平成24年6月に文部科学省は大学改革実行プランを打ち出して、それを強力に推し進めてきています。現在の日本は、歴史上希に見る急速な少子高齢化、情報通信や交通の発達によるグローバル化、地域コミュニティの衰退など急激な社会の変化の中にあります。その中で、大学は社会の変革を担う人材育成、知的基盤の形成やイノベーションの創出など、「知の拠点」として役割を果たすため、大学は変わらなければなりません。三重大学が教職員それぞれ独自の目的のためだけではなく、誰のため、何のために存在しているのかを考える「意識改革」が求められています。 まずは文部科学省が取りまとめた「大学改革実行プラン」を示します。「大学改革実行プラン」は、2つの大きな柱と、8つの基本的な方向性から構成されています。 1つ目は、「激しく変化する社会における大学の機能の再構築」であり、 1. 大学教育の質的転換、大学入試改革 2. グローバル化