野田佳彦財務相は15日の衆院財務金融委員会で、赤字国債を発行する特例公債法案の成立のめどが立っていないことについて「私が首を差し出して、それがなるなら私はそうしてもいい」と述べ、法案成立と引き換えに財務相を辞任してもいいとの考えを示した。
野田佳彦財務相は15日の衆院財務金融委員会で、赤字国債を発行する特例公債法案の成立のめどが立っていないことについて「私が首を差し出して、それがなるなら私はそうしてもいい」と述べ、法案成立と引き換えに財務相を辞任してもいいとの考えを示した。
民主党の岡田克也幹事長は15日、川崎市で開かれた日本郵政グループ労働組合(JP労組)の定期全国大会であいさつし、22日に会期末を迎える今国会の会期について「この大震災のなか、国会議員が夏休みをとることはありえない。大幅に延長して、必要な法案を通していく」と表明した。 一方で岡田氏は、菅直人首相が編成を指示した第2次補正予算案の7月半ばまでの成立を訴え、「会期の大幅延長と菅さんがどこかの段階で交代することは矛盾しない」と語った。 輿石東参院議員会長は15日、国会内での参院議員総会で「首相から新しい代表にバトンタッチしなければならない。時間をかけずにきちっとバトンタッチできる環境をつくる」と述べ、会期延長の有無や延長幅にかかわらず、首相は早期に辞任すべきだとの考えを示した。
原発再開の是非を問うイタリアの国民投票は14日未明までに開票がほぼ終了し、原発反対派の票が9割以上を占めて圧勝した。東京電力福島第一原発事故後に欧州で広がる反原発世論の強さが示された。 イタリア内務省によると、在外投票分が一部未集計だが、約6万カ所の国内投票所分の開票は終わり、原発凍結賛成票が約94.3%を占めた。凍結反対票は約5.6%。投票率も、在外分の一部をのぞき、約55.6%に達した。 原発再開を模索していたベルルスコーニ首相は13日夜、「政府と議会は結果を歓迎する義務がある。高い投票率は、自分たちの未来に関する決断に参加したいというイタリア国民の意思の表れで、無視できない」とする声明を発表。「国民投票は複雑な問題を扱うには適さないと信じてはいるが、それでも国民の意思は明らかになった」とし、原発の新設や再稼働を当面断念する意向を表明した。
反原発は「集団ヒステリー」 自民・石原幹事長2011年6月14日22時55分 印刷 Check 自民党の石原伸晃幹事長は14日の記者会見で、イタリアの国民投票で原発反対派が多数だったことについて「あれだけ大きな事故があったので、集団ヒステリー状態になるのは、心情としては分かる」と語った。福島第一原発事故を念頭に置いた発言で、表現が不適切との批判が出そうだ。 石原氏は「反原発と言うのは簡単だが、生活をどうするのかということに立ち返ったとき、国民投票で9割が原発反対だから、やめましょうという簡単な問題ではない」とも述べた。 アサヒ・コムトップへ
自民党の石原伸晃幹事長は14日の記者会見で、イタリアの国民投票で原発反対派が多数だったことについて「あれだけ大きな事故があったので、集団ヒステリー状態になるのは、心情としては分かる」と語った。福島第一原発事故を念頭に置いた発言で、表現が不適切との批判が出そうだ。 石原氏は「反原発と言うのは簡単だが、生活をどうするのかということに立ち返ったとき、国民投票で9割が原発反対だから、やめましょうという簡単な問題ではない」とも述べた。
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