多様な賃率、地方交通線の運賃計算方法の差異、区間特定運賃など複雑なJRの運賃計算体系は、2014年4月の消費税増税に伴う運賃改定にあたり、JR東日本が1円単位のIC運賃を導入し、ますます複雑になった。JRの運賃計算ルールは、乗車券を目的地まで購入せず途中で分割したほうが運賃が安くなる逆転現象の原因にもなっている。この複雑な体系は簡素化すべきであると思う。特急料金も運賃にまして複雑で、分割購入の問題がある。 なお、従来旅客営業規則(旅規)と旅客営業取扱基準規程(基準規程)とに分かれていた急行券と急行料金規定は、2021年5月27日の改定で旅規に統一された。
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