アイ・オー・データ機器は5月28日、コンセント直結型のPLCアダプタ「PLC-ET/MW」を6月下旬に発売すると発表した。 PLC-ET/MWはコンセントに直接差し込むタイプで、HD-PLCに準拠したPLCアダプタだ。従来機種に比べて使用周波数帯域を2〜28MHzに拡張したことで通信速度は実測値で約10%向上。最大通信速度は規格値で210Mbpsとなる。約25%省電力になり、3Wとなったほか、LANのリンクが切れると約20分後に省電力モード(1W以下)になる新機能も備えた。耐ノイズ性能も向上しており、従来機種では接続が難しかった場所でも改善が見込めるという。設定および子機の増設時には本体のボタンを押すだけで簡単に設定可能だ。 外形寸法は高さ36mm×幅55mm×奥行き90mm、重量は約130gと、据え置き型に比べて約1/2に小型化された。価格は子機のみの場合1万400円。親機とのセットの場
「無線LAN」+「PLC」はホームネットワーク作りの最強コンビ! いまやパソコンだけでなく、薄型テレビ、HDD&DVDレコーダー、家庭用ゲーム機、携帯音楽プレーヤー、スマートフォン、デジカメなど、ネットワークに接続できる機器がどんどん増えている。あなたの家にも気が付いていないだけで、実はネットワークに繋げられる機器が1つや2つあるかもしれない。 最新の薄型テレビやレコーダーには、LANコネクターがついていて、動画配信サービスなどが利用できる。写真左は松下電器産業の「VIERA TH-42PZ750SK」で、「アクトビラ」(写真右)の「アクトビラ ビデオ」「アクトビラ ビデオ・フル」に対応する(画像クリックで拡大) 大人気の任天堂の「ニンテンドーDS」やソニー・コンピュータエンタテインメントの「プレイステーション・ポータブル(PSP)」には無線LAN機能が内蔵されており、ゲームのダウンロード
薄型テレビやHDD&DVDレコーダーなど、パソコン以外にもインターネットに接続できる機器が増えてきた。ニュースや動画などが見られる「アクトビラ」など、テレビで利用できるネットワークサービスが登場している。パソコンでも、動画共有サイト「YouTube」「ニコニコ動画」から、動画配信サイト「GyaO」まで様々な動画配信サービスが人気を集めている。ADSLや光ファイバーなどによる高速なインターネット接続はもはや当たり前で、それを前提にしたリッチなサービスが登場してきているのだ。 また、パソコン、HDDレコーダー、テレビなどを家庭内ネットワーク(ホームネットワーク)で接続して、たとえばパソコンやHDDレコーダーにある動画をテレビから呼び出して再生できる「DLNA」規格に準拠した製品も増えている。こうした家庭内ネットワーク作りが、簡単にできるようになってきているのだ。
チョコレート菓子メーカーのメリーチョコレートカムパニーは6月21日、電力線通信(PLC)の導入実験を千葉県船橋市にある同社の工場で実施する。生産ラインを止めずに新たにLANを導入できるかを試すのが目的だ。 実験にはPLCモデムを9台使用する。工場棟と情報流通センター棟の各フロアーにPLCモデムを設置。PLCモデムには新たに導入するネットワーク対応のタイムカード機器を接続し、出退勤データを集める。収集したデータは専用線経由で本社へ送る仕組みだ。 これまで船橋工場では、事務スペースにはLANを導入済みだが、タイムカード機器の設置場所にはLANがなかった。そのため、新型のタイムカード機器を導入するには、新たなLANの敷設が必要だった。ただ、有線LANを引くとなると敷設工事のため生産ラインを止めなければならない。また、仮に止めたとしても「チリやゴミの混入が心配」(総務部システム担当の櫻井智彦マネー
総務省は6月29日,「情報通信審議会情報通信技術分科会」の第41回会合を開催。情報通信審議会配下の「CISPR委員会」が高速電力線通信の規制値と測定方法について取りまとめた報告書を答申した。 答申した規制値と測定方法は,7月12日から電波監理審議会で審議される。電波監理審議会での審議が最短の3カ月で終了すれば,10月にも省令改正する見通しだ。 会合では,CISPR委員会の主査を務めた東北大学電気通信研究所の杉浦行教授が報告書の内容を説明した(関連記事)。「推進派(メーカーや電力会社など)と慎重派(日本アマチュア無線連盟など)の主張には大きなかい離があった。メーカーからは『厳しすぎる』と言われたものの,最終的には了承を得ることができた」と振り返った。 後藤滋樹委員(早稲田大学理工学部教授)から通信速度について質問が飛ぶと,杉浦教授は「(屋内のコンセントの)約50%で50Mビット/秒,90%で
松下電器産業が12月9日に発売する高速PLCモデム。写真左が2台セットの「BL-PA100KT」,同右が増設用の「BL-PA100」。 松下電器産業は11月13日,物理速度190Mビット/秒の高速電力線通信(PLC)モデムを発表した。国内向けの製品については,アマチュア無線および短波放送「ラジオNIKKEI」の使用周波数帯を利用しない。実効速度はUDP時で80Mビット/秒,TCP時で55Mビット/秒という。予想実売価格は2台セットの「BL-PA100KT」が2万円前後,増設用の「BL-PA100」が1万3000円前後。12月9日に販売を開始する。 BL-PA100は,100BASE-TX対応イーサネット・ポートを一つ装備。電力線によるLANを構築できる。最小構成は親機と子機の計2台。それぞれをコンセントに接続し,暗号設定用のボタンを押すとAES(128ビット)プロトコルによる暗号化が自動設
パナソニック コミュニケーションズの藤吉氏。「PLCは家庭内ネットワーク方式の本命と考えている。有線LANや無線LANと競合するのでなく、共存しながら家庭内ネットワークの構築に寄与したい」 松下電器産業は2006年11月13日、家庭内の電源コンセントを使ってネットワーク接続を可能にする電力線通信(PLC)アダプター「BL-PA100」など3製品を発売した。想定実勢価格は、親機と子機を各1台セットにした「BL-PA100KT」が約2万円、増設用の子機「BL-PA100」が約1万3000円。12月9日に発売する。このほか、パソコンやAV機器などへの組み込みを想定したPLCモジュール「MMDPMS150」のサンプル出荷を12月1日に始める。PLCは、日本国内では10月4日に総務省令の改正により解禁となったばかり。今回の松下の製品が、国内で初めてのPLC対応機器となる。 PLCアダプターは、イーサ
松下電器産業は、家庭向けの高速PLCアダプタとして、マスターアダプタとターミナルアダプタをセットにしたスタートパック「BL-PA100KT」、増設用アダプタ「BL-PA100」の2機種を12月9日に発売する。オープンプライスで、実売想定価格はBL-PA100KTが20,000円前後、BL-PA100が13,000円前後。 ■ 実効速度はTCPで最大50Mbps程度。アマチュア無線対策も BL-PA100KT、BL-PA100は、松下が提唱する高速PLC技術「HD-PLC」を採用した製品で、2~30MHz帯を利用する高速PLCの実用化商品としては国内初となる。マスターアダプタとターミナルアダプタを家庭内の電源コンセントに差し込むだけで、特別な工事など必要なくインターネット接続が可能。製品の製造はパナソニック コミュニケーションズが担当した。 通信速度は物理速度で最大190Mbpsで、アダプタ
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