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2022年11月20日のブックマーク (8件)

  • JR四国は「新幹線を持たない強み」を活かせ - 福井義高|論座アーカイブ

    JR四国は「新幹線を持たない強み」を活かせ JR四国の再生プラン策定への道は険しい。それでも生き残る道はある 福井義高 青山学院大学大学院国際マネジメント研究科教授 1. 改革時の予想どおりの衰退 JR四国が4月18日から高知県内で走らせる2両編成の観光列車「志国土佐」をお披露目した。 このねらいは、定期外輸送を増やすことと、乗客が少ない路線に利用者を呼び込むことであり、裏返せば、ともに同社の鉄道事業の弱点を示している象徴的な列車といえるだろう。 1987年の国鉄分割民営化で誕生した六つのJR旅客鉄道会社のうち、業の鉄道事業自体が存亡の機に直面している唯一の事業体。それがJR四国である。 国鉄改革の失敗例として、JR四国以上に取り上げられることが多いJR北海道は、危機に瀕しているのは企業としてのJR北海道であり、同社が運営している輸送手段としての鉄道は、国鉄改革時の予想を良い意味で大きく

    JR四国は「新幹線を持たない強み」を活かせ - 福井義高|論座アーカイブ
  • JR貨物の知られざる「不都合な真実」 - 福井義高|論座アーカイブ

    JR貨物の知られざる「不都合な真実」 30年以上も収益にゲタをはかせてきた「回避可能経費」のからくりとは 福井義高 青山学院大学大学院国際マネジメント研究科教授 ローカル線と並ぶもうひとつの未解決課題 鉄道150年の歴史で、国鉄分割民営化は最も大きな出来事のひとつであった。しかし、国鉄の長年の重荷であり、国鉄再建の大きなテーマであったローカル線と貨物輸送の問題はともに、JR体制となって30年以上経った今も、解決が先送りされたままとなっている。前稿(論座2022年08月24日付「赤字ローカル線廃止の議論に根的に欠けていること」)でローカル線問題を検討したのに続き、稿ではもうひとつの未解決課題である鉄道貨物の問題を取り上げる。 最初に稿の主張を要約しておけば、JR旅客利用者の負担で実質大赤字の鉄道貨物を維持し、経済価値マイナスのJR貨物上場を計画する国交省の鉄道貨物政策は、国民経済の観点

    JR貨物の知られざる「不都合な真実」 - 福井義高|論座アーカイブ
  • 赤字ローカル線廃止の議論に根本的に欠けていること - 福井義高|論座アーカイブ

    赤字ローカル線廃止の議論に根的に欠けていること 人口希薄地域の公共交通は鉄道でなくてはならないのか 福井義高 青山学院大学大学院国際マネジメント研究科教授 筆者は前稿を、「都市間及び都市圏の旅客輸送という鉄道特性を発揮し得る分野の基幹的交通機関として再生することを目指したのが国鉄改革であり、分割はその手段であって、目的ではない。1987年の旅客会社地域分割ですべて終わったわけではないのだ。鉄道としての特性を発揮できないローカル線と実質的には大赤字の貨物輸送の抜的解決は先送りされたままである。30年以上経った今も、国鉄改革は未完である」と結んだ。(2022年07月14日付「分割民営化の陰で忘れられた国鉄最後の独自改革案」) JRローカル線廃止の議論は動き始めたが… これまで順調な経営を続けてきた州3社もコロナ禍で輸送量が激減し、ローカル線問題に腰を入れて取り組み始めた。州3社のなか

    赤字ローカル線廃止の議論に根本的に欠けていること - 福井義高|論座アーカイブ
  • 分割民営化の陰で忘れられた国鉄最後の独自改革案 - 福井義高|論座アーカイブ

    分割民営化の陰で忘れられた国鉄最後の独自改革案 JR東日を「ハブ」とする構想はなぜ消えたのか 福井義高 青山学院大学大学院国際マネジメント研究科教授 コロナ禍前、すでにJR北海道・四国は抜的対策を要する深刻な構造的赤字状況に陥っていたにもかかわらず(2019年12月24日付拙稿「JR北海道を三分割せよ」など参照)、実質的に100パーセント株主である国は、今日に至るまで持続不可能な弥縫策で延命を図ることに終始している。また、JR九州は国策に沿った無謀な新幹線推進で、その鉄道事業に持続可能性がないことは、これも同年11月08日付拙稿「長崎新幹線はJR九州破綻の始まりだ」で示したとおりである。 コロナ禍で待ったなしのJR改革 一方、コロナ禍に見舞われるまで、JR州3社(東日・東海・西日)は収益の安定した優良企業として、その経営は盤石に見えた。とはいえ、10年前に公刊した拙著『鉄道は生き

    分割民営化の陰で忘れられた国鉄最後の独自改革案 - 福井義高|論座アーカイブ
  • 長崎新幹線はJR九州破綻の始まりだ - 福井義高|論座アーカイブ

    長崎新幹線はJR九州破綻の始まりだ JR九州は新幹線を自力で維持更新できない。恒久的な税金投入の愚を避けよ 福井義高 青山学院大学大学院国際マネジメント研究科教授 新幹線が負の遺産になる前に 新たな新幹線建設を求める声が各地で大きくなるなか、地元自治体が建設に反対するという、これまでになかった「異常」事態が起きている。すでに整備が決まっている九州新幹線西九州ルート、いわゆる長崎新幹線の建設が佐賀県の反対で前に進まないのだ。 「与党 整備新幹線PT 九州新幹線(西九州ルート)検討委員会」2019年8月に、佐賀県内の新鳥栖-武雄温泉を「フル規格」で整備する方針を決定したのに対し、佐賀県の山口祥義知事は、在来線を使う「スーパー特急」や「フリーゲージトレイン」、「リレー方式」の三つは過去に合意しているとの立場だ。 佐賀県のホームページによると、山口知事は19年1月18日、県の意見として、与党検討委

    長崎新幹線はJR九州破綻の始まりだ - 福井義高|論座アーカイブ
  • JR北海道を三分割せよ - 福井義高|論座アーカイブ

    JR北海道を三分割せよ 新幹線は後世にとって負の遺産。ローカル線はすべて廃止しバスに転換を 福井義高 青山学院大学大学院国際マネジメント研究科教授 明暗を分けた北海道と四国 JR北海道の経営が危機に陥っている。2018年度決算は、純損益が179億円の赤字で過去最悪だ。 国が2019年度と2020年度に、それぞれ200億円ずつ財政支援をすることになっており、19年度決算は純損益で黒字に転じるとしているものの、対症療法に過ぎず、一時的に息を吹き返すだけだ。 この現状を、国鉄改革の失敗が露呈したものと捉える意見がある。私はそうは思わない。国鉄改革自体は成功したけれども、分割民営化後すぐに取りかかるべきだった改革の継続を怠ってきたことに今日の危機の根源がある。 この問題を考えるには、国鉄の分割民営化に至る過程を振り返る必要がある。 1985年6月、中曽根康弘首相によって国鉄の総裁ら幹部が更迭された

    JR北海道を三分割せよ - 福井義高|論座アーカイブ
  • (天声人語)世界トイレの日:朝日新聞デジタル

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    (天声人語)世界トイレの日:朝日新聞デジタル
    vox_populi
    vox_populi 2022/11/20
    下半身事情に関する文章。
  • 10の30乗「クエタ」など デジタル化背景、新たな接頭語を追加 | 毎日新聞

    大きい数や小さい数を示す際、単位と合わせて使う「ギガ(10の9乗)」や「ナノ(10のマイナス9乗)」といった接頭語に、新たに「クエタ(10の30乗)」など四つが加わることが19日までに決まった。追加は1991年以来31年ぶり。フランスで開催された国際度量衡総会で承認された。 クエタの他に加わるのは「ロナ(10の2…

    10の30乗「クエタ」など デジタル化背景、新たな接頭語を追加 | 毎日新聞
    vox_populi
    vox_populi 2022/11/20
    「大きい数や小さい数を示す接頭語に「quetta(10の30乗)」など4つが加わる。追加は1991年以来31年ぶり。国際度量衡総会で承認された」「他に加わるのはronna(10の27乗)ronto(10のマイナス27乗)quecto(10のマイナス30乗)」。