■依然差別と苦痛続く あす5月15日は沖縄が27年間の長い米軍支配から解放されて本土に復帰した42回目の復帰記念日だ。しかし42年を経た今なお沖縄は、広大な米軍基地を押し付けられたまま、オスプレイ配備など日米両政府から次々新たな差別と苦痛を強いられ、自衛隊は与那国で配備が進むなどついに八重山の離島にまで拡大配備される状況となった。 それにしてもこのところの新聞紙面を見ると、安倍政権の戦争もしかねないきな臭さが目立ち、沖縄関係も明るいニュースは多くない。県民挙げて県外移設を求めた米軍普天間飛行場は、県選出の自民党国会議員らが次々公約を破棄。ついには知事も国の埋め立て申請を承認して今秋にも名護市辺野古で建設が強行されることになった。 その結果、反対住民と県警などの同じ県民同士がぶつかり合う不幸な事態が予想され、それだけに11月の県知事選で県民が沖縄の要求をことごとく無視する国にどういう答えを出
採集が禁止されているアサヒナキマダラセセリのメス(市教委文化財課提供) アサヒナキマダラセセリの採集禁止を呼びかけるパトロールで、市教委文化財課の職員(左)からチラシを受け取る市民=29日午後、於茂登岳登山道入口 石垣市教育委員会文化財課の職員と市民ボランティア約20人が29日から、於茂登岳周辺でアサヒナキマダラセセリの採集禁止を呼びかけるパトロールを行っている。このチョウは石垣島の於茂登連峰、西表島の古座岳、古見岳の山頂部でのみ生息している固有種。近年はネット上での売買も確認されており、職員とボランティアたちは「採集しないで。ましてや売買はやめてほしい」と呼びかけている。 キマダラセセリは近縁種の分布がヒマラヤから中国大陸の奥地、台湾の高山などであることから、氷河期からの遺存種と考えられている。1978年には県の天然記念物に指定。環境省のレッドデータブックでも「絶滅のおそれのある生物」と
琉大法文学部の池田栄史教授(右)の講座をリアルタイムで受講する参加者たち=25日夕、市立図書館視聴覚室 琉球大学サテライト石垣キャンパスの開設式典と第1回講座などが25日午後、市立図書館で開かれ、市民52人をはじめ関係者多数が参加した。 式典に先立ち、大城肇学長と玉津博克教育長が同館玄関に設置された看板を除幕。大城学長は「八重山住民や地域のニーズに応えられるよう大学を挙げて取り組んでいきたい」、玉津教育長は「多くの市民が生涯学習を楽しみ、クオリティーオブライフの一助になればと期待している」とあいさつした。 引き続き、琉大法文学部の池田栄史教授の公開講座「元寇沈船を探す―琉球大学による水中考古学の試み―」が行われ、参加者がリアルタイムで受講した。 また、琉大への期待やサテライトの活用方法などについて話し合う「ワールドカフェ」も開かれ、参加者から「受講したら琉大の単位が取れるか」などの質問や、
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く