2016年8月に北海道を襲った台風10号で空知川の堤防が決壊し、住宅も畑も水浸しになった南富良野町の幾寅地区(本社ヘリから、小川正成撮影) 台風が近年、どんどん凶暴化しています。北海道でも2016年8月に四つの台風が連続して上陸・接近し、河川や農地などに甚大な被害を及ぼしました。被害を減らすことはできないかと、横浜国立大(横浜市)は21年10月、全国で初めてとなる台風専門の研究機関「台風科学技術研究センター」を設立しました。北大も参加し、2050年までに台風の勢力を人工的に抑えるという大きな目標に向けて、研究を進めています。台風による発電も目指しています。本当にそんなことができるのでしょうか?センター長を務める横国大の筆保弘徳教授(46)に取材しました。(東京報道センター 河相宏史) ふでやす・ひろのり 1975年10月、岩手県生まれ。岡山県育ち。岡山大を卒業し同大大学院で気象学を研究して
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