伊賀市の図書館協議会が7月26日、同市上野丸之内の上野図書館であり、委員らは建設が計画されている新図書館の管理運営体制について「基本的には直営で行なう」ことで確認した。 この日は、2014年度に市教委がまとめた「新図書館基本計画」で、施設の管理運営方法について「図書館協議会に諮(はか)る」となっていたことから、委員間で議論。「知る自由」の保障、コミュニケーション空間の創造、児童サービスの展開など6つの視点を基に「直営」「直営と一部業務委託」「指定管理」の可能性を検討した。 とりまとめた意見では「図書館業務の根幹は直営で行なう」としながらも「一部業務委託や指定管理もありうる」とした。高倉一紀会長は審議の終わりに「新図書館の建設実現に向けて、早急な取り組みと強力な推進を協議会として要請する」と述べた。