内田裕也さんと樹木希林さんの夫婦関係をめぐる不思議なエピソードは、それこそ枚挙にいとまがない。昨年のちょうど今ごろ、「語る 人生の贈りもの」という連載のために希林さんにインタビューした時も、裕也さんとの話になると、ずっと笑わせられっぱなしだった。 ただし、ひとつだけ、笑うに笑えない話題になったことがあった。それは、希林さんの前夫だった岸田森さんの話題である。岸田さんと希林さんは文学座の同期生で、1964年から4年ほど結婚していた。ニヒルな性格俳優としてテレビドラマ「怪奇大作戦」「傷だらけの天使」など数多くの作品に出演し、82年に43歳の若さで病没している。 岸田さんの話をうかがおうとすると、それまで「何でも聞いてちょうだい」と言っていた希林さんに、少し戸惑いの表情が垣間見えた。 「私は全然隠す気はないんだ…
北海道で暮らす男性(47)は5年前、結婚相談所に電話をかけた。名前、居住地域、最終学歴、職業、年収、と矢継ぎ早の質問に淡々と答えていると、突然、そう言われ、電話を一方的に切られた。 北海道の私立大学に進学し、運送会社に就職。だが、入社後5年ほどで、経営悪化に伴う希望退職制度に応じた。「まだ30歳。新しい職は見つかる」と考えていたが、地元銀行の破綻などの影響で景気は低迷。転職先は見つからず、清掃や警備員のアルバイトでしのぐ暮らしが続いた。 これまで恋人がいたことはない。友人に聞かれれば「昔はいた」と答えた。30代後半になると、親類から「まだ相手がみつからないの?」。肩身が狭くなっていった。 5年ほど前、アルバイトから…
大リーグの開幕戦(20、21日、東京ドーム)を控え、来日中のマリナーズとアスレチックスが18日、前日に続いて東京ドームで巨人、日本ハムとプレシーズンゲームでそれぞれ対戦した。アスレチックスは九回、デービスの3ランで日本ハムに追いつき、規定により6―6で引き分け。マリナーズは6―5で巨人を下し、連勝。イチローは「9番・右翼」で先発出場したが、3打席続けて凡退し、七回の守備からベンチへ退いた。 イチローは「1本打ちたかったけど残念でしたね」。3打数無安打で、3月1日に安打を記録して以来24打席連続無安打で20日の開幕戦を迎える。ただ、悲壮感はなかった。「始まってしまうという感じはない」と言った。右ふくらはぎを痛めた昨年はオープン戦を10打数無安打で開幕に臨んでいる。この日は右翼からの三塁へのダイレクト送球で球場をわかせた。「機会がないとできないから。よく打ってくれた」と振り返った。日本のファン
2013年に引退した大相撲の元大関、把瑠都のカイド・ホーベルソン氏(34)が17日、母国のエストニアで行われた国会議員選で繰り上げ当選する見通しになった。 同国の公共放送ERRによると、ホーベルソン氏は、3日に行われた同国の議会選(一院制、定数101)に与党から出馬し落選した。しかし、同じ選挙区から出馬した別の候補が、現在務めている市長の仕事を続けるために当選を辞退すると表明。次点だったホーベルソン氏が繰り上げ当選する見通しになった。 正式な決定は選挙結果の確定後になるが、ホーベルソン氏は16日、自身のツイッターで繰り上げ当選を報告。日本とエストニアの架け橋になるよう「ガンバルトー」と意欲を示した。(モスクワ=石橋亮介)
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