新天皇陛下の即位は海外でも大きな関心を集めた。各国政府からは親愛を込めた上皇さまへの言葉や新たな時代を迎えた日本との関係づくりへの期待が寄せられた。 フィリピン大統領府は4月29日、「よき友人であった明仁天皇の退位に際し、感傷的な気持ちになっています」との声明を発表。3年前にフィリピンを訪れ、第2次大戦で亡くなった現地の人たちをまつる「無名戦士の墓」などに足を運んだ上皇さまの退位を惜しんだ。 中国の習近平(シーチンピン)国家主席は1日、陛下に祝電を送り、「ともに手を携えて努力し、平和と発展を促し、両国関係の美しい未来を切り開きたい」と述べた。 退位した上皇さまは、国交正常化後の中国を訪ねた唯一の天皇。中国外務省の報道官も4月30日の会見で「中日関係の発展に積極的な貢献をした」と評価した。大きな災害時に現場を訪ね、被災者と交流する庶民的な性格も好感をもたれている。 韓国の文在寅(ムンジェイン
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