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ブックマーク / www.jukushin.com (7)

  • 「本を読めば、その先に素晴らしい世界が待っている」国立国会図書館館長倉田敬子氏インタビュー |

    2024年4月1日に、慶應義塾の名誉教授である倉田敬子氏が国立国会図書館長に就任した。スマホやインターネットが普及し、簡単に手に入れることができる情報が溢れる中、を読む人は年々少なくなってきていると言われている。そんな時代において館長に就任された倉田氏に、就任の経緯とともに、館長としての抱負や塾生に向けたメッセージを伺った。 インタビューを受ける倉田館長 ―国会図書館長に就任された経緯を教えてください。 国会の事務局の方から突然メールがありました。私は、国立国会図書館の科学技術情報整備審議会の委員を14年ほどやっていたので、私のことを全く知らないで選んだわけではないとは思いますが、どのような経緯で選ばれたのかは私もわかりません。慶應は日における図書館情報学研究のパイオニアで、歴史や実績もあり、図書館情報学の研究者が多く在籍する教育機関として有名ですが、これまで図書館情報学の研究者が国立

    「本を読めば、その先に素晴らしい世界が待っている」国立国会図書館館長倉田敬子氏インタビュー |
  • 紙から電子へ 慶應義塾大学メディアセンターの新たな挑戦 |

    2021年5月に発足した「早慶和書電子化推進コンソーシアム」。その一環として、今年10月から、1年半の期間限定で国内出版社5社(岩波書店、講談社、光文社、裳華房及び日評論社)による電子書籍コンテンツの提供事業が開始された。 プロジェクトのキービジュアル(写真=提供) この慶應義塾大学メディアセンター部にとっての新たな試みと今後の大学図書館のあり方について、慶應義塾大学メディアセンター部の酒見佳世さんと島田貴史さんに話を聞いた。 今回の電子書籍コンテンツの提供はどういった経緯で決定したのでしょうか。 そもそもの発端として、今回の事業開始の前に2019年9月から早慶両校は、日初の試みとなる図書館システム共同運用を行ってきました。それを基盤として、「早慶図書館でさらに何か出来ないか」ということで、今回のプロジェクトが始まりました。 電子書籍コンテンツの利用方法を教えてください。 いくつか

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  • 《台風19号特集》図書館助け合いの輪 |

    都市大生に施設開放 台風19号により東京都市大学世田谷キャンパス図書館の地下書庫と電気室が水没し、甚大な被害に見舞われた。これを受け、慶大理工学メディアセンターは緊急支援として都市大生の利用受け入れをツイッター上で発表。その経緯と図書館の台風対策について同センター主任の五十嵐由美子さんに話を聞いた。 実施の背景 同センター元事務長はSNSで都市大の状況を知り、当時の事務長に「同じ理系大学の図書館としてできることはないか」と働きかけたという。慶大の全メディアセンターでは東日大震災の被災地域の学生を受け入れた前例があり、都市大の被災状況を見て、その記憶が蘇ったそうだ。通常、他大学の学生が利用するには紹介状が必要だが、学生証を提示すれば利用できることを先方に伝え、受け入れ決定の告知には学生に幅広く伝わるツイッターを使ったという。 取材時までの都市大生利用者数は29人、受け入れの期限は、図書館

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  • 旧図書館、世界遺産登録は可能? |

    三田キャンパスの旧図書館が、国の重要文化財に指定されていることはご存じだろうか。旧図書館は義塾の創立50周年を記念して建設された。戦禍を受けて復旧工事を経験したものの、煉瓦造りの外壁や八角塔などゴシック様式の明治建築は当時の風格を残すとして一定の評価を得ている。 一方で近年、日文化財が相次いで世界遺産に登録されている。以前は一部の人々にしか存在や価値が認識されていなかったが、登録されることで知名度が上がったという遺産も少なくない。ならば、もしかしたら我々の身近な文化財である旧図書館にも、世界遺産に登録される可能性はあるのではないか。実現すれば、旧図書館に一層箔がついて、塾生の愛塾心も深まることだろう。 旧図書館は世界遺産になりえるのか。世界遺産検定の主催などを通して世界遺産の啓発活動に取り組む世界遺産アカデミーの研究員、田陽子さんに話を聞いた。 「旧図書館に価値がないわけではないが、

    旧図書館、世界遺産登録は可能? |
    wackunnpapa
    wackunnpapa 2016/05/20
    「曽禰中條建築事務所」作品として,幾つか一括して申請を目指す,のではダメかな?
  • 情報と安らぎを 人々に寄り添う図書館 |

    震災当時、情報が一番集まっていたのは避難所だった。通信回線が途絶え、水も糧も乏しく、生きるために少しでも多くの情報が望まれた状況で、人々は心の休まるところを欲していた。 宮城県気仙沼図書館は、震災から約3週間後の3月30日に再開館した。閲覧のみで、開館時間は一日数時間。地震の影響で2階や児童用閲覧室は使えず、貸出システムも機能しない中での開館だった。 「図書館だからこそ、どんな人でも入れると思います」。気仙沼図書館主査、山口和江さんは語る。逼迫した状況下で、息苦しさを和らげるには図書館が必要だという市の方針を受けた開館だった。 震災発生から一週間ほど、図書館の職員は自宅から近い避難所で各々対応に追われていた。開館が決まり、戻れる職員は床に落ちたを片付ける作業から始めた。山口さんは最初、避難所を離れることに動揺したという。「10日前後の短い間とはいえ、対応した避難所の知識や情報を持ってい

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  • 武雄市図書館 新しい図書館のカタチ |

    武雄市図書館の様子(糸賀雅児氏撮影) 図書館コーヒーを飲みながらや雑誌をめくる。4月、佐賀県の武雄市図書館が民間企業であるカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)を指定管理者としてリニューアルオープンした。スターバックスとTSUTAYAが併設され、年中無休ということもあり、オープンから多くの利用者を集めている。新しい試みとして注目される武雄市図書館は、これからの図書館のあり方を変えるのか。 民間ならではの演出光る 図書館経営に詳しい文学部の糸賀雅児教授は、実際に武雄市図書館を訪れた時の印象を「他の図書館では味わったことのない雰囲気だった」と語る。具体的には代官山の蔦屋書店を彷彿とさせ、に囲まれた感覚をもたらす書架配置やインテリア性の高い照明・家具類など、民間企業ならではの演出が随所に見られたという。 また、スターバックスやTSUTAYAが併設されていることに触れ、「今まで図書館

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    wackunnpapa
    wackunnpapa 2013/07/24
    糸賀さんか……。
  • 学術書をデジタル化 日本の大学で初の試み |

    慶應義塾大学メディアセンターは、学術書のデジタル(電子書籍)化と特定利用者への提供を試みる実験プロジェクトを立ち上げた。今年12月15日から2012年3月31日まで実施する。 著作権の残っている日語の学術書を著者の承諾のもと、出版社と協力してデジタル化し、これらを閲覧・貸出できるサービスは、日の大学では初めての試み。 実験プロジェクトでは約2000冊を目標に、図書館蔵書を中心とする人文・社会・自然科学系学術書をデジタル化。慶大に所属する学生や教職員を対象に閲覧・貸出を行う。 メディアセンターの提供する資料のうち、新聞を除いて日語の学術資料の電子版がほとんどなかったこれまでの状況を改善し、大学図書館で使える日語の教育用電子学術書の利用促進を目指す。 利用者は学習や研究などで使っている資料の一部を24時間、自宅からも利用できるようになる。また資料が貸出中で利用できないという状況も改善

    学術書をデジタル化 日本の大学で初の試み |
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