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ブックマーク / www.sss.fukushima-u.ac.jp (2)

  • 福島大学放射線計測チーム

    平成23年3月11日に発生した東日大震災では、地震とそれに続く津波により東京電力福島第一原子力発電所に大きなダメージを与え、いまなお広い範囲にわたる放射線の影響が懸念されているところです。このような中、地域に根ざす国立大学として客観的な調査の上、正確な情報を提供していくことは非常に重要な使命であると考えています。放射線は目に見えないため、さまざまな機器を用いてデータを集め、また解析していく必要があります。また福島県という広くて環境も多様な県土において調査を進めるためには、単なる放射線計測の知識だけでは不十分であり、生態や地質などのフィールドワーク系の経験も欠かすことができません。福島大学共生システム理工学類では原子力発電所の事故の後、福島という地に生活する同じ県民としてそれぞれの専門性を活かしながら地域に貢献したいという有志の教員が集まり、放射線計測プロジェクトを行うチームを立ち上げまし

  • 身の周りの放射線について(平成23年5月7日掲載) | 福島大学放射線計測チーム

    放射線は、私たちの周りにも存在していますが、目に見えないために、常に不安を感じています。 放射線は目に見えませんが、その量を測ることによって、見えない放射線の姿を垣間見ることはできます。ここでは、私たちが実際に身の周りの放射線を測ってみて、分かってきたことを紹介していきます。 1)放射線レベルの変化について 図1 福島市の放射線量の変化 図1のグラフの青い点は、福島市で測定された放射線量の変化です。放射線量は、3月15日に急激に増加しています(グラフでは、3月15日を0 dayとしています)。その後ほぼ一定の割合で低下し続けています。15日の朝には、原発で大量の放射能の放出が起こっています。そして、急激な増加が起こった頃には、福島市内で雨が降ったことが確認されています。したがって、この雨や、その前に発生した気塊などによって、空気中に漂っていた放射性物質が地面に落ち、急激な放射線量の上昇が起

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