクコスト(埋没費用)の呪縛」という経済学の言葉がある。 埋没費用とは回収不能になったお金や時間、労力を指す。それを気にするあまりさらに投資して後に引けなくなるのを「サンクコストの呪縛」と呼ぶ。意思決定ではそうしたコストをあえて無視しましょう、という意味で使われる。 もともとは、英仏両政府が共同開発した超音速旅客機コンコルドの採算が取れないと途中で分かったのに開発を続行して大赤字になったことから生まれた表現。「コンコルド効果」とも呼ばれる。 この言葉を久しぶりに思い起こしたのは先日、防衛省が陸上配備型迎撃ミサイルシステム「イージス・アショア」について事実上の白紙撤回を決めたから。ミサイルを発射すると途中で切り離される装置を安全な場所に落下させられないと最近分かり、追加で必要になる費用や時間を考えて判断したという。

    火論:「イージス騒動」と沖縄=大治朋子 | 毎日新聞
  • 火論:「脱法政権」と民衆の怒り=大治朋子 | 毎日新聞

    <ka-ron> 政府・与党が検事総長や検事長らの定年延長を可能にする検察庁法改正案について、今国会での採決を見送った。 その理由について与党は第2次補正予算案など今後の審議に悪影響を与える懸念をあげているが、民衆の怒りが「脱法政権」の暴走をい止めたと見るべきだろう。 ただ、これほどのうねりが起きるとは正直、予想していなかった。 理由は、投票率が世界的に見て極めて低く、国民が極端に政治に無関心な日では、デモはあっても大抵その規模は限られてきたことがある。加えて、影響力を持つ有名人も広告のスポンサーやイメージを気にしてか、政治には「だんまり」を決め込む傾向が強い。役所の事情に詳しい元官僚らも、辞めてもなお「お上」には弓を引かない不文律のようなものもある。 また、現在の「安倍1強」体制では、どのみち「数の力」でゴリ押しされるに違いない、という無力感も漂っているように見えた。 だが、うねりは

    火論:「脱法政権」と民衆の怒り=大治朋子 | 毎日新聞
    vox_populi
    vox_populi 2020/05/19
    「うねりは起きた」「この怒りの潮流を見て思い起こしたのは2011年「アラブの春」」「これを一時的な現象にとどめたくない。怒りのうねりが政治を突き動かすという民主主義の実践を「ニューノーマル」に育てたい」。
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