ジョン・ケージの思想を受け継いで作曲された一柳慧の初期代表作「ピアノ音楽」。驚くべきことにこれまで、同時演奏など特殊な方法ではなく、全曲をまとめて演奏・録音されたことがなかった。今回演奏した河合拓始は、即興演奏を長くやってきたが、近年は現代曲を弾くことが多い。彼はこの作品によって拡張されたピアノという「音響装置」に、いわゆるクラシック畑のピアニストには決してできない鋭い切り口で対峙した。この録音は、日本の実験音楽黎明期の古典の再演などではなく、時代を超えて輝きを増し続ける問題作に、新しい生命が吹き込まれた記録なのである。一柳氏本人も絶賛の快演! (詳細と試聴はこちら) 型番
![一柳慧(作曲)/河合拓始(ピアノ) "ピアノ音楽" CD - オメガポイント](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/fccbb7089d46bea3864cea75d8cec043b33f2817/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fimg14.shop-pro.jp%2FPA01184%2F636%2Fproduct%2F63012717.jpg%3F20130901103209)