“少し未来”のネットワークを探検する ユビキタス環境においては、あらゆるものにRFIDタグやセンサーが埋め込まれ、そこから収集されたデータをさまざまなアプリケーションが活用することになる。膨大な種類のRFID/センサーとアプリケーションをつなぐための基盤として期待されるのが、センサーへのアクセス方法やデータ形式を抽象化し、あらゆるアプリケーションが共通方式でセンサーからのデータを参照できるようにする「サービス提供基盤(SDP)」だ。富士通研究所はそのSDPを実現する「ID情報統合技術」を開発、試作システムと合わせて2008年9月に発表を行った。業務アプリケーションの大幅な開発生産性向上が期待される。 (2008/11/10) 山口 学 印刷用ページ ユビキタス環境の実現に必要な 「サービス提供基盤(SDP)」 来るべきユビキタスの世界では、あらゆるモノが“コミュニケーション能力