環境省は8日、平成20年度に実施した大気汚染に関する調査で集めた小学校の児童計1342人分の個人情報が流出したと発表した。 同省によると、調査は児童の健康状態と大気汚染との関係を調べるために39自治体で実施され、流出したのは、氏名、住所、生年月日、学校名で、青森県八戸市の4校(214人)、秋田市の5校(328人)、岐阜市の12校(800人)分。 業務委託した業者のコンピューターからファイル交換ソフトを通じてインターネット上に流れたとみられ、今月7日に秋田県を通じて情報提供があり、8日に業者が流出を確認した。 業者のコンピューターの使用を停止し、ほかにも流出した情報がないか確認を急いでいる。