松野博一官房長官は17日の記者会見で、岸田文雄首相の妻裕子さんの単独訪米について、費用は公費で賄われることを明らかにした。「首相の外国訪問の随行と同様に、首相の公務の遂行を補助する活動と位置付けられる」と説明した。 裕子さんは、米国のバイデン大統領の妻ジルさんの招待を受け、賓客として16~18日の予定でワシントンを訪問している。 松野氏は今回の訪米について、当初は1月の首相の訪米に随行する形で行われる予定だったが、米側の事情で実現しなかったため、改めて調整されたと説明。「首相夫人が招待に応じて米国を訪問することは外交儀礼上、意義のあることであり、配偶者間の交流の促進を通じ、首脳間の友好、信頼関係の一層の促進にもつながるものと期待されている」などと公費を支出する理由を語った。 外務省によると、裕子さんは16日(日本時間17日)、日本文化を紹介する「サクラマツリ・ストリートフェスティバル」や国
![岸田裕子さん、単独訪米は公費 「首相の公務遂行を補助」と官房長官:朝日新聞デジタル](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/b32c727ca174b00a3456ef395f4e912accfd0f97/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fimgopt.asahi.com%2Fogp%2FAS20230417002057_comm.jpg)