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ブックマーク / sociology.jugem.jp (2)

  • 片山他 2015「図書館は格差解消に役立っているのか?」 | Theoretical Sociology

    片山ふみ・野口康人・岡部晋典「図書館は格差解消に役立っているのか?」SYNODOS, 2015.12.07 Mon 図書館利用と社会階層の関係を分析した記事。いわゆる学術論文ではないが、興味のある問題なので、コメントしておく。知識や教養をすべての人にとってアクセス可能とするために、図書館は重要な役割を果たすと期待されている。それゆえ、図書館の利用と社会階層の関係は非常に重要である。著者らは図書館情報学が専門で、階層研究はあまり詳しくないと思われるので、階層研究者の視点から見ると、この研究がどう見えるかコメントしておきたい。いささか批判的なことを書くが、この研究に大きな期待を抱いているがゆえと理解していただきたい。 学歴図書館利用が相関するのは当たり前 階層関連の変数と様々な文化活動(読書音楽鑑賞、美術鑑賞、等々)の関連はこれまでいろいろ研究されてきており、高学歴者ほどさまざまな文化活動

    片山他 2015「図書館は格差解消に役立っているのか?」 | Theoretical Sociology
    wackunnpapa
    wackunnpapa 2015/12/10
    “むしろ私がこの研究で興味を持ったのは、収入の効果がないということである。これは経済合理性という観点からは、いささか不思議な現象である。”
  • 阪大を去るにあたって: 社会学の危機と希望 | Theoretical Sociology

    明日から京大に異動になります。阪大には6年間、助/准教授として働きましたが、当に楽しい6年間でした。 最後に日の社会学に対する危惧を一つ述べておきます。日の社会学の特徴は、アカデミズムの軽視だと思います。すなわち、学会報告や学会誌を軽視しているということです。学会発表もせず、学会誌に論文を投稿もせず、それでも社会学者づらしてを出版したり、さまざまなメディアで発言することができるのが、日社会学の実情です。このようなことが起きるのは、学会報告や学会誌が、新人の登竜門として位置づけられており、その評価が低いからだと思われます。エライ先生はしか書きません。エライので査読を受ける必要もありません。こっそり紀要などに考えを公開することはありますが、人から評価されるのは恐ろしいので、学会誌には絶対投稿しません。出版社もが売れさえすればいいので、研究の水準や主張の真偽は気にしません。エライ先

    阪大を去るにあたって: 社会学の危機と希望 | Theoretical Sociology
    wackunnpapa
    wackunnpapa 2009/03/31
    “学界”があるところがうらやましい.
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