欧州と米国を中心に2000~1万台のサーバがハッキングされ、ユーザーを悪質なサーバへ誘導するリンクが仕込まれていた。 ロシアのセキュリティ企業Kaspersky Labは11月7日、大量のWebサイトがハッキングされ、ユーザーを悪質なサーバに誘導するリンクが仕込まれているのを見つけたとブログで伝えた。Kasperskyの推定では、過去2日間だけで欧州と米国を中心に2000~1万台のサーバがハッキングされたという。 Kasperskyによると、ハッキングの手段はまだ調査中だが、SQLインジェクションか、事前に盗み出したWebサイトのアカウントが使われた可能性が大きい。被害に遭ったWebサイトに共通する要素として、ほとんどが同じ種類のASPエンジンで運営されているという。 ハッキングされたWebサイトにはHTMLへ、「script src=http://******/h.js」という不正なスク