今年、宣伝会議賞は新しいロゴマークを策定しました。手がけたのは、2020年東京五輪の公式エンブレムを制作した、デザイナー/アーティストの野老朝雄氏。エンブレム決定後、野老氏が初めて制作した今回のロゴ。そこに込めた思いや制作エピソードを聞きました。 私は建築出身ということもあり、広告界のことをあまり知りません。宣伝会議賞も、今回お話をいただいて知りました。今年で54回を迎えるとのことで、「そんなに続いているのか」と驚きましたね。宣伝会議賞は、半世紀以上続いてきたコンペティションで、もはや100回目が視野に入る段階にまできている。脈々と続いてきた、また今後も続いていく歴史ある賞に、こういう形で関われるのは嬉しい。光栄に思い、取り組みました。 多くのつくり手が望んでいることかもしれませんが、私には「自分がつくった図形が、できる限り長く使われてほしい」という願望があります。私がデザインを考えるとき
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