記者会見する国民民主党の玉木雄一郎代表=東京都千代田区の同党本部で2020年8月26日午後2時12分、竹内幹撮影 国民民主党の玉木雄一郎代表は26日の記者会見で、立憲民主党との合流に参加しない議員による「玉木新党」が、政党助成法上の政党要件である「国会議員5人以上」を満たすめどが立ったと明らかにした。国民は、合流参加組と不参加組の間で資金などを分ける分党協議に入る。協議が難航すれば、9月中旬を目指す合流新党の結党が遅れる可能性がある。 玉木氏は会見で、玉木新党について「国民民主党の綱領、基本政策を引き継ぐ。改革中道のポジションで政治活動をしていきたい」と表明した。自身に近い古川元久代表代行が国民所属の衆参両院5人以上の署名を添え、玉木氏と合流参加組の平野博文幹事長に「分党協議会」の設置を要請したことも明かし、「友好的かつ円満に手続きが進むよう幹事長とすり合わせて前に進めたい」と語った。 玉