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ブックマーク / tadakotokunaga.livedoor.blog (12)

  • オバハンからの気まぐれブログ

    昨春は浅田次郎の大名倒産にドップリ嵌り(これも数回は読んだ)新潟は村上の塩鮭に憧れ、現地へ行った。同じように、この10年間で数回は読んだ、司馬遼太郎の「菜の花の沖」 大自然を相手に力いっぱい闘う主人公:高田屋嘉平の生まれ故郷、淡路島へ行きたいと、この数年は切望していた。その淡路島へ50年来の山仲間・初めてパキスタンへ行った時の相棒に連れられてようやく行けた! 相棒の家は神戸、その神戸から淡路島へは車でほんの一走り、あまりの近さに驚いたものだ。オバハンの頭の中には「菜の花の沖」主人公の生きていた江戸末期時代の、淡路島から西宮や大阪などの距離感しか頭に無かったからな・・高田屋嘉平記念公園・博物館。大塚国際美術館の古代壁画から世界26カ国190余の美術館が所蔵する現代絵画まで、至宝の西洋名画を原寸大で1000点余も所蔵というのには、文字通り度肝を抜かれたな。陶板画なるもので、あそこまで復元ができ

    オバハンからの気まぐれブログ
    vox_populi
    vox_populi 2023/02/06
    「2001年軍事クーデターで政権を掌握したムシャラフ元大統領が、亡命先のドバイで病死」「初め2~3年は軍事政権とは言え、素晴らしいと思えたが、だんだん腐敗」「国家反逆罪→亡命という結末は哀れに思える」。
  • 中村先生の事件から、はや3年 : オバハンからの気まぐれブログ

    アフガニスタンで中村先生が暴漢たちに襲われ、斃れられて早3年になる。某新聞では犯行説を語ったというか「間違って殺してしまったと言っていたのを聞いた」という、情報提供者からの談話としての克明な取材記事を読んだ記憶がある。だが、オバハン自身はその記事に疑問を持ったままだし、真実は未だに闇の中だと想っている。犯人は未だに特定もされていないし捕まってもいない、もちろん動機も解明されていない筈だ。なぜ中村先生が殺されなければならなかったのか・・オバハンなりの理由の2つくらいは考えられるが、実際問題として3年たった今も「事件」が不思議でならない、中村先生がアフガン(ジャララバードの灌漑にまい進する地区)から居なくなって得をする者(グループ)は誰なのかと・・ 「一人で成り立つ自分はない。自分を見つめるだけの人間は滅ぶ。他者との関係において自分が成り立っている」ペシャワール会から送って頂いた12月のカレン

    中村先生の事件から、はや3年 : オバハンからの気まぐれブログ
  • アメリカがタリバーンと初の会談 : オバハンからの気まぐれブログ

    アメリカがアフガンからの撤退以来、タリバーンと初の会談をカタールで行う。タリバーンが2020年にワシントンで締結した「和平合意」についての再検討だと。だがタリバーンにとっての喫緊の問題は、アメリカにある「ドル建て資産、約1兆円分」の凍結解除だろう。何にせよ話し合いは平和への1歩だ。しかし多民族国家のアフガン、まずはよほどの指導者に恵まれ、国民の多くがイスラーム学と共に一般教養を学び、国際協調の一端なるものを知って努力をしない限り平和の構築は不可能に近い。落ち着いて国民が学ぶためには安心して暮らせる日々が必須だし、実に鶏と卵のような関係だから100年たってもアフガンに平和は訪れないような気がしている。 実は一昨日の10月7日は20年前にアメリカがアフガンを空爆した初日に当たった。思い返せば、その空爆が始まって直ぐ、日の某TV局からの電話取材「首都のカーブルで空爆が始まったとのことですが、イ

    アメリカがタリバーンと初の会談 : オバハンからの気まぐれブログ
    vox_populi
    vox_populi 2021/10/12
    10月9日のブログ記事。「アメリカが撤退以来、タリバーンと初の会談をカタールで行う」「多民族国家のアフガン、国民の多くがイスラーム学と共に一般教養を学び、努力をしない限り平和の構築は不可能に近い」。
  • タリバン、穏健派は排除されつつある?? : オバハンからの気まぐれブログ

    タリバン政権は国際社会からの国家としての承認を切望、新たな国連大使も任命し、国連側に通知したと伝えられている。が、ガニ政権下で任命されていた大使も大使として留まるというから、はてさてどうなるか。だが、ここに来て穏健派が排除されつつあるように(オバハンには見える)から、昔ながらのタリバンに戻るのかな? カブール市長に就任したナントカ氏は、「男性に代行が出来る業務は、女性の出勤は禁止」との通達。今のところ女性職員の仕事は女性用のトイレだけとか。まぁ、時間をかけて新政権を眺めるしかないが・・併せて穏健派の中心人物バラダル師が失脚などと聞けば心穏やかではない。代わって力を得つつあるのがテロ集団の烙印というか、過去には11億円という懸賞金までがついていたハッカニ派とあっては、タリバン政権の先行きは一気に暗くなった。何事においても「銃」で決着を付けるというやり方が、蔓延して行きそうな雰囲気が強まって来

    タリバン、穏健派は排除されつつある?? : オバハンからの気まぐれブログ
  • 中村哲先生の肖像画が消された : オバハンからの気まぐれブログ

    昨日、カブールの中心通りにあった、中村先生の肖像画が消されているのが確認されたとのニュース。写真では中村先生の肖像画の部分が白く塗り潰され、アフガンの独立を祝う文言に変わっており、右側部分の紅梅の花の絵は残っている。大変残念だが、タリバンとしては「偶像崇拝」に繫がるとも見られる壁画なので消して当然との思いなのだろう。ガニ大統領時代の遺物とみなされ何時かは消されると想ってはいたが、現実になってみると残念だ。だが、一神教であるキリスト教、ユダヤ教、イスラーム教では、神から与えられたとされる「掟」の第一番目は神以外のものを崇めることを厳に禁じている。また、預言者ムハンマッドを視覚的に描写することも禁じられている(が、宗教美術画としては現存している。おそらくはヨーロッパのイスラーム教徒ではない芸術家によるものだろう。だからイスラーム教徒たちは崇拝の対象ではないと理解している。預言者ムハンマッドを表

    中村哲先生の肖像画が消された : オバハンからの気まぐれブログ
    vox_populi
    vox_populi 2021/09/06
    「カブールの中心通りにあった中村先生の肖像画が消されているのが確認されたとのニュース」「タリバンとしては「偶像崇拝」に繫がるとも見られる壁画なので消して当然との思いだろう」。文化の違い。已むをえない。
  • 千載一遇のチャンス : オバハンからの気まぐれブログ

    自衛隊機は先月の23日に入間基地を出発し、きょう帰着したという。当初の発表では日人1名、アフガン人15名をパキスタンに輸送したと伝えられていたが、そのうちのアフガン人5名にはパキスタンのビザがなかったために、再びアフガンへ送り返したというではないの。 片や、「千年間の長い間で、たった1回会えるような好機、絶好のチャンス」をモノにしたアフガン人が現実にいたと(知り合いの高官から)聞かされた。米軍の輸送機に約600人の避難民が詰め込まれ、空港から飛び立つ写真や、市民が空港に押し寄せ飛行機によじ登ろうとするなど大混乱の写真、離陸する機体に掴まり振り落とされた衝撃的な写真は生々しかった。だが、中には「外国行きの飛行機に乗り込めば、アフガンから脱出できる」という噂だけで空港へトラックで突っ走り、自分が乗っていたトラックを市内で乗り捨て、身一つで飛行機に乗り込むのに成功、そのままアメリカ(テキサス)

    千載一遇のチャンス : オバハンからの気まぐれブログ
    vox_populi
    vox_populi 2021/09/04
    「アフガン人の殆どが自国に希望を持っていない。タリバンに迫害されなくとも、海外に行けさえすれば・・と、夢のようなことを何時も何時も考えている。実際、一般アフガン人の暮らしは過酷だ」。
  • アフガン政府 タリバン(イスラーム首長国)へ政権を委譲 : オバハンからの気まぐれブログ

    ガニ大統領はきょう15日の午後、国民に対し「政権の委譲」の声明をテレビ局から流し、タリバーンの交渉役が大統領府へ入ったと。ガニ大統領、自力で踏ん張る気はゼロだったな、政権の投げ出しは想ったより早かった。 これで今後はタリバン政権(イスラーム首長国と称するらしい)が主導だ。タリバン政権の執行部は13日、全国民に対し「生命や財産、尊厳(名誉)が保持されると表明」。アフガン人にとって「男の名誉と女の貞操は命に代え難い価値がある」ので、それを害することはないとの表明。「イスラーム首長国の制圧下に入った住民は、総てにおいて通常の生活を送るべきで、国を捨てようとしてはならない。総ての隣接国に対し、自分たちの方から問題を起こさないと表明する。全外交官、大使館職員たち、外国人であれ地元民であれ、イスラーム首長国側から問題を起こすことはなく、彼らのために安全な環境を作る」など等など等と。現タリバン執行部は若

    アフガン政府 タリバン(イスラーム首長国)へ政権を委譲 : オバハンからの気まぐれブログ
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    vox_populi 2021/08/16
    「タリバン政権の執行部は13日、全国民に対し「生命や財産、尊厳(名誉)が保持されると表明」。アフガン人にとって「男の名誉と女の貞操は命に代え難い価値がある」ので、それを害することはないとの表明」。
  • 先進国からの落ちこぼれ、日本 : オバハンからの気まぐれブログ

    人は様々、十人十色。「世論は間違っている」という竹中大センセイの意見に同調する人もあろう。が、オリンピックを開催すべきとのセンセイの主張は、なかなかの評判を呼んだようだ。センセイの開催主張への評価よりも、主張に反対する声の方が倍もあるとか。 暇に任せて竹中屁ゾウ関連の記事をパラッと検索してみたら、あるある・・あるある。心胆凍える記事が続々あるではないの。単にオバハンが感じていただけではなく、世の中の多くの人がこんなにも竹中屁ゾウに対して似たような思いを持っていたのかと改めて知ったな。記事の見出しを見ているだけで唖然とするが、中には竹中屁ゾウを「批判する人がわからない」と言うのもあったな。 オバハンが単純に想うに・・竹中大センセイの、何よりも良くないのは政策決定への口出し(アドヴァイス??)影響力の強さで、一部大企業にしか利益が行かない構造になったことか。今の日が貧しくなった(給料が上がら

    先進国からの落ちこぼれ、日本 : オバハンからの気まぐれブログ
    vox_populi
    vox_populi 2021/06/16
    久しぶりにこのブログの記事を見た。竹中屁ゾウ関連(文字づかいがなかなかよろしい)。
  • 雇用の創出こそが「結果」を生む : オバハンからの気まぐれブログ

    晴れたので、歩いて買い物に行く気になった。町では首都開発公社のお掃除さんが道脇へ掃き寄せた落ち葉が10m毎にうず高い。と言っても精々バケツ2杯分くらいか。その落ち葉を6人がかりで集め回っている。縦横2m弱のナイロン・シートの角ごとに持ち手が4人、両手で落ち葉を拾い上げてシートに入れる人。最後の1人は箒を持って後ろからダラダラと付いているだけ。パキスタンへ来て2~3年くらいのオバハンなら「へん!1人で出来る仕事に6人もかい」と鼻であざ笑ったかもしれない。が、アフガンやパキスタンで長年暮らすと、「雇用」が如何に大切かと解るようになる。 中村先生もペシャワール会で集められた多大な寄付金を基に、現地の用水路事業に注ぎ込まれた。どれだけ多くの雇用が生れたことか。灌漑用水路はその結果だ。日々、人々はべて行かねばならない、そのためには現金が要る。雇用の創出が出来て初めてNGOとしても一人前だとオバハン

    雇用の創出こそが「結果」を生む : オバハンからの気まぐれブログ
    vox_populi
    vox_populi 2019/12/17
    「名ある国際機関の多くのように、お題目は立派で外への声はデカくとも、スタッフの人件費だ、諸々の維持費だと、現地へ落ちる支援金が20%ばかりであってはならないと思う」。「名ある国際機関」の代表は国連。
  • 真心は信ずるに足る : オバハンからの気まぐれブログ

    中村先生は「真心は信ずるに足る」とおっしゃるが、後期高齢者になっても出来そこないのままであるオバハンは、当地に40年以上も暮らしていながら未だに丸々100%、当地の人々を信じることが出来ない。10年以上も寝を共にし、息子のように可愛がっていたアフガン人と一緒に行動している時も「もしかしたら誘拐されて売り飛ばされるのではないか」という、一抹の不安が常にあった。 アフガンの人々はパキスタンの人々に比べると穏やかでソフトに見える。が、そこに一旦、利害が絡めば能がむき出しになる。息子のようなアフガン人に、どうしても大金を必要とすることがあったなら、オバハンは誘拐されていたであろうと想う。 アフガンにいる間、政府から派遣されて来た護衛のアフガン兵士から金を出せと銃を向けられたこともある。アフガンだけではなく部族地帯を移動中にも政府から護衛にとつけられた警官から金を出せと銃を向けられている。銃を向

    真心は信ずるに足る : オバハンからの気まぐれブログ
    vox_populi
    vox_populi 2019/12/09
    「中村先生は疑うことをしない信条で生きて来られた。オバハンと同じに何度も何度も裏切られ騙されておられながら、それでも「疑わない」というスタンスで」。「何度も裏切られ騙されておられながら」、これが真実。
  • 中村先生は圧倒的な存在であり過ぎた : オバハンからの気まぐれブログ

    中村先生が亡くなられて「ペシャワール会」では、「事業の継続が一番の供養」と決意を固められたと言う。とは言うものの、中村先生の存在は圧倒的過ぎた。中村先生と同じように現地に溶け込み信頼を得るには矢張り10年はかかろうというものだ。だから中村先生は現地の自主独立、自給自足を達成するための布石を着々と打っておられたと。 オバハンの主唱する小さな支援団体、母子保健センターnwaですらも後継者に悩んでいる。30年間細々と続けて来た地域活動の結果、村々で指導の出来る女性は育った。しかし、現地は女性が独りで外出、歩けるような社会ではない。その上に女性たちが生まれ落ちた瞬間から受けるイスラーム教育の影響で、男性に依存する思考と体質となっている。だから根のところで自分たちで考え行動するというスタンスにはない。母子センターという入れ物の中で、言われたことだけしか出来ないのだ。 自主的に目標設定や立案、実践が

    中村先生は圧倒的な存在であり過ぎた : オバハンからの気まぐれブログ
    vox_populi
    vox_populi 2019/12/07
    「「ペシャワール会」では、「事業の継続が一番の供養」と決意を固められたと言う。とは言うものの、中村先生の存在は圧倒的過ぎた。先生と同じように現地に溶け込み信頼を得るには矢張り10年はかかろう」。
  • アフガン人への支援は難しい : オバハンからの気まぐれブログ

    朝晩は寒いが好天の昼間は20℃にもなるので、少し遠くまで買物に出ていた。帰って来たら自宅に置きっぱなしにしていたタブレットには知らない電話番号が並んでいる。メールもface bookにもlineにも幾つものメッセージが入っている。ペシャワール会の中村先生が銃撃され亡くなられたと。 中村先生の死に、「支援や恩恵を受けられない人たちからのヤッカミ、恨みは凄いのです。皆が喜んでいると思わないように」と、息子のように可愛がっていたアフガン人スタッフから毎日のように言われていたのを思い出した。 日人の多くには理解しがたいだろうが、民族、部族が入り乱れる多民族国家での支援活動はきれいごとではなく、また現地の人々の皆もが喜んでくれるものではないと改めて心した。オバハンたちアフガン難民を支える会soraでの活動は、事故もなく10年間で区切りをつけた。アフガン政府からは「長年のご支援・ご尽力に深謝いたしま

    アフガン人への支援は難しい : オバハンからの気まぐれブログ
    vox_populi
    vox_populi 2019/12/04
    アフガニスタンの現地を知るパキスタン在住の方による、中村哲医師殺害に関連するブログ記事。備忘のためにブクマ。
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