夜中に観客なしで行われる競輪「ミッドナイト競輪」が、今年から栃木県宇都宮市の宇都宮競輪場で始まっている。インターネットなどで配信される映像を見て車券を買う新しいスタイルの楽しみ方だ。開催経費が抑えられる分、収支改善が期待できる。他場でも同様の取り組みが増える中、今後の売り上げが注目される。 7月平日の夜9時すぎ、第1レース直前の宇都宮競輪場は、虫の鳴き声が響き渡るほど静かだった。走路だけが照明で浮かび上がり、真っ暗なスタンドには誰もいない。警備員の話では「入れないのか」とやってくる人が、まだ、たまにいるという。 レースでは空気を切り裂くような車体の音、そしてゴール後の選手たちの激しい息づかいがはっきりと聞こえたが、当然、拍手も歓声もなく、淡々と次のレースへの準備が進む。選手たちは「ヤジがなく集中できる」「やはり寂しい」と感想が分かれるという。 競輪場にはいない「観客」の目は、カメラの向こう
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失言が相次いでいた桜田義孝五輪相が10日、辞任に追い込まれた。安倍晋三首相が最重視しているはずの震災からの復興以上に、衆院議員が大事と公言したことで、首相もかばいきれなくなった。「忖度(そんたく)」発言で国土交通副大臣を辞した塚田一郎参院議員に続く失態で、政権にとって大きなダメージとなった。 桜田氏は10日夜にあった高橋比奈子衆院議員の政治資金パーティーで「復興以上に大事なのは、高橋さんでございます」と発言。記者団に発言の真意を問い詰められても「記憶にありません」と繰り返した。発言を聞いた自民党幹部は首相官邸幹部にすぐに電話し、「辞めさせるべきだ」と進言した。 桜田氏は大臣就任以降、問題ある言動を重ね、野党から厳しい追及を受けてきた。 昨秋の臨時国会では、東京五輪・パラリンピックの基本的なコンセプトを知らず、東京五輪・パラリンピックの大会予算の国負担分「1500億円」を「1500円」と言い
国際サッカー連盟(FIFA)のインファンティノ会長は6日、タイ北部の洞窟に閉じ込められている少年らを、サッカー・ワールドカップ(W杯)ロシア大会の決勝に「招待したい」と表明した。「サッカー少年」たちの早期の救出を願う声が、サッカー界からも相次いでいる。 救出を待つのは、ほとんどが地元のサッカーチームに所属する11~16歳の少年12人と男性コーチ。W杯の1次リーグの途中だった6月23日から洞窟内にいる。 決勝は7月15日にモスクワで予定されている。AFP通信によると、インファンティノ氏はタイのサッカー協会宛てに、「(少年らが)家族と再会でき、健康状態が許すなら、決勝に招待して楽しんでもらいたい」との書簡を送った。 サッカー界からは激励が相次いでいる。少年の1人がイングランド代表の赤いシャツを着ている映像が世界に発信されており、英メディアによると、W杯にも出場するイングランド代表のDFストーン
海洋研究開発機構などは24日、太平洋・マリアナ海溝の水深8178メートルで、深海魚の撮影に成功したと発表した。魚類が生息できる限界は水深8200メートルだとされ、これまでで最も深い撮影例だという。 海洋機構は深海の生態系を調べるため、5月にカメラを搭載した観測機器を水深8200メートル付近まで下ろし、延べ約11時間にわたって撮影。一緒に下ろしたエサのサバに群がるヨコエビとともに、ヨコエビを狙って近づいてきたマリアナスネイルフィッシュとみられる深海魚の姿を捉えた。 海洋機構の小栗一将主任技術研究員は「生態系をより詳しく調べるため、今後は魚の採取も検討したい」と話している。 撮影された映像は、東京都台東区の国立科学博物館で開催中の特別展「深海2017」で28日から公開される。 これまでは、4月に中国の研究チームがマリアナ海溝の水深8152メートルで撮影した魚類の姿が最も深い撮影例だった。(杉本
かつて自転車の車軸についていた、カラフルな輪状のブラシを覚えていますか? その名は「ハブ毛(け)」。どことなく昭和の香りが漂うその商品を、愛知県津島市の小さな会社が作っています。全国でも希少なメーカーなのですが、数年のうちにも製造をやめるというのです……。 「ハブ毛を作るところが見たいって? そんなもの、見せるようなものじゃないよ」 津島市にある自転車問屋「三優商会」の代表、佐藤昌利さん(74)は言った。 自転車の車軸「ハブ」に巻く「毛」だからハブ毛。用途は車軸の汚れ落としとされるが、「そこの汚れなんて誰も気にしない。小売店がお客さんへのサービスの一環でつけていた飾りですよ」と佐藤さん。 誰が最初にハブ毛を作り始めたのかは分からないが、佐藤さんが始めたのは1970年代。当時、ハブ毛を隣町の業者から仕入れ、卸売りをしていたが、オイルショックで品薄に。「仕入れのめどが立たなくなって、自分で作ろ
短文投稿サイトの米ツイッター日本法人は2日、国内の月間利用者が9月に4千万人を超えたと明らかにした。昨年末より14%増え、この間の成長率は世界一。4%増だった世界全体を大幅に上回った。大規模リストラを打ち出す経営難の同社は広告収入を生む日本への依存を強めている。 ツイッターは9月時点で全世界で月間3億1700万人が使っている。日本は約2億人の米国に次ぎ、利用者が多い主要市場だ。 その日本で利用者が急速に伸びた背景には、「日本仕様」の導入があるようだ。これまで10~20歳代の利用が多かったが、30歳代以上は「つぶやく内容がない」と利用が少なめだった。そこで昨夏、日本独自でニュースの閲覧機能を追加。ニュースサイトの話題の記事と、関連するつぶやきをまとめて見られるようにした。つぶやくだけでなく、情報を得るためにも使えることをPRした結果、利用者が伸びたという。 利用が伸びる日本では広告収入も好調
インターネット上で個人や企業などに批判・攻撃が集中する現象「炎上」。その書き込みをしているのは、ネットユーザーの極めて少数者に過ぎないうえ、その少数者が同じ炎上の中で書き込みを繰り返していたことが、研究者の調査でわかった。「炎上は実はごく一部の人の意見。冷静に対処すべきだ」という。 調べたのは、いずれも計量経済学を専攻する慶応大の田中辰雄・准教授と国際大グローバル・コミュニケーション・センターの山口真一講師。 2014年に調査会社のインターネットモニター約2万人を対象に調査。炎上の時に書き込んだ経験の有無を尋ねたところ、経験があったのは約1・1%で、そのうち過去1年間に書き込みをしていたのは約0・5%だった。今年、約4万人を対象に行った調査でも、過去1年間の経験者は約0・7%だった。 平均して1日1件以上起きてい… この記事は有料会員記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。 こ
国民生活センターは23日、包茎手術について、不安をあおられ高額な施術を強引に勧められたり、手術後に痛みが続いたりするなどの相談が相次いでいると注意を呼びかけた。 全国の消費生活センターなどが受けた包茎手術に関する相談は2011年度から15年度の5年間で1092件あり、10~30代からの相談が大半を占める。 相談内容として、広告で手術費用が5万~10万円と掲載されていたのに、病院で「安い手術だと汚い仕上がりになる」などと説明され、50万~100万円以上の高額な施術を勧められ、その日のうちに契約し、手術してしまった、といった例が目立つという。 手術によって痛みや腫れのほか、大量に出血したり、組織が壊死(えし)したりしたという術後をめぐる相談もあった。センターは過去に手術を受けた150人にもアンケートし、約4割が施術後に何らかの不安や不満、不具合を感じていると回答した。 センターは「医学上緊急性
埼玉県深谷市の利根川で昨年11月、親子3人が車で入水し、認知症の母と体が不自由な父が死亡した無理心中事件で、母への殺人罪と父の自殺を幇助(ほうじょ)した罪に問われた三女の無職波方(なみかた)敦子被告(47)=同市稲荷町北=の裁判員裁判の初公判が20日、さいたま地裁(松原里美裁判長)であった。被告は起訴内容を認め、生活保護の受給に向けて市の調査を受けた際に「惨めになって死にたい気持ちが高まった」と述べた。 冒頭陳述によると、波方被告は病気で動けなくなった父の藤田慶秀(よしひで)さん(当時74)から事件の3日前に「あっちゃん、一緒に死んでくれるか」と母ヨキさん(同81)との心中を持ちかけられたとされる。 波方被告は被告人質問で、その翌日、かねて相談していた生活保護の受給に向け、市職員と自宅で面接した際、家族状況や職を転々としてきた自らの生い立ちを話したことで死のうとする気持ちが強まったと説明。
北海道七飯(ななえ)町東大沼の山林で28日夕から、北海道北斗市の小学2年生、田野岡大和君(7)が行方不明になっている。函館中央署によると、両親が「しつけのため」として山中で車から降ろし、数分後に戻った時には姿が見えなくなっていたという。同署や消防などが29日も約180人態勢で捜索したが、日没までに見つからなかった。 現場は起伏のある斜面と沢が入り組んだ山林。同署によると、大和君は28日、家族4人で近くの公園を訪れた。小石を人や車に投げつけるなどしたため、両親が「悪いことをするとこうなる」という意味で、同日午後5時ごろ、現場の山道で大和君を車から降ろした。500メートルほど離れ、5~10分してから戻ったところ、大和君はいなくなっていたという。 両親は当初、「山菜採りの最中に不明になった」と説明していたという。 大和君は黒の上着を着用し、赤の運動靴を履いていて、食べ物や携帯電話は持っていないと
会社事務所に侵入してお湯を盗んだとして、長野県警佐久署は11日、10日に建造物侵入と窃盗容疑で現行犯逮捕した佐久市の無職の男(52)を長野地検佐久支部に送検した。男は「温かいものが食べたかった」と容疑を認め、「生活が苦しく、水道、ガス、電気はすべて止められていた」などとも供述しているという。 佐久署などによると、男は10日午前4時ごろ、同市内の会社事務所に合鍵を使って侵入。事務所内のお湯約2リットルを、持参した容器に移して盗んだ疑い。同署は男が以前にも事務所に侵入し、合鍵を入手していたとみて捜査している。
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