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ブックマーク / yashimaru.hatenadiary.jp (30)

  • 勉強会@中央線RT2016〜忘年編を開催 - Traveling Librarianー旅する図書館屋

    「勉強会」なるものはいつ登場したのか?ということが、最近、気になっています。 ビジネス系の雑誌とかでよく「最近は勉強会がブームで…」というフレーズを見かけますが、少なくともこの10年は断続的に見かけています。少し遡ると、1987年には『社外人脈・知脈のつくり方 : 「社外勉強会」のすべて』(佐々山晃著、ぱる出版)というも出版されています。 じゃあいつからやってるんだろうと、色々なデータベースを遡っていくと、出るわ出るわで、結局、明治時代に行き着きました。1895年の『風俗画報』99号に「講武所芸妓勉強会」という記事です。記事の出た2年ほど前から、店の垣根?を超えて芸妓さんが月一回神田某所に集まり、ともに芸事の熟達に励む…ということで、会費は自腹、幹事は2名交代制とするなど、1950〜1960年代くらいからビジネス系の雑誌記事で見かけるようになる社外勉強会とほぼ同じようなことをやっていたよ

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  • 勉強会@中央線RT2016〜夏を開催 - Traveling Librarianー旅する図書館屋

    3人幹事体制だった「勉強会@中央線」を21回、2人幹事体制だった「勉強会@中央線NEO」を18回やって辿りついた基1人幹事体制の「勉強会中央線RT」の4回目は、色々あって久しぶりの開催となりました。 今回のテーマは学校図書館。密かに温めていたテーマなのですが、誰にどうお願いするのか定まっていなかったのでこれまで手をつけませんでした。 いきなり私事で恐縮ですが、子どもの授業参観で小学校を訪れた際、20年ぶりに学校図書室(館)と再会しました。 今でこそ「図書館」で働いていますが、自分の過去を振り返ると、小学校時代は図書室に行った記憶はほとんどなく、中高時代もテスト前に図書室の机で少し勉強した程度で、「再会」と言っても、これまで学校図書室(館)と関わってきたことがありません。 しかし、学校図書室(館)は自分の生まれる前から存在し、自分の子どもが通っている小学校にも存在します。そして、2014年

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  • 第2回LRGフォーラム・菅谷明子×猪谷千香クロストークに参加 - Traveling Librarianー旅する図書館屋

    第2回LRGフォーラム・菅谷明子×猪谷千香クロストークに参加してきました*1。当日の記録などは、雑誌『LRG(ライブラリ−・リソースガイド)』の次号にも掲載されるらしいので、ここでは備忘を兼ねて感じたことなどを簡単にまとめておきます。 登壇者の一人、猪谷千香さんは今年出された『つながる図書館』でここ数年における注目すべき図書館の取り組みをジャーナリスティックにまとめていて、これからの「図書館」を考えるための一つの出発点になるものだと思います。そして、こののミソは、この出版イベントに参加して感じたことでもあるのですが、ターゲットが「図書館業界以外の層」にある点。この結果、「考える」主体は<図書館業界より大きな集合>になります。そして、もう一人の登壇者、菅谷明子さんは11年前に出された『未来をつくる図書館』でニューヨーク公共図書館の取り組みの紹介したことで、結果として(従来の貸出に偏ったサー

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  • 「図書館はコミュニティの核になるか」に参加 - Traveling Librarianー旅する図書館屋

    つながる図書館: コミュニティの核をめざす試み (ちくま新書) 作者: 猪谷千香出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2014/01/07メディア: 新書この商品を含むブログ (39件) を見る最近刊行された猪谷千香さんによる『つながる図書館:コミュニティの核をめざす試み』は、全国各地で同時多発的に取り組まれている「図書館」と「図書館的なもの」をめぐる様々な取り組みの<いま>を切り取った(そしてストーリーを持たせた)レポートとしてうまくまとめられていました。そう言えば、「新書」という業界外の人も手に取りやすい形で図書館のことがになるのは、(図書館の使い方…等のハウツーものを除けば)2003年の『未来をつくる図書館』以来ではないでしょうか。未来をつくる図書館―ニューヨークからの報告― (岩波新書) 作者: 菅谷明子出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2003/09/20メディア: 新書購

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  • 図書館総合展運営協力委員を拝命 - Traveling Librarianー旅する図書館屋

    2013/4/18付で図書館総合展運営協力委員という肩書を拝命することになりました。任期は1年。浅学非才の身ではありますが、推薦頂いた方々のメンツを潰さないためにも、精一杯務めさせて頂きます。 図書館総合展は、今や業界最大手に成長したイベントで、今年で15回目を迎えます。 業界外の友人からは「は?図書館で何やるの?」とよく言われるのですが、公式サイトに「図書館総合展とは、図書館を使う人、図書館で働く人、図書館に関わる仕事をしている人達が、“図書館の今後”について考え、「新たなパートナーシップ」を築いていく場です。当日会場では、図書館にまつわる様々なフォーラムやプレゼンテーション、多様な団体によるポスターセッション、そして企業による最新の技術や動向が伺えるブース出展など、様々な企画が行われます。」ということですね(ここに来ると、世界は全て図書館を中心に回っているかのような思いにとらわれるので

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  • 『日本の図書館におけるレファレンスサービスの課題と展望』 - Traveling Librarianー旅する図書館屋

    "業界関係者にしか認知されていない図書館サービス"として揶揄されがちなものの一つに、「レファレンス・サービス」というのがある。ざっくりまとめると、図書館員による「ユーザの調べ物をお手伝いする」行為全般を指し、「質問に答える」という受動的なものから、使えるコレクションの構築や予めヘルプとなるツール(業界では「パスファインダー」と呼ぶ)の作成といった能動的なものまで、多岐にわたるものだ。しかし一方で、「質問に答える」という狭義の解釈に押し込めようとする人も多い。 これは色々な理由があると思っているが、その一つにはサービスの実態がよく分からない→図書館(員)によって解釈がバラバラなままにサービス→ユーザも認識しづらい→サービスが定着しない…という負のスパイラルがあるのではないかなーという気がする。 ところで、「レファレンス・サービス再考」というエントリーでも書いたが、僕はひところ、レファレンス・

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  • 『1984年』×アーカイヴ - Traveling Librarianー旅する図書館屋

    2006.12 ミャンマー・ヤンゴンにて 僕がジョージ・オーウェルの『1984年』という作品を最初に意識したのは、高校生の頃、デイビッド・ボウイの『ダイアモンドの犬』に収録されていた「1984」というそのものズバリの曲を聴いたときだった。ただ、残念ながらその後ずっと、そのを手にとることはなかった。 それから十数年経って、ようやく『1984年』を読むことができた。特にずっと読まなかった理由も、今になって読みたくなった理由もない。たまたま屋で目にとまった、それだけのことだ。このエントリーでは、「アーカイヴ」という言葉を手掛かりに、その感想を書いておこうと思う。 一九八四年[新訳版] (ハヤカワepi文庫) 作者: ジョージ・オーウェル,高橋和久出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2009/07/18メディア: ペーパーバック購入: 38人 クリック: 329回この商品を含むブログ (35

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  • 図書館員学習論事始 - Traveling Librarianー旅する図書館屋

    職場学習論―仕事の学びを科学する 作者: 中原淳出版社/メーカー: 東京大学出版会発売日: 2010/11/05メディア: 単行購入: 7人 クリック: 182回この商品を含むブログ (19件) を見る企業における学びをテーマに、教育学から経営学及び経営の現場に切り込む中原淳さん初の単著。僕自身、中原さんの主催するlearning barには二度ほど参加したことがありますが、行く度に多くの気づきや学びを貰っています。 さて、このは、アンケート結果の統計処理をベースに、個人の職場における他者に支援された学習について、「人は職場で、どのような人々から、どのような支援を受けたり、どのようなコミュニケーションを営んだりしながら、職務能力の向上を果たすのか」、「職場における人々の学習を支える他者からの支援やコミュニケーションに影響を与える、職場の組織要因とはどのようなものなのか」といった問いに答

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    wackunnpapa
    wackunnpapa 2010/12/22
    やっぱり買おう。
  • 新しい時代の図書館研究会第5回研究交流会に参加 - Traveling Librarianー旅する図書館屋

    新しい時代の図書館研究会第5回研究交流会@武蔵野美術大学美術館・図書館に参加してきた。この研究会への参加は、第2回の多摩美大図書館、第3回のせんだいメディアテークに続く3回目。毎度、よくある図書館系のこういった催しとは一味違う知見をもたらしてくれる。 さて、今回は4月に新装開館した武蔵野美術大学美術館・図書館(「美術資料館」から改称)がお題。2010年12月号の丸善ライブラリーニュースでも特集されているが、今注目の新館。事務部長の庄美千代さんのレクチャー、見学、質疑応答の3立てで会は行われた(諸事情により懇親会は欠席)。同じく参加されていた岡野裕行さんも記事を上げているし、そのうち会の公式サイトにも久慈達也さんがまとめを載せると思うけど、感じたところを書いておく。 建物とそれを運用する人間の関係。建物は、いかなるプロセスを踏むにせよ、結局は所与のものとして与えられるものだ。どの場合も、

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  • 図書館総合展2010一部始終 - Traveling Librarianー旅する図書館屋

    今年もパシフィコ横浜(みなとみらい)で開催された図書館総合展に参加してきました。 L-1グランプリに参戦 以前書いたとおり、石けんブラザーズ(氏原茂将/久慈達也/寺町健/橋詰宗/福林靖博)名義で参加。予定どおり?グランプリを獲得しました。こういうイベントが開催されたこと自体の意味は大きいとは思いますが、全体的にやや内輪ノリなのが気になりました。他にも色々言いたいことはありますが、チーム趣旨に書いたことが全てです。 図書館のことを考えるのに、図書館員や業界関係者ばかり集めても意味がない。その周辺に展開される様々な分野から気鋭の人材を集めてチームを組み、そのスキルと知恵をかけ合わせることが必須だ。このチームには、(女子こそいないが)ライブラリアンだけでなく、デザイナーや編集者、研究者、キュレーターなど、様々な肩書とバックグランドを持ったメンバーがいる。もちろん他の7チームにも敬意を払うが、私た

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  • 川口メディアセブン:ブラウンジングトークセッションに参加 - Traveling Librarianー旅する図書館屋

    だいぶ前ですが、9月16日に行われた川口メディアセブン:ブラウンジングトークセッション(ゲスト:仲俣暁生さん)に参加してきました(一年半ぶりの訪問でした)。イベントの仕掛け人であるメディアセブン・ディレクターの氏原茂将さんが書かれているので、今さら感は否めないのですが・・・。 「仲俣暁生さん ブラウジングトークセッション」(cdc blog) 「のない公共空間で図書館について考える」(マガジン航) ホットな時期にホットなネタだったので、それなりに知った顔も来ているのかと思いきや、意外にそうでもない顔ぶれ。裏を返せば、それだけみんなの関心を集める話題であり、またメディアセブンのイベントにお客さんが着いている証左と言えるかもしれません。とは言いつつ、すぐ下の市立図書館からの参加がゼロだったというこの事実は、去年のせんだいメディアテークでのイベントの時と同じで、やっぱりフクザツな気分です。全国

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  • ブータン国立図書館には本がない!? - Traveling Librarianー旅する図書館屋

    のない図書館について考えるためのを持ってきて」ということで先日、飲み会をやった*1。その際に僕が持って行ったのがチベット仏教学者として有名な今枝由郎さんの著書。 ブータンに魅せられて (岩波新書) 作者: 今枝由郎出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2008/03/19メディア: 新書購入: 4人 クリック: 65回この商品を含むブログ (18件) を見るタイトルからすると図書館には関わりがなさそうだが、書の裏テーマの一つがブータン国立図書館の<近代化>なのだ。今枝さんは1981年から1990年までの10年間、「国立図書館顧問」という肩書でブータンの首都ティンプーに滞在した。ほぼ鎖国状態にあったブータンへの入国・滞在許可を得るまでのドタバタやブータンに生きる人々の暮らしについて興味深い記述もあるのだが(そしてそれがこのの主題なのだが)ここでは飛ばして、今枝さんの関わった国立図書

    wackunnpapa
    wackunnpapa 2010/09/19
    “館長である高僧の頭の中に全ての経典に関する情報がインプットされているので、そういったものを用意する必要がなかった”
  • Airport Library @スキポール空港 - Traveling Librarianー旅する図書館屋

    空港での時間の過ごし方は、なかなか難しい。「どうしますか?」と問われても、免税店やバーでで搭乗までの時間と余った現地通貨を消化する位しか、ぱっと思いつかないのが普通ではないだろうか。けれども、オランダ・アムステルダム近郊にあるスキポール空港では一味違った時間を過ごすことができる。それが10/8/26にオープンした"Airport Library"だ。 オランダ・アムステルダムの空港に図書館が開館(カレントアウェアネス-R 10/8/30) 出国手続きを済ませて少し中ほどに折れたところに、それはある。そこでは、書架に並んだオランダに関する様々な言語・分野のが座り心地の良さそうなソファで読めたり、備え付けの端末で音楽や映像が視聴・ダウンロードできるようになっている(ちなみに、Libraryの隣には、"Airport Museum"があって、レプリカの展示や美術館グッズの販売が行われている)。

    Airport Library @スキポール空港 - Traveling Librarianー旅する図書館屋
    wackunnpapa
    wackunnpapa 2010/09/06
    いつだったか,ある事情(定期便の遅れではなく)で米子空港にて5時間待ちする羽目になったときは辛かった(^^;)。空港図書館が全国の空港に広がると,また違った楽しみや時間の潰し方があると思う。
  • レファレンス・サービスの業務モデルを模索する - Traveling Librarianー旅する図書館屋

    「レファレンス・サービスこそ図書館サービスの真髄」みたいな話を聞くことが多いです。少なくとも僕は。 日ではあまり定着しているとは言えないこのサービスの名称やこれからのあり方の議論は別に譲るとして、ある意味で「図書館の直接的な知識提供サービス」ともいえるこのサービスにおいて、これまできちんとした業務モデルが提示されてきたか、換言するならばライブラリアンのナレッジはマネジメントされてきたかというと、答えは「否」だと思います*1。 ところで、知識創造モデル(SECIモデル)*2というナレッジマネジメントの基理論として使われる知識創造のダイナミズムを示したモデルがあります。 これは非常に汎用的なモデルで、レファレンス・サービスのモデルに援用してみると、次のような形になるのではないかと考えます(これは、少し前から言われている「エビデンスに基づくアプローチ」のレファレンス部分を下支えするモデルにも

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  • 情報ネットワーク法学会 - 第1回「技術屋と法律屋の座談会」に参加 - Traveling Librarianー旅する図書館屋

    7月16日に開催された情報ネットワーク法学会 - 第1回「技術屋と法律屋の座談会」<岡崎市立中央図書館へのアクセスはDoS攻撃だったか?>(パネリスト:石井徹哉千葉大教授、上原哲太郎京都大准教授、落合洋司弁護士、高木浩光産総研主任研究員)というのに参加してきました*1。後日、記録を出すことも考えておられるようですが、自分なりに簡単にまとめておきたいと思います。 業界内でちょっと話題になっていたこの事件。詳細は、ニュースのまとめサイトや、今回逮捕されたご人の解説サイトを見てください。 噂のネット事件簿:「岡崎市立中央図書館サーバー事件」まとめ librahack マスコミ報道だけでは分からない岡崎図書館事件 岡崎市立図書館 こういった公知情報に加え、パネリスト側で警察・ご人に取材されて得た内容をそれぞれ紹介してのディスカッション、という流れでした。パネリストから出たコメントはおおよそ次の

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  • 鼎談「まちづくり・観光・図書館」 - Traveling Librarianー旅する図書館屋

    2010/7/4の第57回図書館問題研究会全国大会in草津*1で行われた鼎談「まちづくり・観光・図書館」*2は、何はともあれここで触れないわけにはいかないだろう。以下、中継を後追いして気になったことをつらつらと書いてみたい。 近年、図書館での観光展示や観光パンフレットの交換などが盛んになり、観光客が図書館を利用する光景も当たり前になっています。観光施策の中に図書館はどのような形で関われるのでしょうか。一方、まちづくりを通して図書館が果たす役割や住民への働きかけも重要になっています。観光×図書館×まちづくり。図書館が触媒となってどんな素敵なものが生まれるか。各分野で活躍している三人が熱く語ります(パネラー:大宮登(高崎経済大学教授)/岩崎比奈子(日交通公社)/嶋田学(東近江市立図書館))。 ※公式ホームページより転載。 鼎談の冒頭で嶋田さんから先行研究文献や様々な事例を紹介した*3後は、パ

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    wackunnpapa
    wackunnpapa 2010/07/08
    個人的な体験で,観光に行った先で公共図書館も見たのは,博物館併設の遠野市立図書館くらいかなあ? 博物館はよく行きますが・・・・・・・。
  • マイニング探検隊第2回勉強会に参加 - Traveling Librarianー旅する図書館屋

    今月も参加してきました(仕事の都合で遅刻&例の如く懇親会欠席でしたが)。懇親会出てないせいかもしれないけど、どうにも勉強会へのコミットメントの仕方というか、他の方との距離感がつかみきれてないのですが、まぁそれはおいおい。 さて今回は、検索エンジンについて、独習者にはタフな解説から始まりました(内容は、勉強会公式ページに掲載されるスライドやtwitterのまとめを参照)。 個人的に興味深かったのは、検索エンジンというのは、個人の情報検索要求とサービス側で用意する検索ロジックのマッチング、という根的な構図の再確認でした。そして、そこにパラメータとして、人間心理を背景にした情報検索行動というものが絡んでくる。 以前、図書館員の情報検索行動について少し検討をしたことがあるのですが、その時の結果を粗くまとめると 図書館員は絞り込んでいく検索(=それがあるかないか) ユーザは網を広げていく検索(=何

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  • 「地域社会圏」に図書館を置いてみる - Traveling Librarianー旅する図書館屋

    twitterのTLを眺めていたら、最近よく目についたので購入した一冊。 地域社会圏モデル ――国家と個人のあいだを構想せよ (建築のちから) 作者: 山理顕,中村拓志,藤村龍至,長谷川豪,原広司,金子勝,東浩紀,大西正紀+田中元子/mosaki,長島明夫出版社/メーカー: INAXo発売日: 2010/03/30メディア: 単行(ソフトカバー)購入: 6人 クリック: 74回この商品を含むブログ (16件) を見る 「地域社会圏」とは、一つの住宅に一つの家族が住むというモデルが現在の硬直した日の運営システムをつくり、それが今や大きく破綻していると考える山理顕による問題提議。家族の枠を超えた400人のための住まい方を提案し、公と私を媒介する中間集団のあり方イコール、アラタな公共的空間とは何かを考える試みである。その山の問題提起に応え、30代の若手建築家、中村、藤村、長谷川が、日

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    wackunnpapa
    wackunnpapa 2010/04/12
    まだ読んでなかった><
  • 「2010年代の出版を考える」@阿佐ヶ谷ロフトAに参加 - Traveling Librarianー旅する図書館屋

    2月1日に阿佐ヶ谷ロフトAで行われたイベント「2010年代の出版を考える」に参加してきました。仕掛け人は、同じ某NPO法人に籍を置きながら面識のない沢辺均さんや某勉強会でスピーカーをお願いした仲俣暁生さんがたち。もともと開催されるのは知っていたのだけれども、最終的に行くことを決めたのは、編集プロダクションを経営している高校の先輩から訊かれた「電子出版関係の情報が、何かないか?」という一言。「じゃあ行きましょうよ」ということで、参加したわけです。で、行ってみたら、ARGの岡真さんはいるわ、ライターの西牟田靖さんはいるわと、何げに知り合いがけっこういる集まりでした*1。 出版のこれからについては色々考えもあるんでしょうが、図書館的な立場から個人的な意見(暴論?)を言わせてもらうと、「情報さえストックされるんであれば紙でもデジタルでも何でもいい」というところでしょうか。単なる<メディア>の違い

    「2010年代の出版を考える」@阿佐ヶ谷ロフトAに参加 - Traveling Librarianー旅する図書館屋
    wackunnpapa
    wackunnpapa 2010/02/02
    昨日ついったに流れていたのは,この話だったのか.
  • 「パスファインダー」極私的まとめ - Traveling Librarianー旅する図書館屋

    某MLでパスファインダーについて長めの投稿をしたので、大幅加筆修正して転載します。 パスファインダー*1について、色々な論点が提示されていますが、自分の考えと少し違うところもあるので、まとめておきます*2。全国の図書館でパスファインダーを作りましょう!というのが目的ではありません。あくまでも論点整理です。 リサーチ・ナビがあれば十分、という話。 2009年5月に公開された国立国会図書館NDL)のリサーチ・ナビは、従来の調べ方案内や各種領域のホームページやデータベースに加え、NDL-OPACやレファレンス協同データベース、果てはwikipediaもまとめてナビゲーションするサイト*3。パスファインダーを単純に羅列するだけではなく、関連するテーマなどに沿って書誌情報などとまとめて提示してユーザをナビゲートする*4ということで、特に情報探索の取っ掛かりに使えるサイトだとは思います。 これを踏ま

    「パスファインダー」極私的まとめ - Traveling Librarianー旅する図書館屋